『FF7R』は最初からやってないことにしよう、と思った。 第2章を終えたあたりでもう限界だったのである。 とにかく気持ち悪い。 何が気持ち悪いって、顔が気持ち悪いの。 フォトリアルじゃないのに、顔のテクスチャーだけフォトリアルっぽくしてあって、アップの顔がメチャメチャ気持ち悪い。 見るに堪えないよ。 『FF15』の時には感じなかった気持ち悪さだな。 さらにキャラの言動と頭身が一致してないのも気持ち悪い。 言動が幼すぎるんだよ、この頭身にしては。 もっというと、治安部隊に追いかけられているのに、大剣を背中に背負ってる主人公とかあり得ないだろ。 右手がガトリングガンになってるとか、もはやギャグの領域。 PS1の時の表現力だからこそ許されたものをPS4で再現するのは無理があるよな。 これは私には無理だ、と思ったのである。 幸いにして、CG技術的にはもはや見るべきものは無いので、やらなければいけない理由はなさそうであった。 しかし、FF7オリジナルとの相違点は知っておきたい。 知識として知っておく必要はあると思ったのだ。 そこで私は、検索をかけて見つけたあるHPを読んで、驚きの事実を知るのである。 FF7のスタート時より2000年前から歴史は始まるらしい。 その最初に「侵略生物ジェノバ襲来」って書いてあった。 なにそれ!?初耳なんですけど。 そこから30行ぐらい物語がスタートする前の歴史が書かれているのだが、ほぼ全て初耳であった。 二十数年前のことだから覚えていないのかな? でも、一度聞いたら忘れられるとは思えないほど、中二病的な設定のオンパレードなんだけど。 あまりの内容に度肝を抜かれた。 さらに驚いたのが、オリジナルのセフィロスがパラレルワールドである『FF7R』側に干渉している、というような話らしい、ということ、これは。 その過程は箇条書きの文章を読んだだけでは、私には理解できなかった。 オリジナルでは死んだキャラが『FF7R』側では死ななかったらしく、どうやら物語が変化するのは間違いないらしい。 なんとなくやらなきゃいけないような気はしてきた、『FF7R』。 これはひょっとすると、中二病的な物語の最高峰なのかもしれん。 最高峰であるならば、その水準感を獲得する必要があるからな。 これはまた難儀なことになったよ。 <後日談 2020_09_28> やっぱり無理だった。 第3章のお使いに耐えきれなかった。 きっと10年後ぐらいに4倍速搭載のリメイクが発売されるだろうから、またその時に。 私が生きていれば、の話だけれど。 |