魔界戦記ディスガイア

ベスト版は困る 2004_11_28

 

『魔界戦記ディスガイア』が終わった。
この10日間で50時間はプレイしちゃったな。
勤め人としては限界に近い数字だ。
良くプレイしたな、自分。
メチャメチャ面白かった。
もっともハッピーエンドじゃなかったので、また2周目始めちゃったんだけど。

ところが、こんなに面白いにもかかわらず、実は私は一回このゲームを投げ出している。
『魔界戦記ディスガイア』を買ってきたのは『ファントムブレイブ』が終わった直後だから、もう4ヶ月近く前のことだ。
日本一ソフトウェアの作品をもっとやりたい!って思って買ってきたのだが、これが大変だった。
私のファーストインプレッションとしては、ひどく複雑で、ひどく思いやりのない、ゲームをプレイヤーの中で立ち上げさせるのが超ヘタなゲームだ、という判断だったのである。
こんな大変な思いをしてまでプレイする必要などない、と思った。(この辺の話はまた別に書くつもり)

そうこうしているうちに、ベスト版が発売された。
定価2800円である。
ガーン。
中古よりメチャ安いじゃないか。
『魔界戦記ディスガイア』はかなり人気作だったようで、中古でもかなり高かったのだ。
くやしいっ!
おまけにベスト版も結構売れているようで、私が中古を消化したことが、新たな販売を呼び起こした可能性が高い。
SCEにはびた一文儲けさせない、という私の信条に反する結果になってしまった。
これでプレイせずに終わってしまっては余りにも情けないので、もう一回奮起したら何とか立ち上がったのである。

ここまで楽しむことが出来たのもベスト版が発売されたからだと思うと、ちょっと複雑な気分ではある。
楽しんだという意味では、スゴク楽しんだんだ。
しかし、最近はベスト版が発売されるケースが多く、どのタイミングで中古を買ったらSCEの懐を暖めずに済むのか、判断が非常に難しい。
おまけに、GCで余り新作が出ないため、次に何をやろうか考えているとPS2用しか思い浮かばなかったりするのである。
ナムコの『塊魂』なんかはもう我慢できないから買っちゃおうと思った矢先にベスト版の発売情報が耳に入って買えなかった。
ベスト版が発売されて、更に一定期間経過しないと買えないのである。
困ったな、ホントに。
いっかいSCEが潰れかかってくれれば、もういい加減許してやろう、という気にもなるのだが・・・。



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