チャリ走 DX、PSVita版

一番凄いのを知っているから 2014_02_02

 

年始早々、任天堂のeshopでバーゲンセールが開催される予定だった。
ゲームスケジュールも空いているし、『チャリ走 DX』でも買おうかと私は思っていた。
ところが、バーゲンセールは延期になったのである。
どうやらポケモン関係でアクセスが集中したせいらしい。
ホントに任天堂ってネット周りに弱いんだな。
バーゲン自体は後に開催されたらしいのだが、その間に私は知ってしまったのだ。
『チャリ走 DX』はPSVitaならタダでダウンロード出来るということを。
プレイステーションモバイル?を普及させるためのエサなのかな、あれは。
画面も大きいし、タダならそれに越したことはない。
私はPSVita版をダウンロードした。

ゲーム内容はシンプルだ。
自転車でゴールまで到達するだけ。
プレイヤーに出来ることは自転車の位置を前後させることとジャンプだけ。
途中に置いてある3枚のコインを全部取ってゴールすることを前提としたバランス取りで、ゴールするだけなら、おそらくすぐに終わってしまうだろう。
だから、私はコインをフルコンプするまで先に進まないことにした。

クリア出来るまで同じステージを何回もやっていると気付くのである。
この『チャリ走 DX』が間延びしていることに。
スクロールが遅い割に仕掛けのない道が長すぎる。
おまけにコンティニューすると、ローディングがある。
この程度の内容でなぜローディングがあるんだ?
さらに、ローディングが終わったあとの、スタートカウント「3、2、1」が遅すぎる。
ローディングよりカウントの方が長いなら、カウントの中にローディングを入れればいいんじゃん。
コインを取るところだけ難しくしてあるからには、たぶんそれに挑んで欲しい、と創り手は思っているはずであり、だったらコンティニューにかかる時間は短くするはずだ。
どういうつもりなのかよくわからない。
私だったら、もっとギュッと詰めるけどなあ。
もっとテンポアップしてくれれば、難易度はもっと上がっていても全然問題なかったと思う。
ゲームは決して難しくなかったが、今ひとつやる気になれなくて、全ステージ攻略するのに時間が掛かってしまった。

局面局面においては、それなりに上手につくってあると思うのだが、どうも私の体内時計とバランスが一致しない感じ。
これは、あれかな。
私が『ゲキヤバランナー』を知ってしまっているからなのかな。
この手のゲームでは、おそらくあれ以上はないだろう。
一番凄いヤツを知ってしまったからには、それ以下のゲームをやって面白く感じられないのもやむを得ない。
『チャリ走 DX』を面白くないといったら、それは酷に過ぎる話なのかもしれん。


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