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STEAMに無料のゲームを見かけることがある。 なんでかな?と私は思うのである。 STEAM側はサーバーに負荷がかかるし、開発側には収益がない。 DLCがあればまだわかるが、完全に単体でダウンロードできるものもあるのである。 ChatGPTに聞いたところ、STEAM側には登録料として100ドル入るそうだが、開発側には何にもない。 趣味でゲームを創って、100ドル払って配布してもらっている、ということなのか。 しかし、これから書く『猫の願いが叶うなら』に関して言えば、そうじゃない。 過去作の広告なのである。 この『猫の願いが叶うなら』は短編アドベンチャーゲーム。 誕生日を祝ってもらえなくて寂しい猫が異世界へあちこち逃げていくお話。 猫のストレスを解消しないと世界が崩壊するので説得しようとすると、拗ねて逃げてしまうのである。 で、その逃げていく異世界が過去作の世界。 行く先々にゲームカートリッジが落ちており、起動すると過去作の概要とSTEAMへのリンクが表示される。 なかなかうまい広告だね。 セールになったら買おうかと思ってウィッシュリストに入れたもの。 お話自体もまあまあ良かった、ハートウォーミングで。 すぐに終わるし、過去作の雰囲気もわかる。 ここのメーカーさんのゲームに出てくるキャラはいい奴ばっかりなんだ。 このゲーム中に出てくるキャラと過去作の概要を合わせ読むと、もうそれだけで泣きそう。 買いたくなるよ。 非常に巧い宣伝方法でした。 |