nintendogs

ペースを掴んだ 2006_05_18

 

『nintendogs』をプレイし始めて、いつの間にか一年が経過していた。
全く恐ろしいことである。
私はこの一年の間にエサをやり忘れたことが4回しかない。
つまりそれ以外の日には少なくとも一回はやったということだ。
我ながら良くやったな、と感心している。

プレイし始めた当初は、うたた寝をしていると子犬がすり寄ってくるような感覚に襲われるほどハマっていたのだが、一緒に遊ばなくなるとダメだな。
つまり新しいアイテムが出てこなくなる辺りから、だんだん楽しいからやるんじゃなくて、犬が可哀想だからやる、に変わってくる。
そうすると苦痛の方が強くなっていくのである。

だから、私は一年を節目にしたいと思っていた。
さすがに毎日犬の面倒を看るのは辛い。
一周年を機に、新しい犬を買って、愛犬チビとルーガをケンネルに預けてしまおうと考えていたのである。
常に一匹は飼わないといけないので、愛着のない新しい犬を手元に置いて、飢えに耐えてもらう。
新しい犬にとっては災難だが、人間というのは身勝手なモノなのである。

早く一年経たないかなあ、と思いながらプレイを続けてきたのが、いつの間にか一年が過ぎてしまった。
なんだか体が『nintendogs』に慣れてしまったようだ。
ペースが掴めてきたと言うべきか。
テレビ見てるときに、ちょっとDSを起動してやればいいのだ。
時間がなければ散歩は諦めればいい。
エサと水をやって、ときどき体を洗ってやればいいのである。
エサは一日一回でいいし、散歩に連れて行かなくても、特に嫌われたりしないようだ。

一年が過ぎてみると、結構まだ出来そうだなあと思えてきた。
野球シーズンが始まったので、丁度いい。
ピッチャー交代の合間とかにちょっとやればいいのだ。
退屈な時間を埋め合わせるのに都合の良いゲームなのかもしれないな。

それでも、エサをやり忘れて、夜中に犬を起こすことはしばしばある。
あれも結構忍びないな。
自動エサやり装置付きのWii版にデータ移せればいいのに、と思わずにはいられない。
移すことが出来たら出来たで、私はプレイしなくなるに違いないのだが。

そこいら辺が任天堂の凄いところではあるな。
面倒なことでも決して省かないという。
ああいう強い気持ちがプレイヤーを引っ張っていくんだろう。
よほど自信がなければ出来る事ではない。


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