ポケモンレンジャー 光の軌跡

使うものではなく、捕まえるもの 2010_03_25-26

 

かなり前のことになるが、ポケモンを使って謎解きするアドベンチャーゲームが作れるんじゃないか、という話を書いたはずだ。
ポケモンを動詞として使ってやれば、コマンド入力型のアドベンチャーゲームと同じ事が出来るはずだということに私は気づいたのである。
この考えを実現してくれたと思われるのが「ポケモンレンジャー」。
予想通りの作品が出てくれたということで、そのうちやろうとは思っていた。
しかし、どういうワケかタイミングが合わず、今回シリーズ3作目になってようやくプレイすることが出来たのである、『ポケモンレンジャー 光の軌跡』を。

ところがやってみたら、私が思っていたのとは少し違っていた。
別に謎解きをやらせるわけじゃないんだな。
何をすればいいのかは分かっている状態で、そのために必要なポケモン捕まえてこいっていうゲームだった。
捕まえるといっても、ゲーム中では円を描いて心を通わせるという設定だけど。
理屈はわからない。
で、あーなるほど、と思ったよ。
やっぱり私は全然分かってなかった、ポケモンがどういうものかを。

結局ポケモンって捕まえて、コレクションするもんなんだ。
用途を考えていたら、必要ないポケモンいっぱい出てきちゃうもんな。
使い分けなんてそんなに出来るはずもないし。
どこをゲームにするかと言ったら、やっぱり捕まえるところであって、謎を解くところではないのである。

プレイし終えてポケモンのリストをずらっと表示してみると、ポケモンってこうでなくちゃいけないんだということがよくわかる。
必要なポケモンだけなら300匹近くものドット絵を描く必要なんてない。
全部出すということが大事なんだ。
必要かどうかは関係ないのである。
さすがにポケモンでゲームを創ってる方々はよくご存じだということだろう。

当てが外れた恰好なのでややがっかりはしたが、ゲームは面白かった。
極めて丁寧に創られたRPGで、欠点らしい欠点は見あたらない。
前作より売れ行きはやや落ちているそうだが、おそらくそれは3作目だからだろう。
こなれてくる反面、新鮮みは落ちる。
私は初めてだから凄く新鮮に感じられたけどね。
プレイして損はしなかったな。



<余談>
このゲーム、アクションをやらせるせいかキャラが小さめだ。
当然使えるドットが少ないのだが、ちゃんとそれらしく見えるから凄い。
300種類も良く作ったな。


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