『すばらしきこのせかい』のシステムはある意味に於いてすごく親切である。 死んでもゲームオーバーにならず、コンティニュー出来るし、難易度を下げて再挑戦することも出来る。(難易度を下げずに、装備を設定しなおすことができれば、なお良かったが) ときどきやけに強く感じる中ボスが出てきて、直近のセーブポイントが大分前だったときは難易度を下げても、まあ、やむを得ないだろう、と思った。 というのも、私はこのゲームのシステムを全く理解していなかったのである。 理解していないのだから、何回やってもそのままではクリアできるはずがなかった。 なんでこのゲームのシステムを理解しないままプレイを進めてきたかというと、非常に文字が読みにくかったからである。 所々で説明が出てくるのだが、やけに字が小さくて、画面いっぱいにびっちり書いてあった。 DSは画素が荒いので、字が小さいと読みにくいのだ。 なんでこんなもん読まなあかんねん。 それが10ページ続いたりとか、正直このゲームを創った人はアホじゃないかと思ったな。 このゲームでは、パートナーと上下画面で別々に戦い、パートナーの戦闘システムがそれぞれ違っている。 しかもプレイヤーは上下で別の戦闘を同時に行わなければならない。 せめて戦闘システムぐらいはちゃんと覚えようと思ったのだが、これがまた酷い。 戦闘方法の説明が上下2画面いっぱいにびっちり書いてあって、とても読めなかった。 私が知っているスクウェアのイメージからは、信じられないほど不親切だったな。 生理的に拒絶反応が出たのである。 頑張って読もうと最初は思ったのだが、読んでも理解できなかった。 自分でもどうしてかわからない。 本当に全く理解できなかった。 もう仕方ないので、途中から説明文はいっさい読まないことにした。 読まなくても、大体出来るのである。 そこはそれ、今までゲームをやってきた経験がある。 アイテム関係は読まなくても弄ってたらわかった。 しかし、やはり問題はパートナーの戦闘システムで、こっちは適当にボタンを連打するだけで、とりあえずエンディングまで来てしまったな。 ただ、やっててこれはちゃんとやったら面白いだろう、という感覚もあって、システムを理解したいとは思っていた。 光球ラリーで与えるダメージを大きくし、パートナーとの協力攻撃の回数を増やせば、おそらく難易度を上げても倒せるだろうという感触はあったのである。(光の球を上下で受け渡すのだが、回数が増えるほど与えるダメージも増える) このゲームにはクリア後のおまけ要素があって、ある条件をクリアすべく各パートをやり直すことが出来る。 折角だから戦闘システムを理解する方々やってみようと思って、クリア後もずっとプレイを続けてきた。 大体システムは理解できてきたかな、と思っているのだが、やってみるとなかなか難しいな。 上下で同時にプレイするので、脳みその割り振りが難しい。 下画面の方が戦いやすいので、つい下ばっかり見てしまって、上が疎かになるのだ。 かといって、上でカードを選ぶことに意識を割くと、却ってラリーが続かなかったり、ということもある。 このゲームは、装備品や食べ物でパラメーターが少しずつ上がっていくので、ラリーにさえ気を配っていれば、そのうち隠しボスみたいな奴にもレベル:ハードで勝てるようにはなるのだが・・・。 今のところ、上画面は「適当に連打」が一番良い結果が出ていて、なんか物足りない。 もっと上のプレイがあるはず、と分かってはいるのだ。 しかし、これがなかなかね。 上手くなる余地がまだ残っているのだから、結構なことだとも言えるけど。 |