遊びたいゲームが全然見当たらない。 というか、新作が量的に足りてないんだよな。 私みたいにやり込まない人間には、もっとたくさんのゲームが必要なのである。 ホント、次やるゲームを探すのが大変。 いつもアマゾンのランキングを見ているのだが、3DS→PSV→WiiU→PS4→PS3と調べていっても、とうとうやりたいと思うゲームがなんにも出てこなくなった。 仕方ないから、DSまで調べていって見つけたのが『SIMPLE DSシリーズ Vol.41 THE 爆弾処理班』。 特に評判がいいわけでもないし、特に何かを期待していたわけでもない。 ただゲームスケジュールを埋めるためにやっていただけのことである。 今更このゲームの中身について書くつもりはない。 私が書きたいのは、今となってはこういうのが極めて貴重な作品なんだ、ということである。 2,800円、いわゆるハーフプライスのアドベンチャーゲーム。 この辺はもう今はなくなっちゃったゾーンなんだ。 逆転裁判とかダンガンロンパといった大作から下、ダウンロード版のみ1,000円以下より上のゾーン。 ここにはぽっかり大きな穴が空いてしまっている。 何にも無いんだ。 絵はちゃちくてもいい。 音声も要らない。 そこそこボリュームがあって、そのボリュームの中でキャラもしっかり立てて、それなりに何か(例えば爆弾解体とか)に置き換えたミニゲームを備えている。 キャラクター同士の絆も描く。(例えば、スーパードッグとの友情とか) 少しチープだけれども、それなりにしっかりした作りのアドベンチャーゲームなんだ、いま一番欠けているのは。 ミドルゾーンの満足感を追求したゲームがほんの5年ぐらい前まではあったのにね。 そりゃ採算に合わなくなったから作られなくなったのは間違いない。 DSの頃には採算が合ったんだな。 これにお金を出してくれる人がいくらかはいたんだ、当時は。 いまでも1,000円以下のゾーンであれば、あることはあるんだけど、やはりちょっと物足りないんだよなあ。 キャラクターを掘り下げられるほどのボリュームを用意できないんだろう。 そんなことだったら、むしろDSのゲームをやった方がいいんじゃないか。 『SIMPLE DSシリーズ Vol.41 THE 爆弾処理班』、これ結構気に入ったから、DSの掘り出し物でも探してみたいところだ。 |