リズムゲームは止め時が難しい。 そこそこ気持ちいいもんだから、やろうと思えばいつまででもプレイできちゃう。 私みたいにたくさんのゲームをやるプレイヤーにとっては悩ましいところである。 だから、ここまでやったら良しとしようっていうリーズナブルな目標を立てることが必要だ。 『初音ミク -Project DIVA- f』を終わらせるために私が立てた目標は、まずまず悪くなかったと思っている。 しかし、これはなかなか上手くいかなかった。 このゲームを終わらせるためには、やはりEXTREMEで一曲ぐらいパーフェクトを出さなきゃならないだろうと思った。 どの曲にするか。 連打系は諦めるとして、それ以外で自分が一番納得できる曲を選ぶ。 とすると、やはり「ブラック★ロックシューター」か、ということになった。 連打系が全くないうえに、プレイしていて一番盛り上がる曲だ。 ムービーもやけに力が入っているし、チャンスタイムが成立したときのシンクロ感が一番強い。 そして何より簡単そうだ。 間違えやすい箇所は2カ所しかない。 しかも、そのうち一カ所はスタート直後にあるから、失敗したらやり直せばいい。 実質一カ所みたいなもんだ。 衰えたりとはいえ、さすがにこれぐらいは出来るだろうと思ったのである。 やってみたら、10回目あたりで SAFE 2 が出た。 全部COOLで揃えなくても、FINE以上ならパーフェクト判定になる。 (COOL,FINE,SAFE,SAD,WORSTの5段階評価) これはちょっと簡単すぎたかなあ、と最初は思った。 ところが、ここからが長かった。 イージーミスしたり、親指の爪が伸びすぎてて隣のボタンを押してしまったり、出来そうで出来ない日々が続いたのである。 そのうちだんだん飽きてきた。 いや、飽きてきたといっても面白くないというわけではない。 どうやら脳が飽きてしまったようなのだ。 プレイを繰り返すうち、だんだん刺激が無くなってゲームに集中できなくなった。 とにかく雑念にとらわれる。 次のゲーム話なにかこっかなーとか、 こんなに画面が素早く切り替わって、てんかんの人は大丈夫なのかな?とか、 これ、なんて歌ってるんだろ?とかね。 集中できないもんだから、結果も出ない。 延々とプレイ回数だけが積み重なっていった。 結局、パーフェクトを達成したのは78回目のクリアだった。 途中でリセットした回数は数え切れない。 こんなに苦労するとは思わなかった。 さすがに最後は緊張したよ、ここでミスっちゃいけないと思って。 脳が飽きる前に勝負を決めていれば、こんなに長時間プレイすることは無かったのに。 この曲だけやってたわけじゃないから、まあ、楽しめる時間が伸びとも言えるわけで、案外いい目標だったのかもしれないが。 <後日談 2013_12_06> PS3版でもパーフェクト出したった! |