探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件_2

信じてちょんまげ 2005_03_28

 

『仮面幻影殺人事件』をプレイし終えて、おちゃらけムードのゲームなのに、割に重いエンディングだな、という感想を持った。
このゲームのメインテーマはどうやら、「今時の若者とか今時の大人とか、人間を十把一絡げで論ずることは出来ない。犯罪を犯すの者はどんな理由であれ犯すし、犯さない者はどんな理由があっても犯さない」ということらしい。
らしい、というか、公式HPにそのまま書いてあるから間違いないし、私が書いちゃってもいいだろう。
異常犯罪が起こるとしばしばゲームは叩かれるため、ゲームでこういう主張をすると若干言い訳じみている感もないではないが、なるほど、というお話である。
この週末一気にプレイしてしまうほど面白かった。

ただ全面的にそうは言えないだろうな、とも思っている。
例えば、私の大切なエロについて考えてみよう。

私はあ〜んな事やこ〜んな事をしてみたいと日夜思っている。
したいと思っている私が書いているのだから間違いない。
しかし、もしAVも観てないし、エロゲーもプレイしていない、ということであれば、そもそも「あ〜んな事」や「こ〜んな事」を知らないだろう。
知らなければ、したいとも思わないわけで、そういう意味ではやはり影響はある。
ある属性を持った人間にきっかけを与えることにはなるだろう。
やはり影響がゼロだと言ってしまうと嘘になるよな。

もちろん、私はしたいと思っても、法を犯してまでやろうとは思わないし、人を傷つけてまでやろうとも思わないよ。
私はとても気が小さいんだから。
いや、ホントだって。
信じてちょんまげ。

そういう意味では、このゲームの主張は正しいとも言えるな。
いや、正しくないと困る。
つまり、私がエロゲーマーであろうと、AVマニアであろうと、変な目で見てはいけないということです。
ご理解いただけますか?




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