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死後の世界があったら、ほんとにイイよなって思うの。 死の何が怖いって、この世界の認識主体である自分が消滅するってことなんだよね。 自分が消えたらあとには何も残らない。 これは怖いことですよ。 もし死後の世界があるなら、死なんて全然怖くない。 おまけにそれが優しい世界なら言うこと無し。 『くまのレストラン』はそんなお話。 このゲームは『猫の願いが叶うなら』の中で宣伝されていたものの一つ。 ゲームとしてはこれと言って特別なものはない。 特筆すべきなのはストーリーだけ。 主人公のクマとネコは、あの世とこの世の狭間のようなところで、天国に行く列車を待つ人にその人の思い出の料理を振る舞うレストランを開いている。 何らかの事情があって天国に行きたくないから留まっているらしいのである。 そんな勝手なことしていいの?って思うね、私は。 しかも地獄に行った人も、努力すれば天国へ行くこともできるんだって。 これはイイ世界だね。 こんな世界だったら最高だよ。 お話も極めて感動的。 読後感の良い物語であった。 大満足です。 もっとも、『メグとばけもの』ほど感動はしなかったけど。 クマとネコの関係がまあまあ見え見えなんだよね。 プレイヤーは気づいているから、まどろっこしい感じはつきまとう。 もっと上手くやれるだろって気がして。 事実上の続編があるらしいので、そっちもやってみれば、また感想は変わるかもしれないが。 |