『Wii スポーツ リゾート』はいい加減卒業して別のディスクをWiiに入れたい、と思ったが、どう考えてもこれより面白いゲームがWiiには見あたらなかった。 モーションプラスに対応してるソフトがまだないんだから、当たり前と言えば当たり前かもしれない。 私は依然として『Wii スポーツ リゾート』で遊ぶよりほかにないのである。 ところで、『Wii スポーツ リゾート』のゴルフをやっていて気付いたけど、これは相当精度が出る、ような印象を受けるな。 バックスピンの導入はかなり大きい。 コントローラーの精度が上がった以上に、精度がでるように感じるのである。 これはゴルフならでは事情で、ちょっと説明したい。 バックスピンのない状態では常にピンに寄せるとき、ラン(転がり)を使わなければならない。 当然のことだが、ゴルフコースには傾斜があって、ボールが蹴られるので力加減の精度が出ないと思いがけない方向へどんどん転がっていくことになる。 力加減の精度が出ないことが結果に大きな影響を与えやすいのである。 従来の『Wii Sports』ではハイスコア狙う気にはならなかったな。 打ち上げのコースなんかお手上げだもん。(打ち上げのボールは止まらない) ところが、バックスピンがあるとちょっと事情が変わる。 傾斜はどうあれ、落下地点に近いところに止められるので、 多少思った通りの力加減にならなくても、力加減の誤差と同程度にしか結果が変化しない。 このことによって、プレイ感が全く変わる。 極めて高い精度が出ているような感覚が得られるのである。 これだったらハイスコア狙ってみる気になるよ。 狭義のゲームとして考えても、バックスピンは意外と良くできている。 バックスピンを狙うとコントローラーがぶれて曲がりやすいので、トレードオフも自然と仕組まれる結果となっているのだ。 プログラム上で曲がりやすくしてるんじゃなくて、ホントに手がぶれるというあたりがWiiらしくて非常にイイ案配だ。 これは面白いな。 以前にも書いたことがあるけど、ゴルフゲームの目標スコアはパー72の場合、大体どんなモノでも−22。 ロングホールのイーグルが取りにくいから、ちょっと−22は無理っぽいけど、−18なら出せそうな感触は得ている。 これぐらいの精度がでる、あるいは出ているように感じられるのであれば、もっと複雑なコースでも出来そうだ。 たとえば、「遙かなるオーガスタ」のコースデータそのまま持ってきて、任天堂のサンプルプログラムと組み合わせるだけでも相当良いものが出来るんじゃないか。 ちょっとやってみたい気はする。 <後日談 2009_08_24> -18ぐらいなら出せそう、と言った手前、週末ハイスコアに挑んでみた。 しかしまたWiiは疲れるな。 精度を出すためには実際にゴルフスイングをしなければならないので、連続してプレイするのは結構しんどい。 思いの外、攻略は進まなかった。 とりあえず18ホールで-15まで。 -18は出せるという印象は依然として変わらない。 <後日談2 2009_08_28> 5番、6番でまさかの連続チップインイーグル。 -18どころじゃないぞ、と思ったら、17番、18番でまさかの連続ウォーターハザード。 信じられない。 でも、なんかハマってきた。 <後日談3 2009_08_29> 17番まで-15で来て、またしてもウォーターハザード・・・、ボギー。 18番でイーグルを取るも結局-16。 ピンをデッドで狙うと落ちちゃうんだよなあ。 ところで、大きな間違いに気づいた。 このゲーム、ショート6、ミドル6、ロング6の構成なんだな。 普通そんなわけないから、プレイしてても気づかなかった。 つまり理論値は-24だ。 しかし、ミドルよりショートの方がバーディー取りにくいし、ロングで2オンできないホールが多いから、実際にはスコアが出にくいように出来ているんだ。 今頃になって気づくとは・・・。 恥ずかしい。 <後日談4 2009_09_05> まだまだ毎日やってます。 やっと-17。 outで-10が出たのに、inで-7ってどういう事よ。 outばっかり繰り返しやってるから、inが研究不足か。 inの方がグリーンは簡単なんだけどな。 <後日談5 2009_09_07> チップインイーグル含む3イーグルで、15番終了時点で-17。 こりゃ-20出ちゃうかな、と思っていたら、16,17番続けてパー。 18番ウォーターハザードでリセット・・・。 風がずるいぜ! 2オン出来ないじゃん。 <後日談6 2009_09_09> ついに出ました、-18。 チップインイーグル、チップインリカバリーバーディー出まくりで、やっとこさ。 有言実行出来て嬉しい。 しかし、あれだな。 ひょっとすると、これは問題かもしれんな。 |