アルタイル号の殺人、NS版

私の予想を超えてきた 2024_04_26



一週間ぐらい前のことだったか、任天堂から体験版の紹介メールが届いた。
その一番上に載っていたのが『アルタイル号の殺人』というアドベンチャーゲーム。
『マリオvs.ドンキーコング』よりも上に載っているのが目を引いたな。
今のところNS版しかないみたいだから優遇されているのかもしれない。
殺人事件は私の大好物だし、体験版ぐらいやっても良かろうと思った。
以下、体験版の範囲ではネタバレになります。


このゲームは爆発事故を起こした宇宙基地の残骸を回収しに向かう宇宙船が舞台の殺人ミステリー、ということになるのかな。
細かい説明は省く。
回収した死体に人類が初めて発見した「ホープ」と呼ばれる地球外生命体が紛れ込んでいて、宇宙船の中に放たれてしまうのだ。
これは大変だということで、捕獲しようと大騒ぎになっているところで第一の殺人が起こる。
しかも、状況証拠的にはホープが犯人っぽい。
そこで体験版は終了。
続きが気になるでしょ。
これはもう買うしかない。

ただし、本編を始める前にこの先の展開を予想はする、当然私は。
一番最初に思い付いたのは映画「エイリアン」みたいに繁殖するタイプだな。
次に思いつくのは映画「遊星からの物体X」みたいにコピーして成り済ますタイプ。
しかし、タイトルに「殺人」がついているから、犯人は人間の可能性が高い。
モンスターに殺されるのを殺人とは呼ばないだろうから。
とすると、ホープは全然悪くなくて、乗組員が犯人なのだろう、と想像することは容易であった。

そして本編へ進むと・・・。
結果から言うと、私の想像を超える内容でした。
想像していたより、さらにもうひと捻りあって、しかもそれなりに納得できた。
これはなかなか素晴らしかったな。

改めて考えると、斬新な設定も入ってるんだ。
主人公が船を管理するAIで、ヒロイン格が感情を持ったAIアンドロイド。
この設定自体が初めてかもしれない。
時間稼ぎが全くないところもイイ。
普通は時間稼ぎに使う探索パートなどもサクサク終わるようになっており、プレイしていて眠くなることはなかった。
コンパクトにまとまっていて、いかにも今風。
プレイして良かったと思えるゲームでした。


戻る