『ELITE BEAT AGENTS』は楽しかった。 しかし、これををプレイし続けるには、何か目標を設定する必要があった。 というのも、全難易度の合計点が8千万点を超えるあたりで最高称号を獲得してしまうからである。 まだ全然やり込んだ気分になっていないのに。 既に『押忍!闘え!応援団』を経験しているから、飲み込みも速かったんだろうな。 仕方がないので、何か適当な目標を立てるしかない。 そこで、1億点を目標にしてみることにした。 これはもう単に切りがよいからというだけのことである。 やってみたら、これが意外ときつかった。 9千万点を超えたあたりから、だんだんスコアが伸びなくなって来たのである。 やむを得ず、各難易度・各ステージのスコア及びミスタッチ回数をチェックして、伸びしろの大きいステージを探しながらプレイすることになった。 これの何がキツイって、伸びしろが大きいステージって、大抵あんまり好きじゃない曲なんだな。 洋楽の知識がないとはいっても、何となくセンスの古い曲はわかるし、タッチの回数が少なくて退屈なステージもある。 そういうステージを重点的に攻略していく必要があった。 不思議なもんで、やってるうちにだんだん好きになってくる曲もあったけど。 9千4百万点を越えたあたりから、首が痛くなってきた。 正確な高速タッチの為にはうつ伏せで肘をしっかり固定するのが望ましいのだが、うつ伏せだとどうしても首を持ち上げなければならない。 ちゃぶ台を買ってきて座ってやってみたりもしたが、やっぱりうつ伏せにはかなわない。 首の痛みに耐えながらやるしかなかった。 9千9百万を超えると、もう劇的に伸びるステージなんてのはなくなっていた。 各ステージ1〜2万点伸びればいい方。 あと少しが遠かった。 最後の百万点伸ばすのに一週間ぐらいかかったな。 プレイする方法としては、好きなステージだけ気が向いたときにやってみるというのもアリだろう。 でも、1億点越えたときの達成感はやはり大きかったな。 クリアした後は、もう疲れ果てて、そのまま仰向けになって寝ちゃったけど。 これはもう耐え抜いた人間にしかわからない喜びである。 丁度良い目標だった、1億点は。 全ステージ、オール300点満点パーフェクトを目指せば、もう500万点ぐらいは伸びるかもしれないけど、ちょっともうイイかと思っている。 何事もほどほどが肝要である。 <後日談 2006_12_21> 「何となくセンスの古い曲はわかるし」と書いたが、全然わかっていないことが判明。 ラスステージの後半の曲は、The Rolling Stonesが1968年にリリースしたものだそうである。 最近の曲だと思ってた。 恥ずかしすぎ。 |