ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

屈辱のわくわく獣ランド 2007_04_12

 

『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』をプレイし始めた。
このゲーム、最初は牧歌的な村での生活を強いられる。
時間にしてどうだろうか、1時間半ぐらいかな?
村での暮らしを通じて、プレイヤーに操作方法を習得させるのだ。
なかなか冒険にいかないので、「牧場物語」をやっているのかと思ったぐらいである。

その過程で、まあ、でるわでるわ、動物が山ほど出てくる。
ここはわくわく動物ランドだったのだ。
最初犬が出てきて、抱き抱えられるんだけど、その抱き方が卑怯。
犬の顔が自分の肩から覗くような抱き方をするのである。
かわいいっ!
私は身もだえしていた。
その後も、猫やら猿やら鷹やら・・・その他大勢出てくる。
やけにみんなかわいいのだ。

しかし、である。
動物はかわいいな、だけでは済まない。
おそらく興味のある人は知っているだろうと思うけど、この『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』では主人公が狼になる。
しかも、得体の知れないミドナとかいう奴に使役されるのだ。
このミドナがふざけた奴で、任天堂特有の判別出来ない言語で抑揚を付けつつ、アゴをなでたり、横っ腹をペチペチと叩いたりする。
まさしく獣の扱いだ。
あれは悔しいな。
すげー悔しくて、私は転げ回っていた。

この悔しさを経験すると、ちょっと考えてしまうな。
人間は可愛がっているつもりだが、動物は果たして喜んでいるのかと。
そんなことを任天堂が表現しようと思っているはずはないと思うが。
まさか、ね。


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