やっとガチホコのウデマエがXになった。 という事はつまり、4月末から一度もS+10になっていなかったわけである。 ガチホコが一番得意だったはずなのに。 原因は私の迷いにあった。 勝利を優先すべきなのか、プレイが楽しい事を優先すべきなのか。 ウデマエXに到達した今もまだ迷いの中にいる。 そもそも事の発端は、私が愛用していたN-ZAP85のサブがスプラッシュボムからキューバンボムに変更されたことだった。 スプラッシュボムなしでガチホコを戦う事なんて私には出来ないのだ。 撃ち合ったら絶対に勝てない。 だから私は、ホコ持ち以外ではスプラッシュボムを置く精度だけで戦ってきた。 キューバンボムでどう戦ったらいいのか分からなかったのだ。 そこで、『2』が始まった当初はずっとわかばシューターを使っていた。 短い射程が難点ではあるが、足は速いし、ごり押しには向いている。 そしてなによりスプラッシュボムを持っているのだ。 わかばシューターで一時期、S+16まで進んだ事もあった。 そのまま4月末を迎えれば問題なかったのである。 しかしある時ふと、ヤグラで使ってるクラッシュブラスターをホコで使ってみてはどうだろうと思ってしまった。 だって、スプラッシュボムあるじゃん。 やってみたら、これが意外と楽しかったのである。 クラッシュブラスターってサポートキルやごっつぁんキルが発生しやすくて、リザルトの数字が良くなるんだよね。 ここでホコを持たないプレイを覚えてしまった。 このプレイスタイルだと楽しいけど、勝率はどんどん下がっていく。 いつの間にかS+0にまで下がってしまった。 そこからは試行錯誤の連続だった。 縦長のステージが増えたせいもあって、わかばに戻る気にはなれず、N-ZAP85でキューバンボムを使いこなそうと思った事もあった。 クラッシュブラスターネオの登場共に、カーリングボムを投げてからホコで突っ込む戦術を模索した事もあった。 そうこうしているうちに、スパイガジェットソレーラやデュアルスイーパーカスタムといったスプラッシュボムを備えた新武器も登場したので、それらも試してみる事に。 それでも一向にプレイは固まらない。 ただし、勝率はだんだん上がってきた。 別に私が上手くなったわけではない。 上手いヒトがみんなS+から抜けていったので、相対的に勝ちやすくなっただけの話である。 割れても一段階しか下がらなくなったせいもあるか。 そして私もS+から抜けざるを得ない時が来てしまったのだ。 いまだにどっちが正しいのか分からないのだが。 下手クソは足の速い武器でとにかくホコを持って前へ!がガチホコの必勝法であるという信念は揺らいでいない。 それでも楽しい事の方が優先だという気もしている。 どうプレイすべきなのか分からなくても戦いは続く。 |