グノーシア、NS版_2

実は挫折しそうだった 2020_05_28

 

『グノーシア』は素晴らしいゲームだと思っている、終わった今となっては。
しかし、実を言うと、一回挫折しそうになってるんだ。
あのタイミングで何か手を打つ必要があったのではないか、という話を書きたい。

あれはチュートリアルが全部終わった直後のことだったはず。
ループ25ぐらいだったかな。
とにかく単調でやってられないと思った。
だって、セリフも表情も数パターンしかないんだもん。
この段階ではスキルを全く使えないので、展開がずっと同じになってしまうのである。
セールに慣れすぎて感覚が狂っているのかもしれないが、インディーズにしてはメチャメチャ割高なゲームだと思ったな。

後になって分かるのだが、セリフに微妙なニュアンスは必要ない、実のところ。
というのも議論の中では、肯定か否定か、だけが重要だからである。
ループ100を越えるあたりになると、もうそんなに読んでなかったな。
ガンガン飛ばしていく。
しっかり読まないと分からないような微妙なテキストを入れられると逆に困ってしまう。
読むのに時間がかかるからね。
200ループも出来ないでしょ。
スキルを使えるようになると、展開にバリエーションが出てくるので、テキストは同じでも構わないのである。
だから、これで良かったのだ。

でも、それは後になって分かることだから。
チュートリアル直後の段階では分からない。
つまんないゲームだな、と思ったよ、このタイミングでは。
そこから3日ぐらいプレイしなかったな。
携帯モードでプレイできるから辛うじて乗り越えられた感じだった。
JoyConをリングコンに付けているから、最初はテレビでやってたんだけど、あのままでは無理だったろう。

このゲームに問題があるとすれば、あのタイミングしかない。
あそこに何か手を打ちたいな。
強制的にイベントを起こすとか、一時的に特別なテキストを入れるとか。
初期設定にイベントサーチ機能はあるんだけど、運が悪いとイベントが起きないこともあるんだよ。
あそこだけなんとかしてくれれば、もうホントに何も言うことはない。


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