このところやりたいゲームが見あたらないので、少し前に遡ってやり残したものを探している。 そういえば「メタルギア」はPS3の『4』もPSPの『ピースウォーカー』もファミ通で満点取ってるのにやってなかったな。 いやいやでもでも、私はあんまり「メタルギア」をやろうと思わないのである。 というのも、隠れんぼってもう時代に合わない、少なくとも私には合わないと思っているからである。 隠れんぼって、やり過ごすのに待たなきゃいけないでしょ。 あれがどうも駄目なんだよな。 見つかって安地まで逃げたはいいけど、敵が警戒を解くまでは動けないし。 『3』あたりからごり押し出来るようになってきてる気がするけど、私はもうやる気になれないでいる。 だから、このゲーム話は「メタルギア」についてではない。 実はPS3の『AFRIKA』について書こうとしているのである。 久々に『AFRIKA』を思い出したのは、加山雄三がTVで『AFRIKA』の話をしたという記事を読んだからである。 余計な話だが、有名人がゲームやってるのを喜ぶ連中が私は大嫌い。 ゲームが素晴らしいのなんか当たり前なんだから、いちいち喜ぶなっつうの。 喜ぶのはゲームをしている自分に自信が持てていないことの表れである。 誰がやっていようと平然と受け流すべき。 まあ、それはともかく、一時期SCEが全力プッシュしていた『AFRIKA』をやってないことに私は気づいたのだ。 すりーさんも歌ってるぐらいだから、これは一応やっておかないと。 今更ゲームの内容を紹介するまでもないと思うけど、簡単に言えば、『AFRIKA』はアフリカに生息する動物を撮影するゲームである。 PS3の計算力を活かして動物をシミュレーションして・・・るんでしょう、きっと。 詳しくは知りませんが。 このゲーム、最初はとにかく如何に動物に近づくかが問題になる。 高性能な望遠レンズ付きのカメラがあれば解決するような気がするけど、それじゃあゲームにならないから文句を言ってはいけないのだろう。 とにかくジリジリッと近づいていく。 あるところまで来ると、どの動物もクッと首をこちらに向けてくる。 そこがいわゆる警戒距離というやつらしくて、それ以上近づくと逃げてしまう。 仕方がないので、首をこっちへ向けたらそこで停止。 後はカメラを構えてひたすら待つ。 しばらくすると動物は警戒を解くのだが、どちらへ動くかはわからない。 こっちへ来てくれたらラッキー。 イイ写真が撮れる。 離れていったらまたやり直し、という案配である。 じーっと待ってて、「やっぱり俺には無理だ」と思った。 私には待てないな。 あんまりバシャバシャ撮れちゃったらゲームにならないことはわかる。 でも無理。 もう無理だとしか言いようがない。 しかしこれよくSCEもプッシュしたよな。 かなり退屈だと思うのだが。 あの頃はDSやWiiが絶頂だったから、私の定義とは違う意味で非ゲーム的なものが受けると思ったのかな。 あの当時にやっても、たぶん私には無理だったと思う。 <後日談 2010_10_06> ゲームスケジュールの調整をミスって、『AFRIKA』以外にやるゲームがない!という期間が出来てしまった。 仕方がないからやってたんだけど、やっぱり苦しいな。 木に登ってキリンが近づいてくるのひたすら待ってるとか、あり得ないだろ!とか思っちゃう。 ホントにしんどいわい。 |