『ギターヒーロー3』をプレイして、凄く気になっていたことがある。 それは一曲が長いこと。 ホントかどうか私は知らないけど、原曲をそのまま使っているらしいから、短くできないのだろう。 『押忍!闘え!応援団』なんかだと大体一曲2分以内に納めてある。 あんまり長いとパーフェクト目指して頑張ろうという気持ちにもならないからな。 原曲を使えないのはライセンスの問題もあるのだろうが、プレイタイムの調整の意味もあるはずだ。 そのためにやむを得なくそっくりさんに歌わせているとも言える。 しかし、ゲーム好きのアーティストだって世の中には一杯いるはずだ。 ゲーム用にアレンジしたものを収録させてくれるアーティストがいてもいいのに。 ゲーム作りに参画してみようというアーティストが現れないのがむしろ不思議だな。 なんとかならんものか。 というようなことを考えていたら、『ギターヒーロー エアロスミス』という作品が発売された。 タイトルを読んで字の如く、エアロスミスにスポット当てたギターヒーローのようだ。 私は全く知らないのだが、エアロスミスという超有名なバンドがいるんだそうである、アメリカには。 これはひょっとしたら、エアロスミスがゲーム作りに協力してくれたのかな?と思って買ってみたのだが、全然そんなんじゃなかった。 ただエアロスミスの歴史に沿ってステージが展開したり、中間デモにインタビューが入っているだけだった。 がっかりしたな。 そもそもエアロスミスなんて知らんし。 特別好きでもないアーティストに特化したゲームつくられても、やっぱり困るな。 ノーマルの『ギターヒーロー3』みたいに、ギターでシンクロしやすくて且つ大ヒットした曲を選りすぐってくれた方がいい。 ひとつのアーティストに絞り込まれると、合わない人には徹底して合わないからな。 一人のアーティストの協力を得ることは難しくなくても、たくさんのアーティストの協力を得ることは難しいだろう。 多くの音ゲーがアーティストの協力を得ないで作られていることにも理由がないわけではないんだ。 大変残念な事だけどね。 |