ハッピーダンスコレクション

大人のお遊戯 2009_01_29

 

幼稚園ではお遊戯ってやるよね。
私のイメージだと、一方の保母さんがオルガンを弾いて、もう一人が園児の前で踊ってみせる。
すると、園児達は保母さんのマネをして踊るのである。
あれは何でなのか。
子供達の表情を見れば、どうも楽しいらしい、ということは分かるのだが、さりとて自分の経験として面白かったかというとどうにも記憶がない。
私は幼稚園時代の記憶がほとんどないのである。

さて、大人がやったら果たして楽しいのだろうか?
現実問題として、大人はお遊戯をやらない。
普通なら、楽しくないからやらないのだ、と結論づけるかもしれない。
仮に大人がやって楽しいのであれば、逆になぜやらないのか?という疑問も湧いてくるはずである。
そんな疑問に答えることの出来るゲームがある。
Wiiの『ハッピーダンスコレクション』がそれだ。
これは凄い。
ここまで書いてきた疑問が一発で氷解するゲームである。

このゲーム、基本的には画面に指示された矢印通りにWiiリモコンを動かしているように見える。
しかし、実態はそうではない。
画面に表示されたキャラのマネをして踊っているのだ。
これはお遊戯だ、と私は直感したな。

まず大人がお遊戯して楽しいのか、という問いに対する答えは簡単に答えられる。
これは楽しい。
めちゃめちゃ楽しい。

じゃあ、何で大人はお遊戯しないのか
これに対する答えも単純明快である。
恥ずかしいから。
これは恥ずかしいな。

とにかく最初にやったとき、笑いながらやらずにはいられなかった。
そして、ひたすら独り言をつぶやきながらプレイした。
照れ隠しを言わずにはプレイできないのである。
にやにやしながらプレイしていて、これは凄いゲームに出会ってしまったな、と強く感じていた。

しかし、これはなかなか人に伝えづらいところである。
このゲーム面白いよ、というと、じゃあ、お前踊ったのか?と聞かれるだろう。
あんまり想像されたくはないよな。
想像するのは、ヤメテ!!


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