7DAYS、PlayPass版

文化が違う 2022_05_19



せっかくPlayPassに入ったんだから、一本ぐらいエンディングまでやっておこうかと思った。
サクッと終れるアドベンチャーゲームを探していて見つけたのが『7DAYS』。
これは、生死のはざまにおちいった人たちが、一定の条件を達成して復活を目指すゲーム。
タイトルから考えて、7日間をループするゲームかと思ったが、そうじゃなく分岐するだけだった。
選択肢によってキャラの好感度が上下する。
それによって分岐が決まるのだろう、おそらく。

プレイ時間はすごく短い。
面白かろうが面白くなかろうが、すぐに終わるからこれはこれでいいだろう、と思うぐらい短い。
中身も悪くはなかった。
登場人物が少ないわりにラストに意外感があるというか、巧みにミスリードしてるあたりは、ヘタウマっぽい絵柄からは想像できないほどよくできていた。
プレイして損をしたとは思っていない。

ひとつ驚いたことがあって、このゲームにはバックグラウンドの絵がないんだな。
必要に応じて小さい絵が表示されて、テキストと一緒に上にスクロールしていく。
こういうの初めて見た。
どうやらスマホ(あるいは携帯)向けにデザインされたアドベンチャーゲームをやったことがなかったのだ、私は。

スマホ向けは文化が違うんだな。
8bitパソコンの流れを汲んでいるコンシューマとは別に発展した。
画面が小さいとかメモリが少ないとか、スマホ特有の事情があるのだろう。
我々が言うところのフルプライスといった概念がないから、時間稼ぎも必要ないとも考えられる。
ひょっとしたら、私が知らないだけで、スマホ向けの名作があるのかもしれないね。
ぱっと見た感じ、PlayPassの中にはありそうもないんだけど。


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