いつもの話なのだが、ホントは音楽の話は書きたくない。 どうせ好き嫌いしかないから。 善し悪しを論ずるなら、必ず理由も書かなければならないが、私には理由を書くことができない。 理由を書ける人が果たしているのかな? いるのかもしれないが、私は見たことがない。 しかし、単なる好き嫌いであっても、サンプル数が極端に多くなれば、そのデータには何かしらの意味があるのかもしれないね。 なんだかんだいいながら、音ゲーは楽でいい。 本質的に自分がゲームを欲しているのかどうかは定かでないが、とりあえずなんかやってる気にはなる。 私が『うた組み575』をやっていたのは、その程度の話だった。 まあまあ珍しいプレイ感のゲームではあった。 タッチパネル上で両手の親指をほぼ互角に使うゲームって初めてプレイしたな。 新鮮だった。 リズムゲームと歌詞の穴埋めを組み合わせるってのも初めてだな。 これは褒めたいゲームだという感触はあった。 しかしである。 一通り曲を出した後、全くやりたいと思わなかった。 ホントに不思議なぐらいこれぽっちも。 これは何か言い訳を考えなければならない。 ま、タッチパネルを指で叩くのはあんまり気持ちよくないわな。 ボタンと違って判定に不安を感じる。 歌詞に比重が寄ってるから、ボーカロイドの声が強く出ていて気持ち悪い、とかもあるだろう。 歌詞を考えるのとリズムを取るのとでは、脳みその働く部分が違っていて、生理的に違和感を覚える、とかもあり得るかな。 もう一つ重大な可能性として、セレクションを受けていない、というのもある。 初音ミクなんかだと、ニコニコ動画とかで人気があるヤツをピックアップしてくるわけでしょ。(いや、知らないけど) 100万ヒットしてる曲とか、やっぱりなんかあるんだろうな、ウケる理由が、あるいはただの好き嫌いでは済まされない何かが。 一方で、『うた組み575』はたぶんオリジナルだから、事前の評価は受けていないだろう。 そこいら辺に違いはどうしても出るんじゃないのか、と私は想像する。 単に私の好き嫌いだといってしまえば、それまでなんだが。 |