Tailgators!(テイルゲーターズ)
  ゲームの種類: リアル・タイムライン・シミュレーション
  使用機種:   Windows 98/SE/2000 48MB以上、要3Dボード
          (Riva128ZX以上、VRAM 8MB以上。アルファブレンディング対応のもの)
          DirectX7.0a以降ランタイムが正常に動く環境、T&L対応

  

Coming Soon!!

〔〔 キャラ紹介 〕〕

相沢由香里:
 主人公キャラ? 県立和河高校二年B組、ちょー真面目な性格。いろいろいろいろあって、なんか『時空監視局』{タイム・ガーディアン・エージェンシー}のエージェントになってしまったらしい。
 今回は、新たに見つかった時間流(パラレルワールド)を時間犯罪組織『ゾック』から護るために『出張』するらしい。
中崎みちえ:
 ゆかりの同級生、もとい親友以上?(笑) 由香里といろいろ巻き込まれたついでに彼女もエージェントになってしまったらしい。
 ちなみにサイバーな帽子はワタナベOTF4123という高度な人工知能(知性)をもったロボットらしい(ゲーム中に出るかどうかは未定らしい)。

中国式のパゴダです。開発中の画像ですので、実際のゲーム画面とは異なることがあります。


〔〔 ストーリー 〕〕

 オーネ紀元2000年、世界は神聖帝国自由諸国同盟の二大勢力に分かれ、一触即発の危機に瀕していた。
 デロン・セイヴァー少佐は同盟首都の情報本部の廊下を、荒い足音を響かせながら歩いていた。廊下ですれ違う情報部員達の表情には一様に険しい表情が浮かんでおり、本部全体が浮き足だっているような印象を受ける。
 情報部では帝国の総攻撃が近いことをつかんでいたのだ。
 デロン少佐は長官室の前で立ち止まり、荒々しくノックをした。彼が呼ばれたのは帝国に対抗する何らかの作戦のためだと検討がついていた。
「失礼します」
「うむ」
 室内には白髪の長官と二十代前半と思われる青年が一人と十七八くらいの少女が二人、応接椅子に腰掛けていた。
 デロン少佐にあわせて少年少女は立ち上がった。
「? ……長官、これは帝国への宣伝工作作戦の打ち合わせですか? SF謀略映画か何かで?」
 少年と少女は見たこともないような服装をしていた。特に青年の方は潜水服にどことなく似た不思議な素材のつなぎを着ていたのだ。
 さらに異様だったのは――
「そうではない。彼らこそ、我々の希望の星なのだよ」
 白髪のアリーツ・エベレット長官は頭を振った。
「次元の彼方から時間犯罪組織を追ってやって来られた時空監視局の方々だ」
 ――彼らは三人とも銀色で光沢のある尻尾を生やしていた。
「よろしくお願いします。時空監視局の柴田・S・洋です」
 つなぎを着た青年が妙なアクセントで言い、デロンに手を差し出した。まるで猫のを大きくしたような尻尾が後ろで揺れる。
 デロンは思わず後じさる。
「あ、そうですね。こちらには握手という風習が無いのですね」
 気分を害した風もなくうなずく青年。
「あたし、中崎みちえ。よろしく!」
「相沢由香里です。よろしくお願い致します」
 女の子二人が言って、由香里と名乗った方がぺこりとお辞儀をする。
「デロン中佐、君には特別捜査機関『テイルゲーターズ』の指揮をしてもらう」
 エベレット長官がおごそかに告げた。
(続く)


〔〔 特別座談会・『Tailgators!』を語る #1,#2 〕〕

ニューム:「こんにちわー、みなみなさんっ! ボク、ニューム・M・カエリマクレがGプロジェクトの新作『Tailgators!』についてインタビューしますぅ」
BigU:「プログラム担当のBigUです。どうも」
広尾 翔:「同じく原作シナリオ書きな広尾 翔ですにゅー」
オカピ: 「3Dグラフィックのオカピでござんす」
有有?: 「2Dの有有?です。よろしく」
ニューム:「(ごほん)え、と。ボクとっても気になっているんですけどけどーー。なんで夏コミは『ニューム -クリエーターへの賛歌-』じゃなくて、いきなりしみゅれーしょんゲームになっちゃったのーー?」
BugU:「(ギクギクギク)まあ、いわゆる私が忙しすぎるというか、その、ニュームはもっとクォリティーを上げたいというか」
広尾 翔:「(汗、汗、汗)えー、うー、あー、ま、『ニューム』はシリーズ物でちゃんと構成したいからさぁ」
オカピ: 「オレはどっちでも構わねーぞ。でももう『Tailgators!』の背景モデル結構上げちまったからな。オレ最近忙しいんだよな、WebStarで賞も取ったし、WavyAwardもあるしな」
ニューム:「にゅーー?(上目づかいで一同を見渡す) なんかなんか。とーとつに出てきたよーに見えるけどけどー?」
BugU:「まあ『Tailgators!』は構想2年、プログラミングも以前からやっていました。ただ公表できる段階ではなかったということですなあ」
有有?: 「我々の間では、今後どうするか熱い議論が交わされていました」
ニューム:「にゅーーむ。ほんとーにーー??」
BigU:「ごほん、まあエージェントシステムを使用した、これまでに無いタイプのSLGであるということは確かです。あと1ヶ月でスパートを掛けます」

* * *

ニューム:「ではーー、『Tailgators!』の特徴についておしえてくださいっ! どこが『ぶらんどにゅー』なのー?」
BigU:「(ごほん)解説しましょう。『Tailgators!』のキーワードはズバリ、『一人一人みんな生きていました……』です」
ニューム:「!?(BigUの迫力に押されている)」
BigU:「まずは、こちらの図を見ていただきましょう↓」



有有?: 「イコライザーの画面みたいですね」
オカピ: 「なんだ、こりゃ?」
BigU:「(ごほん)これは開発中の時空レーダー画面です。縦軸が国番号、横軸が年代を示しています。
      の線が国で、黄色い点がその時点で戦争が起こったことを示しています。
      この画面には、2000年の架空歴史時間と、延べ約12000国、100000人の情報が詰まっています
ニューム:「にゅーーーー?!」
広尾 翔:「なるへそ、それがみんな『生きている』、ってこと?」
BigU:「(広尾にびしっ、と指さす)そこが重要な点ですが、『生きていました』 なのです」
広尾 翔:「!!(おもわず後ずさる)」
ニューム:「どこが違うのーーっ?」
BigU:「(気分を落ち着けて)私は、某社の某ゲームで個人の思考ルーチンを作成したのですが、『せっかく育てたキャラが寿命で死ぬのは困る』という要望があり、変更となりました」
オカピ: 「おう、一人一人丹精に育ててるからなー」
BigU:「が、私は当初から『動的平衡』をゲームに取り入れることを考えていたのです。人間には本来寿命があるので『だったらもっと長いスパンで歴史そのものをゲームにしてしまえば良い』というのが、今回のズバリ、『タイムパトロール』シミュレーションの発想の基になっています」
有有?: 「そうなんですか。『おそらく世界初?のリアル・タイムライン・シミュレーション』でしたっけ?」
ニューム:「とゆーことはーー?」
BigU:「ゲーム中の100000人は生まれて自ら職業を選び、戦争に行き、結婚し、子供を成します。今回、歴史をシミュレートするために最適化した独自SLGエンジンを新たに作成しました」

(続く)

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