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<TWELVE(12)PHOTO展>
「ワイルドフラワーカントリー〜西オーストラリアの荒野にて〜」相原正明

《富士フォトサロン・東京/スペース4》にて  
   
 オーストラリアには地球上の花の種のうち70%があるといわれています。その中でも特に、西オーストラリアは世界的にも有名なワイルドフラワーの咲き誇るエリアです。車を運転していると1000キロ以上にわたって、色とりどりの花が咲き乱れています。朝、テントの中で目が覚めるとテントの中にも、やさしい花の香りが満ちあふれています。
 2005年9月〜10月。約20年ぶりのワイルドフラワー満開の年と言われました。西オーストラリアの州都パースから1400キロ北上した砂漠地帯から撮影をスタートし、花達と共に南下していきました。毎日撮っても撮っても、地平線の彼方から次々と新しい花達が僕を招き寄せてくれました。旅は1ヶ月で8000キロ、撮影フィルムは500本近くになりました。フィルムの中にも花の精と香りが漂うくらいの花のパワーでした。真っ赤な砂漠、真っ青な空、そこに咲くパワーみなぎる花。そんなとれたての地球の自然写真は全てノーフィルター、そしてフィルムで余すところなく伝えたいと思います。どうかオーストラリアの花の香りをお楽しみください。
相原正明 
 
   

第8回日本風景写真家協会展

《富士フォトサロン・東京/スペース1》にて  
   
 当会は、生命力あふれる自然に魅せられ、詩情豊かな風景を撮り続けたプロの風景写真家達によって、1991年に結成された団体です。
 四季の美しい日本に生まれたことに誇りを持つとともに、この自然を子々孫々にまで残さなければ、という思いを込め、大地の息吹の中に身をおいて、その感動と体験を映像化し、多くの人々に伝えてゆくことの使命と喜びをかみしめています。
 おかげさまで隔年開催の当協会展も、今回で8回目となりました。各会員がそれぞれのテーマにおいて、風景と向き合った成果を展示いたしますので、皆様のご来場をお待ちしております。
日本風景写真家協会 
 
   

山下茂樹写真展
「TX-1・2フルパノラマの世界」

《富士フォトサロン・東京/スペース2》にて  
   
 自然の雄大さ、色彩美を心に描き続け富士山と北の大地を被写体にフジTX−1・2を使用し、スーパーワイドの世界を表現しました。季節の移り変わり、朝景・夕景・夜半、色彩の変化、空気感、風の香り等々自然と対話しながら自然に溶け込み自然体で撮影しました。ご高覧頂きまして何かほっとするひと時を過ごして下さいましたら幸いです。
山下茂樹 
 
   

清武喜生子写真展
「魚の変身 アートの世界」

《富士フォトサロン・東京/スペース3》にて  
   
 お料理をしていて気が付きました。おかずとして、買い求めたものですが、鮮度の良いものは、美しく輝いています。種類によって色も形も様々です。
この美しさを何か表現したい・・・・・・。
頭や尾やヒレ等、バラバラにした部分を組み立てて、イメージしたものを創る、おとぎ話、海、森、沼、架空のもの、写真を始めて10年、沢山の作品ができました。
 身は食し、残りは捨てる部分ですが、私にとっては大切なもの、魚の変身としてまとめてみました。ひととき、アートの世界を楽しんでいただけたら幸せです。
清武喜生子 
 
   
<TWELVE(12)PHOTO展>
「その瞳の見つめる先に」金森玲奈
  《富士フォトサロン・東京/スペース4》にて  
   
  街で猫を見かける。
見返す彼らは何を想っているのだろう?
街で猫を見かける。
彼らの見つめる先には何が映っているのだろう?
人間の街に寄り添うようにして生きる猫達。
気楽であり過酷であるその生き様。
猫達が本当は何を想い、どう感じているかを知る事は、人間である私には出来ないのかもしれない。
それでも、私はカメラを向けながら、彼らの声無き言葉に想いを馳せる。
金森玲奈 
 
   

第57回中日写真展

《富士フォトサロン・東京/スペース1》にて  
   
 中日新聞社(東京新聞)、中日写真協会共催の第57回中日写真展は、第1部「報道組み写真」・第2部「自由写真」・第3部「観光写真」・第4部「広告写真」・第5部「くらしと産業写真」・第6部「海外写真」・第7部「医療・福祉写真」の入賞作品約80点が展示されます。
 
   

阿部俊輔写真展「裏磐梯光彩の四季 III」

《富士フォトサロン・東京/スペース2》にて  
   
 私は、裏磐梯の「ペンショシレラ」のオーナーです。
自然の美しさに魅せられ、裏磐梯に移り住み、自然風景を撮影し続け15年になります。裏磐梯の春夏秋冬それぞれの魅力を皆さんにお知らせするために、撮影地ガイドもしています。裏磐梯の魅力を作者の感性で切り取った作品を抽出しました。
阿部俊輔 
 
   

斎藤博美写真展「山里の仲間たち」

《富士フォトサロン・東京/スペース3》にて  
   
 今回の個展は虫を中心に身近な生き物に焦点をあてて構成いたしました。     
近隣の公園・河原・里山・さらに身近な花壇やプランターにも昆虫の世界が広がっています。どこにでもある風景の中に被写体を見つけ撮影しています。 
 子供のころは見えていた素晴らしい世界「地上3cmの蟻や夜の蛍・紫陽花の葉で寄り添うカエル・カタツムリの親子・光の中のハッチョウトンボ・夕暮れ時、一夜の宿と葉にとまるトンボなど」を見ていただきたいと思います。
10年後も夜空に蛍が舞い小川や野池にトンボが飛び交う環境を守らなければいけないのではないでしょうか
 このような世界が環境の破壊などで見られなくなることが無いようにひとりひとりが自分の足元から自然を大切にしていただきたいとのメッセージをこめて展示いたします。
斎藤 博美 
 
   
第15回白籏史朗賞
日本山岳写真コンテスト入選作品展
  《富士フォトサロン・東京/スペース1》にて  
   
 

  山梨県早川町は、日本の美しい自然の荒廃をふせぎ、多くの人々に、その自然に親しんでもらいたいとねがい、その一翼を担う日本山岳写真の振興と優れた山岳写真家の発掘と育成のために、この賞を創設しました。
 第15回展は、グランプリ〜入選作品39点を展示
 http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp

 
   

東田裕二写真展「竹の詩」

《富士フォトサロン・東京/スペース2》にて  
   
 日本の気候風土に合った竹は、西日本を中心に里山と呼ばれる中山間地に多く分布しています。2003年9月に山鹿市にある棚田の撮影に出向いたとき、偶然眼にした杉林とマッチした竹林と出会い、思わずシャッターを切りました。
 この竹との出会いで詩情あふれる姿を写したくなり、次の日から夜明け前から日没まで竹と向かい合う日々の連続でした。失われつつある竹の原風景は、懐かしさや意外な一面を合わせ持つ風景でもありました。私自身が見て感じた竹の世界を伝えたく、四季それぞれの魅力ある写真を展示します。
東田裕二 
 
   

滝原逸郎写真展
「大池」白鳥おじさんと冬の妖精たち

《富士フォトサロン・東京/スペース3》にて  
   
 大池は福島県白河市表郷の灌漑用水池で、白鳥おじさんこと吉田昭平氏や地域の理解ある方々の手厚い保護により、翼が折れて帰れなくなったオオハクチョウの「よっちゃん」や、毎冬訪れる白鳥たち、それに他の水鳥たちの小さなオアシスになっています。
 写真展では、白鳥おじさんと鳥たちとの心温まる交流、そして美しき白鳥たちの姿をご覧頂きたいと思います。
滝原逸郎 
 
   
<TWELVE(12)PHOTO展>
「Flow Flower」野村美都
  《富士フォトサロン・東京/スペース4》にて  
   
  花には、たくさんの色がまじっています。
幼少時代、母と手をつないでミレー展に行き、たくさんの大人達のすき間から絵を見上げた。
シックな色が重ねられた有名な絵よりも、こぢんまりとした小さなタンポポの絵を、私はいつまでも眺めていました。白くやわらかそうなわたぼうし、鮮やかな花の黄色とあたたかい土から伸びた茎の緑色を、今でもくっきりと覚えています。
植物のたくましさとはかなさに、あの頃からとても惹かれていました。
花を見つめているときの満ち足りた気持ち。そして展覧会に出かけることの楽しさを、私は大人のみならず、ちいさな子にも味わってもらいたいと考えています。
ぜひご家族みなさまでご高覧くだされば幸いです。
野村美都 
 
   

第45回富士フイルム
フォトコンテスト入賞作品発表展
■自由写真部門 ■ネイチャーフォト部門

《富士フォトサロン・東京/スペース1・2・3》にて  
   
 富士フイルムフォトコンテストは、1950年(昭和25年)に第1回を開催し、通算45回目を迎えております。今回の応募は、延べ15,411人の方々から、56,092点の作品が寄せられました。自由写真部門・ネイチャーフォト部門のグランプリ・金賞・銀賞・銅賞・優秀賞作品を展示いたします。(ただし、銅賞・優秀賞は、当該地区作品を展示いたします。)質・量とも国内最大級のフォトコンテストとしてアマチュア写真愛好家のより高いご支持をいただいております。
●審査員(敬称略・順不同)
自由写真部門 荒木経惟 榎並悦子 富士写真フイルム株式会社
ネイチャーフォト部門 今森光彦 鈴木一雄 富士写真フイルム株式会社

●応募人数・点数
  応募人数 応募点数
自由写真部門 9,541人 38,655点
ネイチャーフォト部門 5,870人 17,437点
合 計 15,411人 56,092点
 
   

豊高隆三写真展「桜飛行」

《富士フォトサロン・東京/スペース1》にて  
   
 空撮写真家・豊高隆三の撮影による、東京及び東京近県の桜のある景観をとらえた作品郡で構成いたします。
 現古代より人は大空を飛ぶことを夢に見、多くの人が鳥のように自由に空を飛べたらと願ってきました。その情熱が飛行機を作り出し、一方絵画では飽き足らず、現実を忠実に表現しようという行為は写真術を生み出しました。大空を自由に飛ぶ鳥の視線で、美しい自然や人間が作り出した地上絵を俯瞰し、表情豊かに捉えるのが航空写真の魅力です。
 また、今回のテーマとしている桜は、開花時には辺りの情景を一変させてしまうほどの華やかさと同時に、散り際のはかなさを併せ持っています。特に日本人にとっては、特別な思いを抱かせるのではないでしょうか。上空約300メートルからとらえた、今までに体験したことのない花見をご堪能ください。
豊高隆三 
 
 
   

椎名亮介写真展「四季眺望」
那須岳とその周辺を撮る

《富士フォトサロン・東京/スペース2》にて  
   
 那須連峰とその周辺に展開する四季の風景です。ご存じのとおり、那須岳は三本槍岳・朝日岳・茶臼岳・南月山(がっさん)・黒尾谷岳からなりますが、主峰・茶臼岳は日本百名山に選ばれた全国的にも有名な活火山で、今もなお盛んに熱い噴煙を上げています。また、冬季を除けばロープウエイを利用して気軽に登ることができる山でもあります。
 那須の山々は四季を通じて自然の移り変わりがみごとです。残雪と芽吹きの春、花開く清涼の夏、紅葉燃ゆる秋、そして峰凍る冬…など。那須岳に魅せられ9年もの歳月通い詰め、季節ごとに魅せるその偉容を切り取った作品です。
椎名亮介 
 
   

植田英夫写真展『雲南の子ども』

《富士フォトサロン・東京/スペース3》にて  
   
 今から5年前、初めて中国・雲南省の省都・昆明市を訪問し、雲南各地を飛び回った。その時出会った少数民族、中でも純朴な子どもたちが生き生きと暮らす生活に触れ、丁度、終戦直後の日本の姿と二重写しになり、何とも言えない魅力に取り付かれた。以後、毎年雲南に出かけ、山村で暮らす子どもにスポットを当てカメラで追った。
植田 英夫 
 
   

<TWELVE(12)PHOTO展>
「Fight」中西祐介

《富士フォトサロン・東京/スペース4》にて  
   
私が、ボクサーに初めてカメラを向けたのは4年前のことだ。
都内のボクシングジムに通い続け、多くのボクサーを見てきた。

彼らは、ボクシングを純粋に愛している。金のためでも、名誉のためでもない。
ただひたすら己の強さを求めて、自らを追い込む。その姿は私に大きな衝撃を与えた。

多くのボクサーはチャンピオンベルトを巻くこともなく、日の目を見ずに、短いボクサー人生を終えていく。しかし、ぶつかり合う拳の中には多くのドラマが存在する。

男は何のために戦い続けるのだろう。
夢と希望が交錯するこのリング上で、今日も拳がぶつかり合う。

<略歴>                         
1979年 東京生まれ
2003年 東京工芸大学芸術学部写真学科 卒業
(株)講談社写真部勤務を経て、現在、アフロスポーツに所属。