日本フォトコンテスト3月号
MARCH 2007

3月号の特集@は 作品の完成度を高めるノウハウ公開
「いい写真」はこう撮る! です。

撮影現場に立つと目の前の光景に圧倒され、イメージ通りに撮れないということはありませんか? 今月は様々なシーンで写真家がどのように対応し、どんなテクニックを使って「いい写真」に仕上げていくのかを解説してもらいます。


特集1作品の完成度を高めるノウハウ公開
いい写真はこう撮る!
この作品は、減光フィルター「ND400」を使って、太陽の軌跡を長時間露出している。(竹下光士)
1 望遠レンズの効果を活かす 辰野 清
2 太陽の軌跡をとらえる

竹下光士

3 一瞬の動きをとらえる 高橋宣之
4 長時間露出の世界を撮る

寒川善明

5 夕景・夜景を美しく描く 川北茂貴
6 祭りをダイナミックに撮る

阪本博文

7 最高の瞬間を狙う 蜂須賀秀紀
8 人物の笑顔を素敵に撮る

足立君江

9 魚眼レンズで撮る 浜崎さわこ
10 マクロレンズで撮る

斉藤博美


特集2 必読!知っておきたい春のデジタル撮影
デジタル桜の必須テクニック 深澤武
この数年でデジタル一眼レフはいっそう身近な存在になってきた。今年の春はぜひとも桜をデジタル一眼レフで撮ってみたい。 とはいえ、桜はなかなかきれいに写らない花といわれていることはご存じのとおり。 そこで、そんな桜をデジタルカメラできれいに撮る必須テクニックを解説していこう。

桜撮影のフィルム選び
特集3 フォルティアSPに注目
フォルティアSPは、とても硬いフィルムである。デジタルの世界でいうならば、シャープネス″を強くかけたような映像になってくる。 露出決定に注意が必要だが、それさえうまくできると光と影のメリハリのある作品を生み出すことができる。

秋田・角館 千葉克介
ふる里の現風景
角館は江戸時代につくられた城下町。 通りを歩くと黒板塀の向こうに現存する武家屋敷が、往時の威厳と格式を醸し出している。 冬の角館は訪れる人も少なく、静寂に包まれている。 雪に覆われた古都の冬景色は、訪れる人々をいっきに江戸時代へとタイムスリップさせる。

新製品レポート ニコンD40


デジタル一眼レフも本格的な普及期に入り 低価格化が一層進んでいるなか、ニコンから低価格機の切り札となるモデル「D40」が発売され、昨年来の大ヒットを続けている。
「D40」はこれまで普及機の役割を果たしてきた「D50」に代わり、徹底的なローコスト化と、世界最小最軽量に迫るさらなる軽量コンパクト化を行いながら実質的な機能面では上位機種と遜色なく、使いやすさをさらに追求している。今月は、新しいニコンを予見させる「D40」をレポートしたい。


新製品実写速報

c 2007 Nihon Syashin Kikaku