清洲城

永禄三(1560)年に織田信長が桶狭間へ出陣した城としても、全国的に名が知れ渡っている城です。
名鉄線の新清洲駅の改札を抜け、住宅地を通り抜けて五條川沿いに進むと、目的地の清洲城跡へ到着します。また川の対岸には復元された天守閣も見ることができます。

清洲城跡は清洲古城跡として現在は清洲公園となっています。それほど広い敷地ではありませんが、石碑と信長像があります。
織田信長像
また公園を通り抜ける様にして、JR東海道線および東海道新幹線が通り抜けています。現在ここが古城跡ということを認識させるには、これ以外にはない様なきもします。木々に囲まれてちょっと小高い丘(?)の所に「清洲古城跡」と刻まれた石碑があります。また訪れた当日、やたらカラスが目に付き、より薄気味悪さを感じたのは、気のせいでしょうか。

信長像は対照的に、辺りを見回しているかの様に公園の真ん中にそびえ立っています。当日は平日ともあって、だれも居ないカラスの鳴き声と、電車の通り過ぎる音だけの静かな公園といった印象。

さらに五條川に掛かる赤い大手橋を渡り、対岸には天守が復元されてあります。この復元された天守は、想像の上で復元されたと言われています。天守内は「ふれあい郷土館」というように、清洲周辺の郷土資料館となています。織田信長を目的として訪れた人は、天守閣2階に展示してあります、桶狭間の合戦前夜における、信長出陣のエピソードを人形を見ておくべきでしょうか。

織田信長が桶狭間へ出陣に際して、「敦盛」を舞うシーンを再現してあります。「敦盛」を舞う信長を中心に、鼓を打つ濃姫、信長に戦況を報告している武者、さらに側近と思われる家臣と小姓。
これら5人で再現してあり、その人形は思っていた以上に、精巧に作られている様でした。また衣装、小物類も緻密に作られているので、当時の風俗に興味がある人も必見です。。

あとは郷土資料が展示してあるといった感じです。

また最上階はやはり、展望台となっています。清洲周辺を眺める事ができるので、足を運んで眺めてはどうでしょうか。