岐阜城

名鉄の車窓から見えた金華山。頂上には天守閣と思われる、城っぽい建物を確認できます。新岐阜駅を降りてから、金華山へ向かう方法としては、バス、タクシーそして徒(かち)がある。実際に私は歩いて、目的地である金華山(稲葉山)へ向かいました。
(というよりも、どこからどこ行きのバスに乗ったらいいかわからなかったからです。)
ちなみにバスですと「長良方面行き」に乗り、「岐阜公園・歴史博物館前」で下車。片道200円です。およそ30〜40分ほどで目的地の金華山へ着きます。岐阜の町並みを眺めながら、ゆとりを持って歩くのもたまには良いものです。

ちなみに金華山の麓には、いくつか見所があります。昆虫博物館(昆虫嫌いな私は行きませんでした。)岐阜歴史資料館(いろいろな古い物が展示されていた。入館料は300円です。)
信長居住跡(ここに信長が住んでいたのか・・・)ここをみてから金華山の頂上をめざしても、おもしろいでしょう。

さて、金華山の頂上を目指す方法ですが、ロープウエイを使用するのがごく一般的でしょう。(片道600円・往復1100円だったような・・・)しかし登山道がいくつか用意されているので、脚力に自身のある人はもちろん、歴史好きなら「こんな城に攻め上れるか」など思いながら登ってみてはどうでしょうか。
ちなみに私は、「馬の背コース」なるハイキングコース(?)を登りました。
このコースは距離的にはちょっと長いですが、眼下に長良川を眺めながら登ることができます。こちらの所要時間ですが、たしか40分ほどだったと思います。
天気は良かったがちょうど雨上がりだったからか、足下がぬかるんでいたりして、軽装できていた私にはちょっと登りづらい山道でした。

頂上へたどり着けば、目の前はすでに岐阜城天守閣です。
(ちなみに平成九年に新装したようです。)

天守閣の中には、鎧や刀、忍者の使用していた手裏剣などが展示されています。天守閣内でおもしろかったのが、3D(立体的に)でみえるという映像です。そこでは楽市楽座の「人形劇」と長良川の鵜飼いの映像が流れてました。定められた位置から、その映像を眺めると、立体的に見えるという物です。確かにいわれてみれば、そう見えないこともありません。是非一度試してみてください。

天守閣の展望台から眺めた景色は、ほんとにすばらしです。北側を遠く眺めると、白色の山々が、南側を眺めると濃尾平野が一望できます。「岐阜を征する物は天下を征する」という意味が分かるような気がします。とても天気が良い日などは、まるで伊勢湾まで眺められそうなけしきです。(実際は見えないそうですが)
「この眺めを信長もみていたのか〜」と思うと、やはり岐阜まで足を運んできたかいがありました。