こんどの信長の野望には,なんと家臣が登場。そんな記事を「LOGIN」だか「BASIC MAGAGIN」辺りの雑誌を読んでしったのである。
それ以上にパッケージの「絵」が印象的である。織田信長を中心にして,羽柴秀吉,徳川家康の顔が段々にならび,下辺りには武田信玄や上杉謙信,毛利元就と思われる肖像も載っている。これだけでワクワクドキドキ。
これらの情報はすべて先に揚げた雑誌からのものであった。なにせ当時はインターネットなんて便利なものがないから,情報収集は専ら雑誌が一番である。これらの雑誌を語る場でないから,あまり深くは書かないが,懐かしんでくれる人もいることと思う。
さてゲームの中身である。大名家に家臣が加わったことによって,「全国版」にくらべて多彩な戦略が組める様になった。
織田信長には羽柴秀吉や,柴田勝家,明智光秀などが従い,これらの武将が内政に軍事にと勤しむのである。
基本的な構成がここから変化しているのでった。
まず内政は命令が毎月行える様になり,さらに1武将で1命令をこなせる様になった。
これだけでも変わった。
さらに合戦に目を向ければ,今まで通りヘックスを使った作りには違いない。だが大幅に細かくなった。また今作では野戦で戦うのが基本であったが,守備方が籠城を選択すれば,攻城戦ができるのである。
また各武将には兵科がそれぞれ決められており,足軽,騎馬,鉄砲隊と大軍を率いて攻める戦略が立てられるのである。騎馬は機動力に富み,鉄砲は攻撃力抜群。攻城には足軽で城壁登りなどで攻め立てていた。
ただ残念な点としては,日本全国をカバー仕切れていないのであった。
計38ヶ国。
九州と北東北がぽっかりと抜け落ちている。
それでもこのゲームは遊びまくり,個人的には色々な意味で思い出深いです。
それはなんといっても,親をいいくるめてパソコンを購入してもらい,パソコン起動時間の九割以上をこのゲームに費やしていたと思う。
立派なゲーム機である。
ちなみにPC8801という機種だが,もう過去の遺物となってしまった物である。
DATA
ジャンル:歴史シミュレーションゲーム
発 売 元:コーエー ( http://www.gamecity.ne.jp/ )
お 値 段:\1,980 (Windows / PlayStation)
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