1992年に放映されたNHK大河ドラマ「信長」の総集編 DVD です。
宣教師ルイス・フロイスによる「キクトコロニヨルト・・・」の語りで始まり、「オブリガード」で終わるの文言は一部の間では流行語(?)にも成ったとか。
さて内容は宣教師ルイス・フロイスの視点で織田信長の人生を語った作品です。「戦国時代の風雲児」とも「第六天魔王」などと人々から言われた信長はもちろん、加納随天という奇妙な易者（？）が登場したり、宣教師をはじめとしたキリシタン信徒が多く登場するのもこのドラマの魅力かもしれません。
キャスト自体も当時としてはかなり異色な時代劇だった気がします。実際の大河ドラマは1992年におよそ一年間を通して、放送され続けてましたが、この総集編は全てを三部構成に分けたダイジェスト版です。
第一回ジパング ( DISC 1)
吉報師と呼ばれていた幼少期から描かれています。織田の「大うつけ」と呼ばれあまり評判が宜しくない信長。そんな中で父の信秀が病死してしまい家督を信長が相続することに。しかしその当主の座もすんなりつくことができず、実弟の織田信行を謀殺する羽目になるが、国内の反対勢力を押さえ込み尾張統一を果たす。しかしそんな矢先、駿河の今川勢の大勢力が上洛の途に付く。しかし信長は桶狭間に撃って出て、今川義元を討つことに成功。
第二回天下布武 ( DISC 2 )
信長が美濃を手中に収め、稲葉山から岐阜と改名した城へ、足利義昭の使者として明智光秀がやってくる所から始まります。近江の浅井長政と妹の小市との婚礼を結び、ついに信長が上洛を果たし、足利義昭を将軍の座に据える。信長の勢力は尾張・美濃だけにとどまらず、畿内各地まで拡大していった。そんな中、将軍義昭と信長の関係が悪化。さらに越前の朝倉義景と信長が対立関係となり、ついには妹婿である浅井長政が信長に刃向い、姉川にておいて織田・徳川連合軍と浅井・朝倉連合軍が対決する。
第三回本能寺の変 ( DISC 3 )
武田騎馬軍団を粉砕した天正三(1575)年の長篠の合戦から始まり、本能寺にて明智光秀の軍勢に攻められるまでを描いています。安土に城を建造した信長は、その次ぎの段階として神になろうとる。そうした中でも国内では合戦が絶え間なく続き、信長の家臣等は休む間もなく働き続けていた。合戦から帰還したばかりの明智光秀は、徳川家康の馳走役を命じられたと思うと、今度は中国地方への出陣命令。極度の疲労感に陥った光秀は安息を得るために、選択した事は信長を討つことだった。
ちなみに主なキャストは下記の通りです。
織田信長・・・緒方直人
帰蝶・・・・・菊池桃子
お市・・・・・鷲尾いさ子
池田恒興・・・的場浩司
織田信秀・・・林隆三
林通勝・・・・宇津井健
羽柴秀吉・・・仲村トオル
ねね・・・・・中山美穂
徳川家康・・・郷ひろみ
浅井長政・・・辰巳琢郎
明智光秀・・・マイケル富岡
加納随天・・・平幹二郎
ロレンソ・・・稲川淳二
ルイス・フロイス・・・フランク・ニール
DATA
ジャンル：DVD
出 版 元：NHK ソフトウェア ( http://www.nhk-sw.co.jp/index.html )
時 間：293 分
DISC枚数：2 枚
言 語：日本語
音声仕様：ドルビーデジタル
お 値 段：\9,600
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