ハリウッドが日本の時代劇を作ったら、こんな感じになりましたけど、いかかでしょうか?日本の皆さん。
という様なメッセージが含まれていた映画です。
俳優も主演はトムクルーズ。また準主役級の扱いを受けたのが渡辺謙であるのは、すでご存じの通りです。ちなみに公開は2003年のこと。
これ映画が公開されて後,日本の俳優である渡辺謙の名は,ハリウッドの映画界にケン・ワタナベとして浸透していったのではないだろうか。
この物語の時代設定は近代国家へと向かう日本であり、ちょうど明治維新が行われ近代化に突き進んでいる頃でしょうか。
戦国時代とは関係無いようですが、渡辺謙が演じた勝元はまさに戦国という時代を生き抜くに値する侍であろう。
この映画のストーリーをもう少し遡った時代、戦国時代末期の織豊時代または、江戸時代初期の設定としても十分に通用するだろう。
戦乱の時代を生き残った勝元。天下統一政権を完成させる者に、顧問としてポルトガルやオランダからやっていたオールグレン。
結局は近代兵器である鉄砲の前に、打ち倒されてしまうというストーリー。天正三年に起こった設楽が原の合戦における、武田騎馬隊に置き換えて観たとして・・・十分に映像化された作品であった。
おもなキャスト
ネイサン・オールグレン・・・トム・クルーズ
勝元盛次・・・渡辺 謙
氏尾・・・・・真田広之
たか・・・・・小雪
明治天皇・・・中村七之助
大村松江・・・原田眞人雄
信忠・・・・・小山田シン
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