LEVORGで行こう

３日目とうとう家路に付くときが来た。このまま直接かえってしまうのは惜しいと思ってしまうのが庶民の心。せっかくここまで来たのだから、もう少し自然を堪能しようという気持ちから向かった先は、天空の牧場という異名を持つ天空の牧場と言われている山之村牧場。２日めに登った山は、まさに山の中にある山。そして本日、向かった先は山奥にある牧場という雰囲気であった。ここへ向かう途中の道は、どんどん進むにつれて民家がなくなり、はては夜中には暗闇と星空しか視界に入らないのではと思われる峠道を疾走していく。そして牧歌的な景色を目の当たりにした時、そこは山之村であった。おそらくここに住むということは、自然と共存しながら四季折々の辛さや愉しさを分かち合って生きていくのだろうと勝手に想像してしまう。最後の１枚さて山之村牧場であるが、夏休み期間とはいえ平日でもあるためか、お客さんが見あたらない。もしかしたら貸し切り状態になってしまうのか？などと入らぬ心配をしながら、牧場の中へと足を踏み入れるのであった。奥へ行くと動物達とふれあえる牧場が広がっている。最後の１枚当日は山羊が放し飼いとなっており、手を伸ばせば触れることができるほど間近で、草を食する姿を見ることがことができた。また本牧場の施設では、アイスクリーム作りやパン作り、それからソーセージ作りといった手作りを体験できる教室も催されている。それよりも気になったのはレストランにあるバーベキュー。ソーセージからはじまり、飛騨牛や豚などの肉をテラスの鉄板で焼いて食することができるとか。こんな晴れた日にはバーベキュー！と心で叫びながら帰ることとした。