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国道141号ドライブ


山梨県より八ヶ岳山麓を眺めながら、長野県の佐久方面へ向かうルートである国道141号。

高原を走るその「道」は、好き嫌いもあるだろうが、ドライブコースとして好きなルートである。

アルテッツァの頃は城巡りの帰りなど、時間がある時に通る機会が多いルートの一つであった。

さらに近場には高原の牧場や標高日本一という鉄道の記念碑などもあり、観光のついでに通ることも出来る。

今回はそんな141号線を巡ってみた。

中央自動車の韮崎ICより国道141を経由して、八ヶ岳山麓を目指す。

当日はあいにくの空模様であり、シトシトと雨が降る中のドライブとなってしまった。

周りを見渡した限り、一筋の光を見つけることができた。

八ヶ岳方面を眺める限り、鉛色の雲は途切れており、大きく青空が口を広げているではないか。

迷うことなくそちらへ舵を切る様にしてアクセルを踏み込んでいった。

途中、中央自動車の橋桁を通り越すと、そこからは急坂路へとさしかかり一気に登り詰める。

初めてこの道を自分の運転で通ったのは何時だったか。

かれこれ20年ほど前まで遡ることになるかもしれない。

その頃と比較して、道路の整備がなされて、ずいぶんと走りやすくなったと感じる。

もちろん車種の違いもあるだろう。

やがて道の駅「南きよさと」が見えてくる。

国道141号線沿いにあるのだが、一段低い渓谷にある道の駅であり、道路からでは見下ろす様にそれは存在している。

過去に鯉のぼりが頭上を泳ぐ様にして舞っていたのだが、今でもそれは続いているのだろうか。

道はさらにつづきちょっとしたワインディング路の雰囲気が出てくる。

車はさらに走り続き、清里高原に着いた。

清泉寮の駐車城
清泉寮の駐車城

ここで清泉寮へ立ち寄り、ちょっと休憩をした。

観光シーズンの時期から外れていることもあり、観光客はまばらではある。

それでも多くの人が立ち寄っている姿を見かけることができた。

清里からは、R小海線とほぼ平行して佐久まで走り続けることとなる。

日本一の標高を走る小海線。

野辺山がちょうど、駅舎および線路の最高地点ということになる。

ここまで来ると、あたりの景色は一変していた。

空は青空が広がり、西に目を向ければ八ヶ岳連峰が雪を被った姿で我を見下ろしている様だ。

八ヶ岳をバックに1枚
八ヶ岳をバックに1枚


関東近辺ではあまりお目に掛かることが出来ない、真っ直ぐな高原道路。

久しぶりにドライブするとなんだか心ワクワク、周りに気を取られそうになる誘惑を抑えての運転となってしまう。

途中で脇道をそれつつ、一休みを兼ねて景色を堪能。

脇道へそれて
脇道へそれて

しばらく走ると平坦であった道が、高原を一気に駆け下る道へと入れ替わり、佐久へと向かう。

途中で海野口城跡という標識に目を奪われながら、日本一長い河川である千曲川(信濃川)を右手に併走して走る。

ちらほらと民家が目立ってくると、忘れかけていた渋滞という文字が頭を横切り、それが現実となってしまった。

時間だけが過ぎ去っていくが、バイパスの様な大きな通りに出くわすと、そこからまたもや景色が一変する。

特に佐久平駅周辺まで来ると大きなショッピングセンターなどもあり、今まで走ってきた景色とは雲泥の差を感じてしまうのは気のせいか。