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雨上がりの奥多摩周遊道路ドライブ
雨上がりの昼下がり。
時間をもてあますという珍しい状況下、ちょっと散歩程度にと車に乗り込んでドライブ。 西の山並が明るく目に映ったので、車の進路は西へと向けた。
気がつけば八王子を過ぎ、あきる野市、そして奥多摩湖方面へと続く「檜原街道」。このまま空いた道を「檜原都民の森」へと走り続けていると、いつしか雨は止み、雲の隙間から日が差し始めていた。 普段、休日を同じ道を走ると前車のさらに先と、車が続いている光景が多い。しかしこの日はそうでは無かった。
レヴォーグを駆ってワインディングを自車のペースで走ることができる。といっても急ぐ必要がない。なぜなら目的地が設定していないのだからだ。 当面は登り坂が続くのであるが、エンジンは静かに駆動しのんびりとしたドライブに耳障りにならない。今まではあまり気にしない燃費についても、レヴォーグに乗り換えてから数字に目を奪われることがしばしば。信号待ちも渋滞もなければ、ある程度は良い数字が出せたからなのか。
そんなこんなで、あと少しで「檜原都民の森」という地点で霧が発生。視界が悪い状況に陥った。このまま「奥多摩周遊道路」あたりに行くとまた天候悪化。雨中のワインディングドライブになるのかと思いきや、「檜原都民の森」に着く頃には元の天気へ。それも青空が望める天候に変化していた。
「檜原都民の森」駐車場
「奥多摩周遊道路」
「檜原都民の森」にて休憩がてら、外の空気をすいに駐車場へ。登山客であろうか意外にも数台の車がすでに駐車している。天候は関係ないのか。それとも同じ様にドライブで来たのか。
それはともかく、東の景色を眺めると眼下に雲が海の様に広がっている。「雲海」という表現には遠いかもしれないが、都会の喧噪から離れて癒される景色ではあった。
そこから「奥多摩湖」を目指して再びレヴォーグに乗り込む。路面は雨上がりであるためウェット状態。それでもビュンビュン走るわけではないので関係ない。それでもまだ新車であるためかいつも以上に慎重な運転を心がけて坂道を走る。
途中、「奥多摩周遊道路」にある「月夜見駐車場」に車を駐め景色を堪能。眼下に横たわる「奥多摩湖」にかかる雲。その姿からは普段とは違った姿を目にし。この時だけは心が奪われてしまいそうで、時間が過ぎるのを忘れてしまうかの様な瞬間でもあった。
また帰路はほぼ下り坂。燃費の話で恐縮ではあるが、自宅でエンジンを切った際の燃費が、カタログ値よりも大幅に良い20キロという数値であった。空いた道、下り坂という好条件であればであるが。
奥多摩湖
「月夜見駐車場」にて