2004年 乗鞍高原〜三本滝見物〜

夏場のある日、乗鞍高原にある三本滝を目指して出発。

中央自動車道にて松本ICまで行き、そこからはR158にて一路、上高地方面に。梓川に沿った道を走って行くと、やがてトンネルに。さらにそのトンネル内に分岐があり、ナビに従って行くと他の車とは違う左側の道へ。

空いていると意気揚々と道を進んで行くと、やがて寂しいトンネルを走行。こちらの道は正規ではなく、裏道であることをやっと認識。しかしせっかくここまで来たのだからと、ナビの言うとおりに目的地へ向かった。

その先には乗鞍林道という有料道路が。「ETCは使えるのかなぁ〜」などと思っていたが、それどころでは無かった。車を料金所へ近づけると、どこからか人が料金所の中に入ってくるではないか。普段はそんなに人(車)は来ない道なの・・・か。と思いつつも¥860を支払い、林道を走行して本来の目的地である三本滝へ向かった。

林道は道はそれほど整備されていないが、まさに山を走っていると実感できるほどの坂。さらに周りは木々のトンネル。季節柄新緑を楽しみながらのドライブ。

ただ右に左にとカーブが多く、周りの景色に見とれていると、若干危険な感じも無いわけではありません。

またそれほどの人、車に出会うことも無いと思っていたら、そんなことは無かった。途中では車が立ち往生(?)している様で、その後ろにはレッカー車が。さらに行けば路駐している数々の車。その脇には長い虫取り網を高々と掲げている人達。どうやら虫取りに来ている人達みたいです。家族連れで来ている人、仲間できているおじさん。夫婦で来ているひとと様々。ここにはレアな虫でもいるのでしょうか。

この林道の頂上付近と思われる白樺峠。ここから眺める乗鞍高原は絶景です。駐車スペースも確保されており、訪れた時には複数台の車できたグループが眺めていた。

目の保養になったとそのまま林道を下ってゆくと、別荘地の様な場に出ました。今までの右に左にの山道と比べれば別世界。夏なのに涼しい〜という一言がついつい、口から出てしまいます。

三本滝はさらにエコーラインで乗鞍高原を目指す方角です。ちょうどマイカーが乗り入れられる限界地点で車を駐車して、そこからは徒歩になる訳です。歩くことおよそ30分程で、目的地である三本滝を目の前に現れてきます。「このダイナミックな滝を眺める為にここまでやって来たんだぞ。」という気分にさせられる程に見事でした。

日光にある華厳の滝の様にでかいものでは無いが、自然に流れ落ちてくる滝を、下から見上げる気分は筆舌に尽くしがたい。

ただカメラを持って行かなかったのが悔やまれます。


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