田倉川(日野川) 2005.7.30〜7.31

九頭竜川水系日野川の支流田倉川。私と息子、桂さん、初参加の福島さん。男4人での1泊キャンプに行ってきました。

   

田倉川は,、地図を見て想像していたよりも小さな川で、川の両端まで迫る水田、川原を埋め尽くした背の高い草。これではキャンプは不可能とあきらめざるをえない状況でした。「別の川へ行くしかない」とあきらめかけたその時、見つけました。格好のキャンプ地を

水流が不十分のためカヌーはできませんし、ライフジャケットを着て流れようとしてもお尻がつく始末。気を取り直して、支流が流れ込む水温の低いところに顔をつけ目を凝らすと、いるいる 鮎やあまご。岩の間で休んでいる大きなウグイ(だと思う)を発見。そっと網にすくい入れ川面に差し上げた。「やったぜ」 が、歓喜に浸る間もなく、敵も去るもの、見事に飛び跳ねて水中へ消えてしまいました。逃した魚はでかいのだ

その冷たい流れ込みにスイカを沈め冷やす。すると、どこからともなくカラスが集まってきました。一度は追い払ったものの、遊びに夢中になっている間に、さんざんつつかれ、袋から飛び出し、遂には川面をプカプカただようはめに。スイカは流れ下り、釣りをしていた桂さんの足元へ。「うわぁー、なんやこれ、スイカが流れてきよった」って大騒ぎになりました。

  

 

2日目、天気は下り坂。朝食を済ませ、晴れているうちにと急いでテントを撤収。その後、しばらくのんびりしていましたが、次第にあたりは暗くなり、ヒグラシが鳴きだしました。もう雨も近いようなので、あわてて最後の片付けに。残すはタープだけというところで雨が降り出し、しばしタープの中で雨宿り。15分ほど経過し、雨脚が緩んだところで全て撤収。無事キャンプ地を後にしました。

車に乗り込み出発して間もなく、先ほどとは比較にならない激しい雨が降りだしました。ワイパーがまったく効かない猛烈な雷雨。稲妻と雷鳴が轟く中、車を走らせる。田倉川と日野川の合流点を右折してたところで、ひときわ強烈な閃光がはじけた瞬間、轟音とともに激しい振動が車に伝わってきました。直撃したのではないですが、すぐ近くに雷が落ちたようです。おぉ怖わ 

その後、近くの”花はす温泉そまやま”で汗を流し、約1時間後、再び日野川戻った時には、川は一面に濁流で覆われており、雨の激しさを思い知らされました。あと10分撤収が遅れていたらって思うとぞっとします。夏のキャンプは天気の移り変わりに、細心の注意が必要ですね。

 

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