黒部川扇状地湧水群 富山県 黒部市・入善町
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黒部渓谷を駆け下ってきた流れは、扇状地に
もぐりこみ、その先端で豊富な湧水となって現れ
人々に生活を潤しています。
生地地区では、現在も湧水から湧出した水が、
飲用、野菜や衣類の洗物に利用されています。
とってもおいしくて、ほんとに何杯も何杯も
飲んでしまいました。
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穴の谷の霊水(あなんたんのれいすい) 富山県 上市市
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不純物が少なく腐らない水といわれています。
また、霊験あらたかで万病に効くとか。
たくさんの専用ポリタンクを台車に乗せて
大勢の人が水を汲みに来ます。
「ペットボトルでもいいよ」って言われましたが、
そんなひとは他になく、ちょっと肩身が狭かっ
ったです。
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瓜裂の清水(うりわりのしょうず) 富山県 砺波市
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夏も冷たい水が湧き出し、あまりの冷たさに
瓜が自然とわれ、とってもおいしかったこと
から名づけられました。
偉い坊さんがこの地を訪れたとき、馬蹄の
下から湧き出したそうな。
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弘法池の水 石川県 白山市
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手取川の急流が岩石を削り穿たれた甌穴から
湧き出す湧水です。
弘法大師が杖でえぐり地下水を探り当てたと
いう伝説があります。
甌穴の水は、差し込まれたパイプを通して
ポンプで汲み上げられ、傍の蛇口から流れ出て、
飲用することができます。
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古和秀水(こわしょうど) 石川県 鳳至郡門前町
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能登半島の中ほど、大本山総持寺からつづく
山の中ほどから湧き出す清水です。
総持寺では、仏前の献茶用の水として約700年
に渡り利用されてきました。
飲用には、建物の横に設置された龍の口から
ほとばしる水が利用できます。
また、付近は公園として整備されていますので、
ハイキングなんか楽しいかも!
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御手洗池(みたらいいけ) 石川県 鹿島郡田鶴浜町
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鬱蒼と茂る森の中に築かれた池。その池の
山側の端っこから、静かに湧き出しています。
飲用可能ということですが、上手く汲むことが
できずに断念してしまいました。
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瓜割ノ滝(うりわりのたき) 福井県 三方上中郡若狭町
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森の中の岩を割って湧き出した多量の水が
溢れ出して滝のように流れています。
冷たい水のため、夏には瓜が自然に割れたと
いう言い伝えがあります。
下手に水汲み場が設置され、大勢の人が列を
なしていました。水汲みには、水源保護のため
寄付をお願いしています。
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御清水(おしょうず) 福井県 大野市
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湧き出し口から続く水場は、共同洗い場となり
飲料用、野菜洗い用、洗濯場と順に続きます。
また、藩主の「米かしき水」としても利用された
ので「殿様清水」とも呼ばれます。
大野市のあちこちに湧く湧水にはイトヨが生息
しています。御清水の近くにある本願清水は、
イトヨ生息地の南限地として、国の天然記念物
として指定されています。
水の豊富な時期は、この洗い場全体を、水がうめ
つくすそうです。その様も見てみたいですね。
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鵜の瀬 福井県 小浜市
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奈良時代、偉いお坊さんが、ここ「鵜の瀬」より
地下を潜って水を導かせ、東大寺の「若狭井」
に水を送ったとされています。
それ以来、1250年、毎年3月2日に「お水送り」
の神事が行われています。
神事のときに訪れてみたいですね。
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