豆腐をつかった朝食メニュー
TOKYO FM 2007年7月放送予定
カリカリじゃこと青じその冷奴 調理時間 3分 |
今年の三月に、豆腐の温かいおかずを紹介しましたが、今週は、豆腐の冷たいおかずメニューをご紹介します。ムシムシして、なんとなくだるい朝は、葱や青じそ、しょうが、みょうがのような香味野菜をきざんで食べると、体調がよくなります。また、消化を助けるジアスターゼを含んだ大根おろしや、カルシウムたっぷりの小魚もお勧めです。こうした食材は冷奴にのせるのが一番お手軽。豆腐そのものも良質のタンパク質ですから、短時間で「からだが喜ぶ朝ごはん」のおかずができあがります。 さて、今日は、カリカリジャコと青じその冷奴。ポイントは、ちりめんじゃこを、ごま油でカリカリに炒めてから、トッピングすることです。 【材料】3人分 ・豆腐・・・1丁(350〜400グラム) ・青じその葉・・・6枚 ・大根おろし・・・・大さじ3 ・細かいちりめんじゃこ・・・大さじ3 ・ごま油・・・大さじ1 ・たれ・・{ 市販のめんつゆ(三倍濃縮タイプのもの)・・・大さじ3、酢・・・小さじ1} 【つくり方】 1、小さなフライパンにごま油を熱し、ちりめんじゃこをいれてカリカリにいためます。 2、1人分ずつに切り分けて器にもりつけた豆腐に、細かくせんぎりにした青じその葉、大根おろしをのせます。 3、カリカリにいためたちりめんじゃこ、この上にのせ、めんつゆに酢をくわえたたれを、上からかけます。 冷たい豆腐と大根おろし、青じそが、カリカリのジャコと絶妙ののコンビネーションです。 また、洋風バージョンとして、じゃこのかわりに、刻んだベーコンをフライパンでカリカリに炒ってトッピングしても、また別なおいしさです。 |
なめたけとオクラのとろとろ豆腐 調理時間 5分 |
今週は、冷たい豆腐の朝ごはんメニューをご紹介しています。 今日は、なめたけとオクラのとろとろ豆腐です。 オクラのねばねばは、食物繊維で、お腹の調子をととのえてくれます。 なめたけの瓶詰めをつかうので、調味料いらずで味付けできます。 料理に豆腐を使う場合、木綿豆腐のほうが、絹ごしより形がくずれにくくておすすめですが、このメニューは、形をくずしていいので、絹ごし豆腐でもOK。お好みで刻んだみょうがや、七味唐辛子を加えると、いっそうおいしくなります。 【材料(2〜3人分)】 ・木綿豆腐・・・1丁 ・オクラ・・・6本 ・なめたけの瓶詰め・・・1人分につき、大さじ2 ・大根おろし・・・1人分につき小さじ1 ・七味唐辛子、きざんだみょうが・・・好みで少々 【作り方】 1、オクラは、がくのまわりやヘタの部分をそぎおとし、熱湯にさっと通してから、冷水にすぐとります。こうするとねばりがよく出ます。 2、オクラを薄切りにし、鰹節少々をくわえ、なめたけのびんづめであえてねばりをだします。 3、これを、1センチ角に切った豆腐にかけ、全体をあえ、大根おろしをのせます。お好みで刻んだみょうがや七味唐辛子を加えます。 温かいご飯にかけて食べてもおいしいです。 |
韓国風冷奴 調理時間 5分 |
テレビのドクターコトーの島の舞台になった、鹿児島県の島に勤務されている自衛隊の方からこんなメールをいただきました。 「関東にいるときは番組をよくきいていましたが、南の島に転勤になったので、もうきけないと思っていたら、朝、車のラジオから、武田さんの声が聞こえてきてびっくりしました。ここでも「からだが喜ぶ朝ごはん」がきけるんですね、うれしくなりました」とのことでした。 このコーナーは、全国ネットで、北海道から沖縄まできいていただけます。転勤になってもこの番組をきいて、しっかり朝ごはんを食べてくださいね。 さて、今日は、いそがしい朝に重宝する、超スピードメニューの「韓国風冷奴」です。 【材料】3人分 ・豆腐・・・1丁 ・白菜キムチ・・50グラム ・焼き海苔(韓国海苔があればベスト)・・・適量 ・万能葱・・・3本(1センチに刻む) 【作り方】 1、豆腐は2センチ角に切ります。 2、刻んだ白菜キムチにちぎった韓国海苔をあえ、これを汁ごと豆腐にのせます。刻んだ万能葱をのせて、できあがりです。 豆腐にキムチをのせるだけでもおいしいですが、韓国のりと、万能葱を加えると、グレードアップします。韓国海苔でなく、日本の焼き海苔で作る場合は、ちぎったあと塩をまぶして使ってください。 |
豆腐のシーザーサラダ風・味噌ドレッシング 調理時間 7 分 |
豆腐のサラダですが、粉チーズをふりかけ、オリーブ油をつかったドレッシングをかけてあるので、洋風のシーザーサラダ風の味わいです。実は、オリーブ油と玉ネギの入ったドレッシングには、信州味噌をつかっています。刻んだクレソンがピリッとして、アクセントになっています。 豆腐はくずれにくい木綿をつかって、こまかく1センチ角に切ること、粉チーズをたっぷりふること、野菜にクレソンを必ず使ってぴりっとさせることがポイントです。オリーブオイルは生で食べるのに適したバージンオリーブオイルがお勧めです。 【材料(1人分)】 ・豆腐(木綿豆腐)・・・100g ・クレソン・・・2枝(1センチに刻む) ・粉チーズ・・・適量 ・味噌ドレッシング{ 玉ネギみじん切り、信州味噌、 酢、オリーブオイル・・・各大さじ1 砂糖・・・大さじ1/2 } ・ミニトマト・・・3個 【作り方】 1、木綿豆腐は、ペーパータオルでつつんで水気をとったあと、1センチ角にきります。 2、ドレッシングを作ります。1人分につき、刻んだたまねぎ、味噌、酢、オリーブ油を大さじ1ずつ、砂糖大さじ1/2をよくあわせ、ドレッシングにします。 3、刻んだクレソン豆腐、刻んだミニトマトに粉チーズをふり、サラダ菜をしいた器にもりつけます。 味噌オリーブドレッシングをかけてできあがりです。 |
豆腐の冷や汁 調理時間 20分 |
今日は、宮崎の郷土料理の冷や汁を、朝ごはん向けのスピードレシピにして紹介します。「冷や汁」は、豆腐やきゅうり、ごまがはいったつめたい味噌汁です。ごはんにかけると、さっと食べられて、タンパク質、ミネラル、ビタミン類がしっかりとれます。宮崎の冷や汁は、やいた干物を裂いていれたり、熱い味噌汁をさましたりと、時間がかかるので、ここでは焼き魚を鰹節とちりめんじゃこにかえ、濃く少なめに作った味噌汁につめたい豆腐や氷をいれて冷やしていくようにアレンジしました。 刻んだしょうがやみょうが、あおじそ、ねぎなどの薬味をたくさんいれる事、ゴマをたっぷり使う事が、おいしくいただくポイントです。今週末のブランチなどにいかがでしょう。 【材料】(2人分) かつお節・・5グラム ・水・・・1カップ ・みそ・・・大さじ1 ・絹ごし豆腐・・・1/2丁 ・すりごま(白)・・・大さじ4、練りゴマ・・・大さじ2 ・きゅうり・・1本(うす切りにして塩水につける) ・ちりめんじゃこ・・大さじ2(フライパンでからいリしておく) ・氷のかけら・・・キューブ6個分くらい ・薬味 {・みょうが・・・3本(みじん切り)、万能ネギ・・・・5本(小口切り)、しょうが・・・1かけ(みじん切り)、青じそ・・・10枚(せん切り)、かいわれ・・・少々} 【作り方】 1、きゅうりは薄切りにして濃い目の塩水に浸しておきます。 2、1カップの水を沸騰させ、かつお節と味噌を入れてまぜたらすぐ火をとめます。この汁を別のボールにうつして冷えた豆腐を崩しながら加えます。 3、すりごま、氷のかけら、塩水をしぼったきゅうり、ちりめんじゃこをいれ、塩味が足りなければ、きゅうりをつけておいた塩水少々をたします。刻んだ薬味を加えます。 5、十分ひえたら、温かいご飯にかけて、いただきます。 ・薬味は好みのものをたっぷりどうぞ。ただし、しょうがはずさないようにしてください。 |