さんまをつかった朝食メニュー 
         TOKYO FM   2005年11月放送予定

今年は秋刀魚が豊漁。脂ののった秋刀魚をお安くいただけます。秋刀魚といったら塩焼きで大根おろしが一番ですが、
それ以外においしいメニューがたくさんあります。
  
さんまと大根の船場汁風

調理時間  15分
【材料】3人分

大根・・・200グラム(皮をむいた正味)
さんま・・・1尾
しめじ・・1/2パック
こんぶ・・4センチ
酒・・・大さじ2
淡口しょうゆ・・・小さじ1
塩・・・小さじ1/2前後
酢・・・小さじ1
おろし生姜、ゆずの皮・・・少々
葱・・・5センチ(せん切りにして水にはなしておく)
生姜のせん切り・・・少々

【つくり方】
1,前の晩に、さんまの頭とハラワタをとって洗い、2枚おろしにして、強めに塩をふっておきます。
2、朝、さんまを4センチくらいに切りわけ、表面全体が白くなるまで熱湯をくぐらせます。。
3、鍋に、短冊ぎりの大根、こんぶ、さんま、しめじ、水4カップをいれて火にかけ、沸騰したら火をよわめて10分煮ます。。アクをすくって酒を加え、味をみながら塩と淡口しょうゆを加える。
4、おろし生姜と酢をいれて一煮したら火をとめます。
4、器にもり、白髪葱、針しょうが、刻んだゆず皮をちらします。

塩さばでつくる「船場汁」をヒントに、さんまに塩をして作ってみました。これがあっさりとおいしく、大好評。酢を少し入れるのがコツです。さんまは、焼くだけでなく、汁物にするのもいいです。さんまの脂にはDHAといって、頭の働きをよくして血液をさらさらにする脂肪酸が含まれているので、汁を薄味にしあげ、汁ごと食べましょう。
さんまのひとくち焼き

調理時間  15分  






【材料】1人分
・さんま・・・1尾(3枚おろしにして、下味調味料につけておく)
・下味{ しょうゆ、酒、みりん・・・・各大さじ1、おろし生姜少々}
・プロセスチーズ・・・20グラム(スティック状に切る)
・長ネギ・・・3センチ(たて2つわり)

【作り方】
1、さんまは、3枚おろしにし、長さを二つに切り、、しょうゆ、酒、みりん、おろし生姜につけておきます。(ここまでをさんまを買った直後などにやっておくと朝は楽です)

2、さんまの水分を切り、棒状に切ったチーズとせん切りの葱をはさみ、ホイルにのせて、
オーブントースターで5分ほど焼きます。

さんまは、塩焼きが一番ですが、そればかりでは飽きます。すぐ食べないときは、3枚下ろしにして調味液につけておくと、1週間くらい保存でき、いろいろ使えます。、オーブントースターでもすぐ焼けて、くさみがなくやわらかいので、お弁当のおかずにも重宝です。カルシウムが多いので、成長期のお子さんや、骨密度が低くなりがちな女性におすすめです。


さんまの蒸し飯

調理時間  15分

【材料(2人分)】
・さんま・・・1尾(3枚おろしにしておく)
・酒・・・大さじ3、塩・・少々、おろし生姜・・・少々
・残りご飯・・・茶碗2杯分
・大根おろし、貝割れ・・・適量
・すだちまたはレモン、しょうゆ・・少々


・【作り方】
1、3枚おろしにしたさんまは、日本酒と塩、おろし生姜につけて10分以上おきます。ここまでを前の晩にしておくと便利です。

2、残りご飯をどんぶりにいれ、さんまを、つけ汁ごとご飯にのせて、覆いをして電子レンジに4分かけます。

3、あつあつのご飯に、大根おろしと貝割れをのせ、すだちをしぼり、しょうゆ少々をかけて、全体を混ぜ合わせて食べます。

残った冷ご飯をつかったおいしいさっぱりメニューです。さんまと大根おろしと、ご飯の組み合わせは、日本の秋の象徴ですが、いそがしい朝、さんまを焼くと、後片付けやにおいが気になる、朝から焼きさんまでは、ちょっと重すぎるという人に、おすすめです。
三枚おろしにしたさんまを塩と日本酒につけておき、冷ご飯にのせて一緒にレンジで蒸すと、さんまと日本酒のエキスがご飯に染みて、おいしい蒸しご飯になります。

秋刀魚のチゲ風味噌汁
調理時間   20分







朝ごはんにさんまを汁物にして食べるとおいしいと、月曜日にも紹介しましたが、今朝は、韓国風です。キムチと味噌でさんまの臭みもなくなり、体があたたまります。最近、外国産キムチに寄生虫騒動がありましたが、煮て食べるなら安心ですほかほかのご飯があれば、これだけでバランスのとれた栄養豊かな朝食になります。

【材料】3−4人分
・さんま・・・2尾(頭と内臓をとって塩水で洗い、3-4センチずつの筒切りにしておく)
・白菜キムチ・・・100g
・味噌・・・大さじ1
・ごま油・・・小さじ1
・砂糖・・・小さじ1/3
・酒・・・小さじ1
・木綿豆腐・・・300グラム
・にら・・1/2束
・しょうゆ・・・少々

【作り方】

1、さんまは、頭と内臓をとって塩水で洗い、3-4センチに筒切りにしておきます。
2、ごま油で白菜キムチをいため、砂糖、味噌をくわえたあと、4カップの水を入れて煮立てます。
3、さんまと酒をいれて、火がとおったら、豆腐、ざく切りのにらをいれて、火を止めます。キムチからよいだしがでますが味加減によって、しょうゆ、塩、味噌少々を追加し味をととのえてください。

さんまドッグ
調理時間 15分
(※さんまを3枚おろしにしておけば、朝は7分でできる)



 
【材料(2人分)】
・さんま・・1尾(3枚おろしにしておく)
・ドックパン(長さ  センチくらいの細長いパン)・・   4個
・中濃ソース・・・50cc
・赤ワイン・・・小さじ1(これを水50ccにとかしておく)
・砂糖・・小さじ1/2
・レタス,・・・3枚
・カラーピーマン(赤ピーマン、黄ピーマン)のスライス・・少々
・玉ねぎのスライス・・・少々


【作り方】
1、さんまは、三枚おろしにして長さを半分に切ります。ここまでを前の晩にやっておくと楽です。
2、深さのある小さめのフライパンに、中脳ソース、赤ワインを加えた水、砂糖をいれて、混ぜながら火にかけ、沸騰したらさんまをいれて煮ます。片面3分、裏返して2分ほど火を通します。
3、切り込みをいれてオーブントースターであたためたドックパンに、レタス、玉ねぎスライス、、カラーピーマンをはさんでおきます。
4、フライパンの中で、上下を返して、ソースをよく絡めたさんまを、野菜とともにドックパンにはさみます。


「これってさんま?」と、いわれる味です。ソースとさんまがこんなにあうなんてと、おどろかれます。魚をフライにしてウスターソースで食べることはありますが、ここではさんまを直接ソースで煮てしまい、パンにはさむのがポイント。3枚おろしだと身がうすいのですぐ火が通り、簡単です。