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鮭をつかった簡単朝食用メニュー 
         TOKYO FM [からだがよろこぶ朝ごはん] 2003年10月放送 By Mika Takeda

鮭・・・・奈良時代には税として塩ざけを納める法律があったというほど、日本古来の食用魚です。
鮭の脂にはボケ防止になって生活習慣病の予防になるDHA、EPAが含まれ、
疲れやむくみがとれるビタミンB群、カルシウムの吸収をよくするビタミンDも多い魚です。


鮭の三平汁


【材料】3人分

・塩鮭(できれば、あらや、骨付きのぶつ切りがよい)・・・250グラム
・大根・・・100グラム(いちょうぎり)
・にんじん・・・50グラム(短冊ぎり)
・ジャガイモ・・・1個
・玉ねぎ・・・1/2個
・白菜・・・・
・春菊・・・・1/2束(ざくぎり)
・昆布・・・少々
・日本酒・・・少々
・塩、醤油・・・塩ざけの塩味の加減にあわせて、少々

【つくり方】
1、水5カップに昆布をいれて火にかけ、煮立ってきたら鮭をいれ、ジャガイモ、大根、にんじん、白菜、春菊の順に(つまり火がとおりにくい順に)鍋に入れ、日本酒少々を加えます。
2、材料に火が通ったら味をみて、鮭の塩加減によって必要なら塩、醤油をたします。

北海道や新潟で郷土料理になっている、塩鮭の出しであじわう、野菜たっぷりの汁物です。酒かすを加えたり、みそで味付けする地方もあります。
余計なものを一切入れない、素材のおいしさだけで味わうヘルシー料理です。

蒸し鮭の香ごはん


【材料】1人分
・塩ざけの切り身・・・1きれ
・ご飯・・茶碗1杯(残りご飯でよい)
・日本酒・・少々
・青じそを刻んだもの・・・・5枚
・すだち・・1/2個
【作り方】
・丼に冷たいご飯をいれ、塩ざけの切り身をのせ、日本酒大さじ1と水大さじをあわせたものをふりかける。覆いをして、電子レンジに4分かける。
2、蒸しあがったら青じそを刻んだものをのせ、すだちをそえる。
すだちをしぼって、鮭を箸でくずし、全体をかきまぜてたべるとおいしい。

前日の残りご飯をおいしくリフォームしていただくメニューです。鮭を酒蒸したときの蒸し汁を
下にしいたご飯がすいとってくれて、全体が鮭の香と塩味でおいしくなります。
ボケ防止になるDHAやEPAを無駄なくとれます。今の季節ですと、青じそのほか、
穂じそをしごいてませるのもおいしいです。


サーモンのワンタッチ・プレート
オニオンポテトアスパラ添え



【材料】一人分
・塩ざけの切り身・・80グラムくらいのもの1きれ
・ジャガイモ・・・1/2個
・玉ねぎ・・・1/2個
・アスパラガス・・・1−2本
・白ワイン・・・大さじ1、塩、こしょう・・・少々
・マヨネーズ・・・大さじ1
【作り方】
1、玉ねぎはうすぎりにし、ジャガイモは皮をむいて厚さ1cmにスライス、アスパラは食べやすい長さにきります。
2、耐熱皿に玉ねぎをのせ、その上に鮭の切り身をおき、鮭に塩をふります。皿のあいたスペースに、ジャガイモ、アスパラをのせ、胡椒をきつめにふり、白ワインを振り掛けます。
3、蓋いをして、電子レンジに4分かけます。
4、皿にでた、野菜と鮭の蒸し汁にマヨネーズをとかし、全体にまわしかけます。

名前が長いとおり、鮭、玉ねぎ、ジャガイモ、アスパラが、ワンプレートでいただけます。
なんと材料を一皿にのせて、覆いをしてレンジで蒸すだけの手間いらずです。一人の朝食にも便利です。
ミルクティーとあたためたロールパンをそえれば、遅めの朝食の、ブランチにもいいですね。

鮭とチンゲンサイの簡単チャウダー



【材料(2人分)】
・生鮭・・・150グラム(一口大のぶつ切りにする)
・チンゲンサイ・・・1かぶ
・マイタケ・・・40グラム
・牛乳・・150cc
・胡椒・・少々
・片栗粉・・・小さじ2
・バター・・・少々(好みで)
【作り方】

1、鮭には、塩、胡椒、をふりかけておきます。
水1カップを火にかけ、煮立ったら、一口大にきったチンゲンサイと、塩ざけのぶつ切り、マイタケをいれ、ふたをします。
2、沸騰したら火を弱めて5分煮て、アクをすくい、牛乳をくわえます。
3、全体をまぜたら、片栗粉を同量の水でといていれ、とろみがついたら火をとめ、好みでバターをおとしてできあがり。すぐ食べるよりも、一呼吸おくうちに、鮭のうまみがとけでてきておいしくなります。

とにかく簡単、市販のスープやルウをつかわず、鮭のうまみだけで作るスープです。鮭は良質の蛋白質に、ビタミンDを多く含みます。ビタミンDはカルシウムの吸収をよくして骨や歯を丈夫にしてくれるので、カルシウムの多い小松菜、牛乳とのくみあわせは、合理的なメニューです。

鮭とキノコのオーブン焼き、水菜あえ

【材料(2人分)】
・生鮭・・・2切れ(一口大に切る)
・水菜・・・100グラム(1cmにざくぎり)
・塩、胡椒・・・少々
・マイタケ、しめじ(食べやすくわける)・・あわせて80グラムくらい
・レモン・・・1個
・うすくちしょうゆ・・・少々
【作り方】
1、オーブントースターのテンパンにアルミ箔をしき、マイタケ、しめじ、鮭を並べます。上から少し強めに塩こしょうします。
2、オーブントースターで、10分焼きます。焼きあがったら鮭の皮をはずし、細かく刻んで、皮だけフライパンでカリカリになるまで炒ります。
3、1cmに刻んだ水菜、焼きあがった鮭とキノコをざっくりまぜます。レモンをたっぷりしぼり、しょうゆ少々をふりかけ、鮭の皮をトッピングします。


鮭をで焼いたときは、皮や、でてきた脂も有効につかって料理したいものです。鮭の脂や皮にはボケ防止になって生活習慣病の予防になるDHA、EPAが含まれています。
冷たい水菜と焼きたての鮭のコンビネーションがなかなかおいしいです。
水菜は関東では京菜ともいい、鍋にいれたり漬物にしたりしますが、生できざんで食べるのもよく、、特に鮭とは、色のコンピネーションが綺麗です。


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