オクラをつかった簡単朝食用メニュー
TOKYO FM [からだがよろこぶ朝ごはん] 2003年7月28−8月放送 BY MikaTakeda
オクラは英語で、フランス語ではガンボ。世界で親しまれている野菜です。
あのぬめりは食物繊維で、 消化吸収を助け、整腸作用やコレステロールを減らす作用、血糖値の急上昇を抑える効果
があるので、糖尿病や生活習慣病の予防に役立ちます。カルシウム、鉄、カロチン、ビタミンCなども含まれ、夏ばて解消にはもってこいの野菜です。
きざみナスと、みょうがのオクラ和え |
【材料】3人分 ・オクラ・・5本 ・ナス・・1本 ・みょうが・・・2本 ・かつおぶし・・・3グラム ・醤油・・・少々 【つくり方】 1、オクラは、塩をかけてこすり合わせ、流水で洗い流してうぶげをとります。 オクラを生で食べるときは、この下ごしらえをすれば舌ざわりがよくなります。 2、ナスは5ミリ角に、みょうがと、オクラはみじん切りにし、かつお節少々をかけて、醤油であえます。 3種の野菜を生のまま刻んであえるだけですが、オクラのねばりで、ごはんにかけて食べられます。新鮮な野菜で作ることと刻んだらすぐ食べるのがおいしさの秘訣です。 オクラのぬめりは、水溶性なので、ゆでると、効能がうしなわれてしまうのでこうした生の食べ方が1番です。 |
オクラの簡単クリームスープ |
【材料】3人分 ・オクラ・・・5本(小口ぎり) ・玉ネギ・・・4分の1個(薄切り) ・ホタテの水煮缶詰・・・70グラム1缶 ・生クリーム・・・小さじ2 【作り方】 ・300CCの水、きざんだ玉ねぎを加えて火にかけ、玉ねぎに火がとおったら、オクラをいれ、生クリームをいれてかきまぜます。ホタテ缶を汁ごといれ、塩こしょうで味をととのえたら火からおろします。 オクラのぬめりをいかし、クリームスープにします。つめたくしてもおいしいスープです。 ぬめりには、 消化吸収を助け、整腸作用やコレステロールを減らす作用、 血糖値の急上昇を抑える効果 があるので、糖尿病や生活習慣病の予防に役立ちます。 カルシウム、鉄、カロチン、ビタミンCなども含まれ、夏ばて解消にはもってこいの野菜なのでたくさんめしあがってください。 |
冬瓜のオクラあんかけ |
【材料】 ・冬瓜または大根・・・300グラム(皮をむいてひと口大に切る) ・チキンコンソメの固形スープ・・・1個 ・オクラ・・・10本 ・かにかまぼこ・・・5本 ・おろししょうが・・・適宜 【作り方】 1、一口大に切った冬瓜を耐熱皿にいれて、覆いをして電子レンジに5分かける。 2、鍋にチキンコンソメと水300CCをいれて煮立て、バラバラにくずしたかにかまぼことレンジからだした冬瓜をいれて煮る。 3、鍋にオクラを加えてさっと煮て、とろみがでたら火をとめる。 冬瓜のほか、大根でもおいしくできます。 オクラのぬめりを利用して煮汁をあんにした料理ですが、冬瓜の下煮を電子レンジでするので、全部で10分で完成します。かにかまぼこでなく、かに缶を使うと、ゴージャスになります。 ひやしてもおいしいです。 |
たたき長芋とオクラの磯辺あえ |
【材料(2-3人分)】 ・長芋・・・400グラム ・オクラ・・・5本 ・焼き海苔・・・1枚(焼いて、こまかいもみのりにしておく) ・レモン汁、しょうゆ 【作り方】 1、長芋の皮をむき、ポリ袋にいれて、すりこ木などでたたきつぶす。(袋の口はあけてたたかないと袋が破裂する)2、オクラは塩ずりして洗ってうぶげをとり、小口切りにする。3、長芋、オクラをレモン醤油であえ、もみのりをちらす。 オクラの効能をいかすには生で食べるのが1番です。 長芋のとろみにも、消化吸収を助ける働きがあります。すりおろしが面倒でもこのように袋にいれて、たたけば簡単です。あえ物にする場合は、全部つぶさなくても、少し塊がのこっていたほうがしゃきしゃきしておいしいものです。 |
オクラとトマトの肉みそ炒め |
【材料(2-3人分)】 ・オクラ・・・・10本(小口切り) ・トマト・・・1個(刻む) ・合挽肉・・・100グラム ・塩こしょう、ごま油・・各適量 ・砂糖・・・小さじ2 ・甘口のみそ・・小さじ2 ・唐辛子・・・適宜 【作り方】 1、ひき肉に塩こしょうし、ごま油で炒める。 2、肉の色がかわったら、砂糖と味噌、刻んだトマトを加えていためる。最後に、小口切りのオクラを加えて全体を混ぜ、とろみがついたら火からおろす。 好みで唐辛子をくわえて、ピリッとさせる。 パンにのせて食べるとおいしいですが、オクラのとろみで、ひき肉がまとまって食べやすくなります。ご飯にもあうおかずです。蛋白質、ビタミンA,C,カルシウム、鉄、食物繊維がしっかりとれます。 |
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