カマボコをつかった朝食メニュー 
         TOKYO FM   2007年8−9月放送予定
根三つ葉とカマボコのおろしあえ

調理時間 7 分



 今週は、カマボコを使った朝ごはんメニューをご紹介します。
きょうは、根三つ葉とカマボコのおろしあえです。
黒柳徹子さんの自伝の「窓際のトットちゃん」の中で、小学校の校長先生が、こどもたちに、「お弁当には海のものと山のものをいれてきなさい」と教えました。これは、栄養のバランスをとるためのほか、この食べ物は何でできているかを考えさせることになったそうです。
カマボコは、白身魚のすり身が主材料なので、海のものです。山のものである野菜をたせばバランスがよくなります。
とくに大根おろしとカマボコの相性は朝ごはんにぴったりですが、ゆでた根三つ葉とあえると、彩りも歯ざわりも香りもよくなります。三つ葉が苦手な方は、水菜で作ってください。
大根おろしの汁には、消化を助けるジアスターゼという酵素がはいっているので、汁もすてず、この汁に醤油を加えて、おろし醤油にして召し上がってください。
【材料】2人分
・カマボコ・・・60グラム
・大根・・・・80グラム
・根三つ葉・・・100グラム
・しょうゆ・・・大さじ1
【作り方】
1、カマボコはできるだけ薄く、食べやすい大きさにきります。
2、根三つ葉はさっと塩茹でして水で冷やして絞り、刻みます。
3、大根はおろして、その汁ごといっしょに、カマボコと刻んだ三つ葉をあえます。
しょうゆをかけてできあがりです。
カマボコクラブハウス風サンド
調理時間 12分
 今週は、かまごこを使った朝ごはんメニューをご紹介しています。
今日は、カマボコクラブハウス風サンドイッチです。
クラブハウスサンドは、ゴルフ場のクラブハウスで短時間でお腹が満足できる定番メニュー。薄くトーストしたパンに、野菜やチキン、ベーコンなどをはさみますが、肉をかまぼこにすると、あっさりして朝食向けになりました。
かまぼこの塩気や食感は、からしをぬったパリパリしたトーストや、きゅうりやクレソンによくあいます。ベーコンに比べエネルギーも控えめになります。うす切り食パンがない場合は、6枚切りの食パンをトーストして半分に切り、パンの断面にポケットのように包丁をさしいれて切込みをいれ、ポケットサンドにしてもいいでしょう。

【材料(2人分)】
・サンドイッチ用うすぎり食パン・・・4枚
・からしバターまたは、からし入りマヨネーズ・・・少々
・カマボコ・・・40グラム(うすくスライス)
・きゅうり・・・1本(うすくスライス)
・クレソン・・・少々

【作り方】
1、うす切り食パンは、2枚重ねてオーブントースターでトーストし、片面だけ焼き色がつくようにします。

2、カマボコときゅうりは、できるだけ薄くきります。食パンの焼き色がついていない方に、からしバターか、からしいりマヨネーズをぬり、きゅうり、かまぼこ、クレソンをはさんでサンドイッチをつくります。
3、食べやすく切り、はなれないように楊枝でさしてできあがりです。
青菜の
冷たいおぼろカマボコスープかけ

調理時間  12分

  今週は、カマボコを使った簡単朝ごはんメニューをご紹介しています。
今朝は、「青菜の、冷たいおぼろカマボコスープかけ」です。

スープにふんわり浮くおぼろは、おろし金ですりおろしたカマボコです。
カマボコの主材料は、魚のすり身なので、塩を加えて煮出すと、上品な味の出しがでるため、他の出しは使いません。これを片栗粉でとろみをつけた冷たいスープにし、ゆでてきざんだほうれん草にかけていただきます。
生姜の香りととろみのおかげで、ほうれん草もたくさんたべられます。スープをはやく冷やすためのポイントは、濃いめの味に少量つくり、あとで氷を加えることです。

【材料】2人分

・ほうれんそう・・・80g(塩ゆでして刻み、塩水につけておく)
・かまぼこ・・・60g
・塩・・・小さじ1/2
・おろししょうが・・・少々
・しょうゆ・・・小さじ 1/2
・片栗粉・・・小さじ1(大さじ1の水でとく)

・氷のキューブ・・・5-6個

【つくり方】
1、ほうれん草は塩茹でしてからしぼり、1センチの長さに刻んで、冷たい塩水につけて、下味をつけておきます。
2、カマボコは、おろし金ですりおろすか、一口大に切ってすり鉢でつぶします。小さな鍋に、1カップの水とかまぼこ、塩をいれ、火にかけます。煮立ったら、しょうゆと、おろし生姜、片栗粉を水でといて加え、全体をかきまぜて火をとめます。スープを冷やすために別なボールにうつし、氷のキューブを5−6個いれてとかします。

3、ほうれん草の水気をしぼり、1人分ずつの器にわけいれ、カマボコ入りのスープをそそいでできあがりです。

きゅうりとカマボコの中華風サラダ

調理時間  5分  

 今週は、かまごこを使った朝ごはんメニューをご紹介しています。
せん切りきゅうりと、せん切りのかまぼこ、トマト・・・、冷やし中華にのせたくなるような、ごま油のきいた、中華風サラダです。
ゴマをふって、せん切りのネギをトッピングすると、中華麺でなく、ご飯のおかず風になります。よく冷やして召し上がってください。

【材料(3人分)】
・かまぼこ・・・100g(せん切り)
・きゅうり・・・1本(せん切り)
・ミニトマト・・・3個
・ネギの白い部分・・4センチ(せん切りにし、水に放しておく)
・中華ドレッシング{しょうゆ・・・大さじ1、砂糖・・・小さじ1、酢・・・大さじ、、ごま油・・・大さじ1、ねりからし・・少々、おろししょうが・・・少々}
・いりゴマ・・・少々


【作り方】
1、中華ドレッシングを作ります。しょうゆ、砂糖、酢、ごま油、ねりからし、おろししょうがをよくあわせます。

2、きゅうりは、3-4センチの長さに切ってから、せん切りにして塩水にはなしておきます。カマボコは、きゅうりの長さ、太さにそろえたせん切りにします。
3、きゅうりを塩水からだして水気をきり、カマボコとドレッシングであえ、せん切りのネギをトッピングして、ゴマをふります。トマトを添えてできあがりです。
カマボコとネギ、ワカメのからし酢味噌かけ
  
調理時間  12分

 


朝から暑い日が続いていますが、よく冷えた酢の物は、食欲をそそり、からだをしゃきっとさせてくれます。きょうのカマボコとネギ、ワカメのからし酢味噌かけは、その名のとおり、カマボコを、ワカメやゆでたネギといっしょに、酢味噌でいただく小鉢です。
カマボコは、普通にスライスするのでなく、包丁で、できるだけ薄く削ぎ切り、それも包丁を左右に揺らしながら表面が波型にぎざぎざになるように削ぎ切りにすると、見た目も涼しげですし、酢味噌もよくなじみます。
最近は、水道水の温度も高くなっているので、ゆでたネギやワカメを冷やすときは、氷水にとって冷やしましょう。

【材料】(2人分)
・カマボコ・・・・50g
・ねぎ・・・1/2本
・わかめ・・・少々
・からし酢味噌{味噌、砂糖・・・各大さじ1、酢・・・小さじ2、ねりがらし・・・小さじ1/2}

【作り方】
1、ねぎは、斜めにうす切りにし、さっとゆでて冷水にとって冷やし、水分を包丁でしごいておきます。
2、ワカメは熱湯をかけたあと、冷水にとって冷やておきます。
3、カマボコは、できるだけうすく削ぎ切りにします。できればカマボコを削ぎ切りするとき、包丁を小刻みに左右に揺らしながらスライスして、表面が波型になるように切ると、味がよくなじみます。

4、からし酢味噌を作ります。味噌、酢、砂糖、ねりがらしを混ぜあわせます。
5、わかめ、ねぎ、カマボコを器に盛り、からし酢味噌をかけていただきます。