魚肉ソーセージをつかった簡単メニュー             TOKYO FM   2006年5月放送
                                                                      BY MIKA TAKEDA



日本人にはカルシウムが不足しがちだとよく言われていますが、そんなときにおもいだしてほしいのは魚肉ソーセージです。
なんと、グラムあたりのカルシウム量は牛乳とおなじかそれ以上。
値段も安く、常温保存でき、加熱しなくても食べられるので、忙しい朝にぴったりです。
フィッシュソーセージと野菜のスープ
調理時間  10分


フィッシュソーセージと野菜のスープ
【材料】3人分
玉ねぎ・・・1/4個(せんぎり)
にんにく・・・少々(みじん切り)
にんじん・・・4分の1本(せんぎり)
魚肉ソーセージ・・・1本(せんぎり)
オリーブ油・・・小さじ1〜2
コンソメスープの素・・・1個
塩、カレー粉・・・少々

【つくり方】
1、玉ねぎ、にんにく、にんじん、魚肉ソーセージをオリーブ油でさっといためます。
2、ここに水2と1/2カップをいれ、煮立ったらコンソメスープの素をいれます。
最後にカレー粉をいれます。

魚肉ソーセージはウインナーソーセージよりも脂肪が少なく、カロリーは半分なので、
体重を気にする人にはうれしい食材です。魚肉ソーセージのカルシウム量は牛乳と同じくらいですが
種類によっては、牛乳の2倍以上のカルシウムをもつものもあるので、
骨粗しょう症が心配な人や、カルシウム不足でイライラしている人はぜひ、食卓にどうぞ。

ソーセージからも魚のダシや塩分がでるので、塩はひかえめにし、
最後にカレー粉で味をひきしめるのがポイントです。煮るとふやけて大きくなるので、他の野菜よりこころもち細めに切るのもコツです。
魚肉ソーセージと野菜の
オープンオムレツ
調理時間 7分

魚肉ソーセージと野菜のオープンオムレツ
ご飯によくあう卵料理に、魚肉ソーセージや野菜を加えました。
ピーマンの緑、卵の黄色に、ソーセージのピンク色がはえて、見た目もきれい。腹持ちがいいので、午前中しっかり仕事がはいっているときにおすすめです。
脂が少ないのでオリーブ油をきかせて料理しても、くどくなりません。
ハムやベーコンは、冷蔵庫にいれなければすぐ悪くなってしまいますが
魚肉ソーセージは常温で2ヶ月以上もストックできるので、いざというときにとても重宝です。

【材料(1人分)】
・魚肉ソーセージ・・1/2 本(うす切り)
・玉ネギ・・・1/4個(うす切り)
・ピーマン・・・1個(種をとってうす切り)
・卵・・・2個
・牛乳・・・大さじ1
・塩、こしょう・・・少々
・ケチャップ・・・適量
・油・・少々
【作り方】
1、フライパンにオリーブ油を熱し、うす切りのソーセージを焼き、かるく焼き目がついたらいったんとりだします。
2、同じフライパンで玉ネギをいため、しんなりしたら、牛乳を加えた溶き卵を丸く流しいれます。
3、うす切りのピーマンと、焼き色をつけたソーセージをちらし、卵の底が固まるまで焼いたら、火をとめます。
お皿にうつしてケチャップをかけます。
パステルカラーのカルシウムごはん
調理時間  5分  





パステルカラーのカルシウムごはん

ある日、冷蔵庫をあけたら前夜の残り物の枝豆が目にはいり、作ったら、これが中学生の息子に大好評で、
よく作るようになりました。忙しい朝、ぱっと作って食べるのにおすすめです。

【材料】1人分
・ご飯・・・茶碗1杯(残り物でもよい)
・魚肉ソーセージ・・1/2本(縦半分に割って3ミリ厚さに切る=半月切りになる)
・ゆでた枝豆・・・適量(さやからだしておく)
【作り方】
1、枝豆は、さやから出しておきます。ソーセージは3ミリ厚さの半月切りにします。
2、ご飯にソーセージと枝豆をのせ、酒小さじ1/2をふり、覆いをして、電子レンジに2分かけます。
全体をよくまぜてできあがり。
たったこれだけのシンプルなご飯ですが、枝豆のグリーンと、魚肉ソーセージのピンクがとてもかわいくて、しかもおいしい。魚肉ソーセージの塩分と香辛料があるので、他の調味料は特にいりません。
日本人は、カルシウムが不足しがちといわれています。
ごはんと食べるもので、カルシウムをとる食品というと、しらす干やジャコが思い浮かびますが
塩分も多くとってしまうのが難点です。
この混ぜご飯なら、ご飯にしらす干をまぜてたべるのと
同じくらいのカルシウムがとれ、塩分はひかえめ、たんぱく質、食物繊維、ビタミンAもとれます

フィッシュソーセージとニラの味噌いため

調理時間  3分


フィッシュソーセージとニラの味噌いため

【材料(2人分)】
・魚肉ソーセージ・・・1本(90グラム)(せん切り)
・にら・・・1/2束(140グラム)(4センチの長さに切る)
・ごま油・・・少々
・甘口の味噌・・小さじ1
・砂糖・・・小さじ1

【作り方】
1、ごま油を熱し、にらと、ソーセージをいれて強火でじゃっと音をたてていため、味噌と砂糖をくわえて全体をまぜます。ソーセージに少し焦げ目がついたら火からおろします。

ソーセージが活躍するのは野菜炒めですが、肉のソーセージと違って脂が少ないので、ごま油をきかせても、しつこくなりません。ゴマと味噌とニラの香りが、朝の食欲をひきだしてくれます。緑黄色野菜はこういう油をつかった料理にすると、カロテンの吸収がよくなります。カップめんを作るより早くできるおかずですが、カルシウム、たんぱく質、ビタミン、食物繊維がとれる、栄養的にはハナマルのおかず。ゴールデンウィークに出費がかさんでしまった人にもうれしい、節約おかずです。材料は、2人分としましたが、これがお昼だったら、一人分にしてメインおかずにしてもいいでしょう。
フィッシュソーセージの
味噌ドッグ

調理時間   10分






フィッシュソーセージの味噌ドッグ

ぱっと食べられるホットドッグは忙しい朝にぴったりです。
フィッシュソーセージをドッグにするときは、パンにはさんでホイルで包んで焼くと、ソーセージの旨みをパンがすいとって逃がしません。
このドックにぬった甘味噌とオリーブ油がこおばしく焼け、一緒にはさんで焼いたミニトマトは、ジューシーにパンの中でソースのようにとろけます。
味噌は甘口のものを選び、砂糖を混ぜるのがポイントです。からしは焼くと辛味が飛ぶので、後から塗ります。

【材料】1人分
・魚肉ソーセージ・・・1本(90グラムくらいのもの)
・ドック用の細長いパン・・・1本(切込みをいれたもの)
・ミニトマト・・・2個(半分に切る)
・甘口の味噌、砂糖・・・それぞれ小さじ1/3、
・オリーブ油・・・少々
・練りからし・・・少々}
・水菜、またはレタスのせん切り・・・適量
・塩、こしょう、レモン汁・・・各少々

【作り方】

1、魚肉ソーセージは、片面に、包丁で切り込みを斜めに何本かつけておきます。これと半分に切ったミニトマトをドックパンにはさみます。
2、味噌と、砂糖をまぜて、ソーセージとトマトにぬり、上からオリーブ油少々をふりかけます。
3、パンをアルミホイルにのせて、両側から覆い、オーブントースターにいれます。ます。このとき、ソーセージとトマトの部分にはホイルをかけないで直接火があたるようにし、ソーセージにがうっすら焦げるまで焼きます。
4、パンを焼いている間、水菜かレタスを刻み、水気をきって、塩、こしょう、レモン汁であえておきます。ドックパンがやけたら、からしをパンの内側にぬり、ソーセージの脇に野菜をはさんでできあがりです。