ANACOSTIA
『Anacostia』
('78)
A(1) Ain't Nothing To It
 (2) Take It Or Leave
 (3) Baby Don't Ever Leave Me
 (4) Anything For You
 (5) Another City Morning
B(1) You've Got Love On Your Side
 (2) Your Unchanging Love
 (3) I Don't Need
 (4) Someone Else's Eyes
 (5) All For You

知ってる方も多いとは思いますが、彼らの前身はあの70年のHit曲「5-10-15-20」の、ワシントン出身のボーカル・トリオ、PRESIDENTSです。
このアルバムは名前を変えてから2枚目、78年に出ました。VAN McCOYが手掛けたPRESIDENTSですから、このアルバムでも、随所で手掛けています。ちなみに、BassはGORDON EDWARDSが参加しています。
A(1)の力強い歌声のミディアム、A(2)で伸びのあるミディアムを聞かせてくれ、A(3)でノックアウトされます。こんなに素晴らしいスロー、泣かずにはいられません。切ないバリトンに絡みつくコーラス。何度聞いてもうっとりしてしまいます。続いて軽快なテンポの爽やかなA(4)、しみじみと聞かせてくれるA(5)。一方B面も、爽やかなB(2)、ファルセットがリードのB(3)のスローも、優しい気持ちにさせてくれます。ミディアムのB(4)が入り、最後の締めB(5)は、がっつりコーラスが絡みついています。
何だかんだ言っても、私のお気に入りはA(3)。さすが、元PRESIDENTS!!