祝

祝・佐藤賢司監督・「イヤー・オブ・ザ・コーチ受賞」祝賀会

　８月２３日(土)６時からパレスホテル立川で受賞祝賀会が後援会主催で行われました。幸い天気にも恵まれて、というよりもうだるような暑さで、何でたまにスーツを着る日に限ってこうなるのかと天を仰ぐと真っ青な空とぶつかりました。

　今回の運営では横川選手のお父さんにホテル(ジャイアンツ御用達)の手配や連絡等いろいろお世話になりました。ありがとうございました。準備期間も短く不安ではらはらドキドキでしたが、こんなにうまくいくとは思ってもいなかったので感激でした。赤字になったらどうしようと役員全員びびっていたのですが、終わってみればぎりぎりセーフでホッと胸をなでおろしました。

　さて、参加者は監督の教え子３１期から３５期までの選手とマネージャー約３５名、後援会と父母が約２０名、武蔵村山高校ＯＢ１５名、加藤先生たっての願いで監督の家族全員、そして保谷の有馬監督と武蔵村山の森監督、スポーツライターの小林信也さん、ジャイアンツの中村スカウトが駆けつけてくれ総勢七十数名に膨れました。

　後援会長の後藤さんのあいさつで始まり、森監督の乾杯、小林信也さん、中村スカウト、有馬監督の話しはどれもこれも聞く人をあきさせない楽しいスピーチで、さすがと思うほかありませんでした。特に森さんは監督の村校最後の苦労話、中村スカウトは横川の１軍が早いか日野高の甲子園出場が早いか、有馬さんは甲子園の裏話、そして信也さんは「佐藤監督が今回選ばれた理由は東京のすべてのチームが春季大会に出られるように運動している中心人物で、それがこの若さで評価された理由の一つであるのではないか、選んだ高野連も素晴らしい」と述べていただきました。

　会食が始まり一斉にテーブルに群がるとそこにはとうていこの料金では信じられないような料理と飲み物がいっぱいに広がっていてどれから手をつけていいか迷うほどでした。ホテル側には相当無理を言って用意していただいたのですが、若い学生がたくさんくるだろうから飲み物よりも料理を充実させてくれといった横川さんの発案が見事に的中しました。

　みんなが十分に飲んで食べてからは村校のキャプテンの話しに始まり、日野高のキャプテンの話しもありました。全員が佐藤監督と野球ができて楽しかったと言ってくれました。また、３５期の深澤から監督の奥様に花束贈呈があり、奥様と長男(小５)、長女(高２)からも素敵なスピーチがありました。以外や以外！？家での監督の姿が浮き彫りにされ、いいパパをしていることが分かりました。家族の誕生日にはギターで歌のプレゼントをするそうです。野球と家庭を両立することがいかに大変なことであるかは身近なものにはわかるのですが、野球を続けるためにも大変な努力をしていることが証明されました。家族を大切にする心が選手も大切に思う姿勢なのですね。

　今回は２軍の練習の後に横川選手も駆けつけてくれました。やはり横川人気はすごく、ツーショットの写真、サインに集まる人が行列になり、ほとんど飲まず、食わずで対応してくれました。ゆっくりと話すことができなかったのですが、身体も一回り大きくなり肩も肘もかなり良くなって来ているようでした。そろそろ試合に出てくるかもしれませんね。スピーチでの横川節も相変わらずで、何を言っているか分かりませんでした。先輩のプロに混じって自信をなくしているのかと思ったらそうでもなく、なぜか明るく自信に満ちているようでした。

　宴もたけなわのころ、日野ＯＢによる校歌が熱唱されました。もちろん横川選手も混じって会場に響き渡るほどのものでしたが、隣が結婚披露宴の真っ最中でしたのでちょっと心配でした。どんな祝賀会になるか予想も出来ずこんなに盛り上がるとは思いませんでした。料理も飲み物もありあまるほど出て今回参加した人にはスピーチといい十分満足していただけたのではないかと思います。もっと多くの人に積極的に声をかけて置けばよかったな～と反省しています。

　最後に監督のお礼のあいさつと加藤先生の閉会のあいさつがありました。本来なら部長の奥原先生が行うはずでしたが、地学部の合宿と重なりどうしても参加できませんでした。奥原先生の存在も日野高にとって大変大きく、監督とともに相当頑張ってこられたのですからこの場にいたら本当に喜んでいただけたと思います。残念でしたが今日のことを一日も早く伝えたいと思います。

　司会の梅田さん、田辺さん、実行委員の末村さん、酒井さん、岩田さん、今回素晴らしい垂れ幕を格安で作っていただいた１７期の八王子文秀堂の恩田さん、そのほかいろいろご協力いただいた方々には本当に御礼申し上げます。これにこりず、この次は甲子園出場でやりましょう！