2016年 春季大会

 

本大会4回戦 対 二松学舎

 

 
日    野
二 松 学 舎 /

 いよいよ二松学舎戦。八王子球場にはたくさんの応援が駆けつけてきました。相手が格上なのはわかっている。どこまでやれるか楽しみだ。一昨年の秋のようには負けたくない。

今日も先攻は日野。二松のピッチャーはエースでないサウスポー。スピードはそれほどない。先頭峯岸はツーボールから3球目を左中間に見事に2塁打。気合が入っている。佐々木が送ってワンアウト3塁。さあ、何でもできる根岸だ。2球目をセフティーースクイズだ。でも、転がりが弱くキャッチャーが処理、ファーストアウト。峯岸突っ込めず。竹林三振でチェンジ。残念です。チャンスは何度もないだろうから点を取っておきたかった。

1回裏、日野のピッチャーは高橋(宙)。初回、2回を3人で終わる。素晴らしい立ち上がりです。今日は制球もいい。

3回表、ワンアウトから高野がヒット。しかし、峯岸ファーストゴロゲッツー、チェンジ。3回裏、8番にバントヒット。送られて、セカンドゴロでツーアウト3塁。1番のワンスリーから痛恨のワイルドピッチ。もったいない。1点献上。この後四球になるが高野が2盗を刺してチェンジ。

4,5回はお互い凡退。、6回表、先頭道祖土がライト前にヒット。高野送って峯岸は三振でツーアウト2塁。佐々木の2球目、きれいにセンター前にヒット。道祖土がホームに突っ込むが、センターからの送球はストライク。タッチアウトでした。あー簡単に点が取れない。さすがです。

今日の高橋(宙)は絶好調。6回までバントヒット1本、2四球です。ワイルドピッチの1点が悔やまれる。

7回表、先頭根岸がレフト前にヒット。ここで二松が動いてきた。エース登場。やっぱり球の伸び、スピードがちがうね。竹林はバント失敗ファーストファールフライ。バントもさせてくれない。大澤、千代も打ち取られた。

7回裏、2番に初球を左中間に持って行かれた。2塁打。3番にも初球をレフト前に打たれ2球で1失点。まいった。やはりエースが出てきて流れをかえさせられた。しかし、ここから高橋(宙)は3人でしめた。8回裏もヒットを打たれながらも抑えた。

さあ、反撃と行きたかったが8回から6人で完璧に抑えられてしまった。今日もエースが打てませんでした。

結局2−0で負けました。もう少しうまくやっていればなあと思いますが、仕方ありません。打線の強化が夏までの課題です。投手陣は高橋(宙)、内藤がやってくれそうです。シードを取れたのが収穫です。夏に向けてさらに頑張ろう!

 

本大会3回戦 対 紅葉川

 

 

日    野
紅 葉 川

 連戦になってしまった紅葉川戦。世田谷学園に勝ってきた相手だ。今日は背番号1の内藤が先発。勝てば3年ぶりのシードが決まります。

先攻は日野、初回3人で終わる。その裏、ツーアウトから3、4番に連続ヒットを打たれるが5番をショートゴロに打ち取る。

2,3回はお互いヒットでランナーを出すが盗塁失敗で無得点。

4回表、ワンアウトから佐々木が死球、根岸がファーストエラー、竹林がライト前ヒットで満塁。ここで今日は先発のサードに入った大澤が値千金の右中間オーバーの3塁打で一挙3点。頑張りました。

5回にも先頭、道祖土のレフトオーバーの2塁打を高野が送って、内藤がスクイズで1点追加。いい攻撃です。しかし、5回裏、ワンアウト2塁からセカンドゴロを道祖土がエラーして1点献上。もったいないです。

6回以降はお互い凡打が続き、無得点で試合終了。4−1で勝ちました。とにかく勝ったのでシード権確保しました。内藤は完投勝利。自責点0、三振8です。よく投げました。

今度は強豪二松学舎です。どこまでやれるか楽しみです。

 

本大会2回戦 対 小平

 

  10 11
日  野
小  平

 2回戦の相手は城西大城西に勝った小平です。お互いやりにくい相手です。雨で順延になったため観戦にはいけず、パソコンの前でやきもきしていました。スコアブックから見てみます。

先攻は今日も日野。峯岸は初球ファーストゴロ。佐々木三振。根岸は四球で出るが盗塁アウトチェンジ。その裏、小平もツーアウトからヒットで出るが盗塁アウト。同じ展開ですね。日野の先発は今日も高橋(宙)。

2回表、竹林がファーストエラーで出塁するが千代のピッチャーゴロで併殺。6番に入った大石は三振チェンジ。その裏、先頭を歩かせヒットと犠打でツーアウト2,3塁になるが、8番はライトフライでチェンジ。

3回表、高橋(宙)がヒットで出塁し、ツーアウト2塁になり、1番峯岸のセンター前ヒットでホームを狙うがタッチアウト。惜しい。その裏、小平は三者凡退。

4回裏、先頭はピッチャーエラーで2塁へ。送りバントで3塁。ピンチです。5番を三振に取り、6番をストレートで歩かせ、7番を三振で何とかしのいだ。荒っぽいピッチングですね。

こう着状態が続いたが、5回表、5番千代のライト前ヒットの後、大石、道祖土が凡退。8番高橋(宙)が右中間2塁打を打ちようやく1点先制。5回裏、ワンアウトからヒットと内野安打で1,2塁。2番の2球目に重盗を仕掛けたが3塁アウト。この後打者も三振でチェンジ。しびれる展開です。畑野がよく刺しました。

こうなると勝てば明日連戦になるのにピッチャー高橋(宙)の交代ができなかったのでしょう。お互い6,7回はチャンスを作れず。

8回表、ワンアウトから畑野がショートのエラーで出塁。峯岸が四球を選びチャンスメイク。2番佐々木はセンターライナー。畑野は飛び出し、戻れずアウト。やな展開です。見てないから分かりませんが何やってんでしょうね。その裏、チャンスの後にピンチあり。先頭9番にレフト前に打たれ、1番は三振。2番にヒットを打たれ、3番は三振。4番はショート内野安打。ツーアウト満塁です。やっばい。5番の3球目にワイルドピッチかよ。1点取られた。同点にされた。打者はファーストゴロでチェンジ。よくこれで収まったねー。ラッキーだったのか、守れないのか。

1−1の同点のまま9回はお互い凡退で延長戦へ。このころPCの前で悶々としていたのを覚えています。延長即タイブレークと勘違いしていたのでなおさらでした。

10回表、ワンアウトから道祖土、高橋(宙)の連続四球でチャンスを作り、代打は小田。ピッチャーゴロゲッツーで万事休す。球場に居たら負けたと思ったでしょうね。その裏、高橋(宙)はきっちり三者凡退。ここはすごいね。

そして11回表、打順よく1番峰岸がライト前ヒット。佐々木四球を選ぶが根岸はライトフライ。らしくない。しかし、4番竹林がレフト前ヒットを打ち待望の1点。つづく千代、途中出場の池和田のヒットでさらに1点。3連続初球攻撃とはすごい。道祖土の犠飛でさらにさらに1点追加し計3点。4−1とリードした。

11回裏、ここで内藤登場。かっこよくと行きたかったのでしょうが、2四球とヒットでツーアウト満塁。最後は三振で仕留め、結局この回3三振でしたが、見てる人はひやひやだったでしょうね。

よく勝ちました。でも明日も試合です。気持ちを切らさずに疲れを取ってください。お疲れ様でした。

 

 

本大会1回戦 対 福生

 

 
日  野
福  生

 春季大会初戦の相手は福生になりました。まだまだ寒い八王子球場に日野ファンがいっぱい集まりました。先攻は日野、新チームは秋とそれほど変わっていません。峯岸、佐々木凡退の後、根岸、竹林のヒットで先制のチャンスを作ったが、道祖土はショートゴロアウト。残念です。

1回裏、日野の先発は背番号11の高橋(宙)。春先から調子がいいのでしょう。右の本格派です。先頭にセンター前にヒットを打たれたが3,4番を抑えて何とか無事に切り抜けた。ストレートが高めに抜けているのが気になるが球に力がある。

2回表、6番千代のヒットの後、高橋(宙)のセカンドゴロでランナーが入れ替わり盗塁で2塁へ。大石はショートゴロエラーで1.3塁。9番畑野のセカンドゴロでサードランナーが挟まれてアウト。ついでに大石も挟まれてアウト。チェンジ。野球が下手ですねー。小学生のようでした。

その裏、三振、ヒット、三振、四球、三振でチェンジ。高橋(宙)は調子がいいのか悪いのかわかりません。

3回表、打順よく先頭峯岸がレフト前ヒット。すかさずスチールを決め、佐々木は四球、ノーアウト1,2塁。が、峯岸三盗を試みるがアウト。走るのは悪くないがセーフにならないと。しかし、根岸のヒットと竹林の2塁打で2点先制した。千代のヒットでもう一点加えるが千代は盗塁アウトでチェンジ。ちぐはぐだな〜。

4回は大石のヒットを根岸のバントヒットで返して一点追加。今年は小技が光ります。

6回にも4番竹林の2本目の2塁打で1点を加え5-0とリードした。

投げては高橋(宙)は5回を投げて被安打3、三振8を取り、6回から背番号1の内藤へスイッチ。内藤は4回を投げて被安打2、最後は連続三振で完封リレーでした。

初戦の硬さが出た試合でしたが、勝ったので良しとしましょう。だんだん良くなるでしょう。

 

夏季大会 3回戦 対 国士館

 

 
国 士 館
日   野

 初戦の相手はなんと国士館。これではシードを取った意味がない。初戦から全力ですか。2013年夏の準決勝で劇的に勝っているが今年はどうか。国士館は1,2回戦を5回コールドで勝ち上がって、波に乗っている。場所は府中球場。観客も大勢集まっている。本日の注目の一戦です。

先攻は国士館。日野は内藤が先発。先頭打者にツーボールから左中間に2塁打された。ふー、ストライクを取りに行った球だが見逃してくれない。2番はヒッティングだがピッチャーゴロでアウト。3番は四球でワンアウト1,2塁。まずい展開だ。4番に初球をレフト前に打たれた。少し深めに峯岸が守っていたのでホームセーフ。簡単に1点取られた。5番の四球のとき、2塁ランナーが3盗を仕掛けたが、高野が好送球で3塁アウト。あぶなかった。6番ピッチャーゴロでチェンジ。よく1点で収まったもんだ。立ち上がりを責められた。内藤は緊張してたね。あたりまえだけと。

さあ、やられたらやりかえす初回裏、峯岸は2球目をセカンドフライ。佐々木も2球目をサードゴロ。3番根岸は四球を選び、すかさず2盗を決める。4番竹林はいい当たりのファーストライナー。惜しかった。残念0点。

2回表、先頭7番にツーワンと追い込んでからライトに完璧なホームランを打たれた。7番の打球じゃないね。続く8,9番の連続ヒットでノーアウト1,3塁。またしてもピンチ。1番にセンターに大きな犠牲フライを打たれてまた1失点。しかし、今度も高野の2盗阻止とサードゴロでチェンジ。3-1になっちゃった。すごくやばい展開。内藤の調子の上がらないうちにに攻撃してくる。シードの初戦負けが頭をよぎる。

しかし、内藤はここからしっかり立ち直り3.4,5回を三者凡退に仕留め反撃を待つ。

日野打線も2,3回とも三者凡退に抑えられたが、4回裏の攻撃。先頭2番の佐々木が左中間に2塁打を放った。いつもの根岸ならセフティーバントだが打って出てセンターフライ。裏目に出た。それでも竹林はショート内野安打でワンアウト1,2塁。でも、佐々木は3塁に行ってほしかった。行けたはずだ。5番キャプテン千代はやばい、ショートゴロ。千代は俊足なのでセカンドはアウトだがファーストセーフ。ツーアウト1,3塁。6番大石の4球目。千代は2塁へスタート切ってわざと挟まれた。これを見て3塁ランナー佐々木もスタートを切ったが、2-6-3-4-2で佐々木はタッチアウトチェンジ。走塁に自身がなかったね。残念。ふつーに千代の2盗でよかったかも。

しかし、5回裏、大石のレフト前ヒット、道祖土の送りバントでワンアウト2塁。ここで国士館はピッチャー交代。そうきますか。他にもいいピッチャーがいるんですね。無失点なのに代えますか。今度は速球派ですね。しかし、高野はセンターに犠牲フライ。ツーアウト3塁。9番ピッチャー内藤か。誰もがあきらめかけた初球をセンター前にクリーンヒット。すみません。打てたんですね。とにかく1点取り戻した。

1点返してムードもよくなったのに6回表、ツーアウト1塁から6番にライトオーバーの2塁打を打たれまた1失点。4−1。この1点は大きかった。

しかし、7回からは春の大会二松学舎を2点に抑えた高橋(宙)がリリーフ。ホントは勝っててつなぎたかったけど仕方ない。腰痛で出遅れていたが間に合った。ピンチもあったが7,8,9回を何とか無失点に抑えた。

こうなれば日野の攻撃。7回裏。先頭の千代がライト前ヒットで出塁。。大石センターライナーでワンアウトだが、代打の大澤が粘って四球を選ぶ。高野のショートゴロはエラーをさそい、ワンアウト満塁でピッチャーの高橋(宙)だ。高橋(宙)は打ちます。野手としても出ていた。粘ったが最後はフォークボールで三振。ツーアウト。1番に返って今日全く当たりの出ていない峯岸。期待したが案の定ファーストゴロ。だめです。

8回裏、先頭代打馬場はレフト前にきれいにヒットしガッツポーズ。よくやりました。もうこの点差ではバントはない。頼りの根岸はキャッチャーフライ。あせりすぎてる。4番竹林は6-4-3のゲッツー、チェンジ。あーだめだ。いつもとちがう。

9回裏、最後の攻撃。先頭千代が今度は四球で出塁した。大石三振のあと、途中からセカンドに入った、大澤がライト前に強烈な当たり。流れを変えよう。ワンアウト1,2塁。8番高野はワンスリーから高めに手を出しピッチャーゴロ。万事休す。1-6-3のゲッツーでゲームセット。終わりました。4-1の完敗です。

5回あったノーアウトのランナーを生かすことはできずに負けました。負ける時はこんなもんですね。ちぐはぐでした。力を出し切れなかったといえばそれまでです。3年生お疲れ様でした。悔しいでしょうけど仕方ないですね。1,2年生はこの経験を忘れずに次に生かしてくださいとしか言えない久し振りの短い夏でした。

 

 

秋季大会 ブロック1回戦 対 巣鴨

 

 
巣  鴨
日  野

 日野の夏があっけなく終わり、まさかの八王子が甲子園初出場を決めた。複雑な気持ちを抱えて新チームは一体どんな戦いを見せてくれるのだろうか。今年から本大会出場チームが増えた。2回勝てばOKだ。ブロックには恵まれたかな。初戦は巣鴨。場所は府中工業だ。懐かしい佐藤監督がいる。だが、この大会から監督を退くらしい。久しぶりに会った。何だかずいぶん瘦せていてびっくりした。苦労したのかな。しばらく話が弾んだ。

先攻は巣鴨、日野のエースは158cmのエース小林だ。夏もベンチに入っていたが出るチャンスはなかった。夏の練習試合ではずいぶん強豪校を抑えていたらしい。楽しみだ。立ち上がりからテンポよく投げ込んでくる。コントロールもよさそうだ。ところが、よさそうだどころではなく、4回までパーフェクト。5,6回にヒットを打たれるが、無四球、2安打、9三振、7回完封だ。ストレート、スライダーの切れ、コントロールが抜群。こんな選手がいたなんてびっくりぽんでした。

日野の攻撃は初回裏、3番レフト佐藤(秀)と4番ファースト須山の連続2塁打で2点を先制。3回にエラーがらみで1点追加。5回も佐藤(秀)の犠飛と須山の3塁打で2点を追加した。6回はピッチャー小林のヒット。7回は最後キャプテン大石のサヨナラショートゴロエラーで試合を決めた。

結局、7−0、7回コールドで初戦を突破した。まだまだ硬さの残る試合だったが、上出来でしょう。特にピッチャー小林のピッチングと4番須山のバッティングが光りました。


ブロック決定戦 対 荒川商業

 

 
荒 川 商 業
日   野

/

 決定戦の相手は荒川商業。なんとかなるかな。

今日も日野のピッチャーは小林。きれいなスコアブックです。結果から言うと、初回に3連続三振で始まり、9回被安打3、長打無し、11三振、103球、無四球完封です。
これって、小さな大投手?今までの日野にはないタイプのピッチャーです。素晴らしい。

攻撃は初回裏、2番センター、1年普入の2塁打と、5番大石の2塁打、6番キャッチャー樋口の犠牲フライで3点先制。5回にも2番普入の2塁打、3番佐藤(秀)、4番須山の連続ヒット、5番大石の犠牲フライで2点追加。8回にも1点を加え6−0で勝利しました。

まだまだ課題は残る試合でしたが、本大会出場です。期待します。


秋季大会 本大会 1回戦 対 日大鶴ヶ丘

 

 
日  野
日大鶴ヶ丘

 本大会の抽選が終わり、なんちゅうくじ運の悪さと関係者は思いました。夏を引きずってるなあ。初戦が日大鶴ヶ丘ですか。それも仕事で見に行けない。またパソコンの前でにらめっこですか。疲れるなあ。日鶴も同じ思いだといいのですが。まあ、シードじゃないし、向かっていける相手のほうがうちは力を出せるから。今年のチームを占う一戦になりそうです。監督もこの試合に気合を入れてる感じ。やるっきゃないでしょう。

スコアブックから、今日は先攻は日野、1番ライト小田がレフト前にヒット。普入が送って、佐藤(秀)は四球。4番須山はフルカウントから三振。5番大石は中間に3塁打。ものすごい当たりだったそうです。これで幸先よく2点先制。3試合連続の先制攻撃です。

しかしその裏、小林はさすがにいつものようにはいかず、ヒットと四球、死球でツーアウト満塁。6,7番に連続ヒットを打たれ3失点。逆転された。

そこからお互い膠着状態になり、6回まで無得点のまま7回表。そろそろ点取らないとやばいでしょう。6番平野がセカンドエラーで出塁。樋口が送って、8番小林がライト前にヒット。やっと同点にした。しかし、後続は断ち切られた。

7回裏、せっかく同点にしたのに、先頭を四球で出し、3番に逆転の2塁打を打たれた。きびしい。

8回表、先頭佐藤(秀)が右中間に2塁打。須山ファーストフライ。大石のレフト前ヒットと平野の四球でワンアウト満塁。大チャンス。7番樋口、スクイズはないな、2球目をレフト犠牲フライ。何とか同点にした。逆転したかったが、9番小林はファーストゴロチェンジ。惜しかった。

8回裏は何とか小林が抑え、最後の9回表、佐藤(泰)、小田が倒れ、ツーアウト。だめかも。2番普入はストレートの四球。3番佐藤(秀)はセンター前ヒット。つないだ。さらに4番須山も四球を選びツーアウト満塁。5番大石に回ってきた。2球目をレフトに痛烈なライナーでヒット。レフトが後ろにそらしたらしい。走者一掃で奇跡の3点。これはラッキーでした。レフトにはかわいそうだが勝負を決めた。

9回裏も小林は抑え7-4で逆転勝ちした。すごすぎる。見たかった〜。いや〜やっちゃいましたね。美味しいお酒をいただきした。これは次につながる試合になりました。どこまで行けるか楽しみです。

とはいっても小林は、9回完投ながら被安打8、四死球6、4失点、147球ですからさすがに今までのようには投げさせてはもらえませんでした。でもよく粘っていい経験だったと思います。また、5人も左バッターがいたようです。よく頑張ったね。

本大会 2回戦 対 豊多摩

 

 
豊 多 摩
日   野

 今日はちょっと楽にいくかな、厳しいくじで少し気を抜けるのはここだけと思った豊多摩戦。そんなに世の中甘くありませんでした。立川球場での第一試合。

先攻は豊多摩、体格ではうちは他の都立に負けません。力は日野が上と見た。ところがどっこい、豊多摩の左ピッチャーが打てない。どこかの監督が大したことないって言ってたから安心してたのに。球は速くないのに捕まえられない。なんと、6回までまずい攻めもあって、ヒット2本で0点に抑えられてしまった。

にもかかわらず、豊多摩に5,6回、ヒットとスクイズで1点づづ入れられ2-0で負けてる。やばいんじゃない。このままじゃ。気が付くと、豊多摩のベンチにどこかで見た顔が。日野の10期OBの増島(数学の先生)が助監督でベンチに入ってる。道理でてこずるわけだ。今年から移動したらしい。面倒なことになってきた。

しかし、無失点のまま7回裏から豊多摩のピッチャーが代わった。何かあったか予定通りか分からない。ワンアウトから小林、平野の連続四球と佐藤(泰)のヒットで満塁。ここで行かなきゃ負ける。1番小田はレフトフライ。ツーアウト。おいおい、何とかしろ。2番普入はワンスリーからセンター前にタイムリーヒット。やった、2人返って同点だ。
やっと追いついた。ほっとしてる場合じゃない。逆転しろー。3番佐藤(秀)は死球でまた満塁。突き放すチャンス。今日の4番は大石だ。なんだサードゴロかよ。ダメじゃん。まだまだ甘いな。

流れは変わったが、8回裏からまた先発が出てきた。須山三振のあと、樋口がセンター前にヒット。続く7番小林がライトオーバーの3塁打。よし、逆転した。ここで一気にと思ったが平野と佐藤(泰)が凡打でした。でも、2−3と逆転に成功。

7回からしっかり投げた小林は9回も抑えて何とか逆転勝ちした。危なかったー。負けるとこでした。新チームは強いのか弱いのか全く分かりません。次はシードをかけた試合になります。だいじょぶかい。

 

本大会 3回戦 対 東京実業

 

 
東 京 実 業
日    野

/

 修徳と思ったら東京実業でした。東も勢力図が代わって来たのかな。多分うちも、日鶴じゃなかったといわれてるでしょう。東実とは練習試合で時々やっているので親近感はあります。勝ったほうが春大のシードです。簡単ではないですね。

また、立川球場の第一試合。先攻は東京実業、今日もピッチャーは小林。先頭を四球で出すが、無難に抑えた。上々です。その裏、日野の攻撃。先頭小田が四球を選んだ。普入が送って、佐藤(秀)と4番に上がった大石の連続ヒットで1点先制。今日は気合が入ってる気がする。

しかし、3回表、4番にツーアウトから初球をライトスタンドに叩き込まれた。すげー当たりでした。その裏、負けじとまた佐藤(秀)と大石のヒットで今度は2点をもぎ取った。

6回表、東実は7,8番の連続ヒットと犠飛で1点取った。2−3。でもその裏、日野も小林、須山の連続ヒットで1点を返し2-4にした。

両チームとも同じような展開が続いたが、最後は小林が投げ勝って抑えた。だんだんストライクゾーンが狭くなってきたが、奪三振9はおみごとです。これでシードを取りました。ひさかたぶりの神宮第二です。あばれてくれ。



本大会 準々決勝 対 八王子

 

 
八 王 子
日   野 /

12

 帝京かと思ったらなんと八王子です。エースが帝京を完封してきた。さすが今年の夏甲子園初出場校です。八王子の優勝はうちにとっても刺激になっている。つながりが深いからだ。監督同士は先輩後輩、選手も八王子球場で一緒にお手伝いをしているし、練習試合も必ずしている。お互いやりやすい相手であり、負けられない相手です。チャレンジです。

神宮第二球場の第一試合。八王子の応援席はいっぱい。学校休みみたい。日野は授業だよ。いつものような応援団はいない。しかし、ここまで来たんだから、応援で負けたくない。けどやられました。凄まじい応援です。試合でひっくり返そう。でも、八王子には甲子園で投げたピッチャーが2人も残っている。

先攻は八王子。今日も小林が先発。3番にヒットを打たれ外野がもたつく間に3塁へ。しかし4番をセカンドゴロでチェンジ。人工芝は初めてだから早く慣れてくれ。神二の人工芝はそろそろ張り替えたほうがいいかも。滑りそうです。

初回裏、先頭小田がファーストエラーで出塁。ラッキーです。普入はヒッティングで1,2塁。監督強気です。佐藤(秀)はショートフライ。ここはバントでもよかったかな。4番大石は四球でワンアウト満塁のチャンス。5番はなんと9番からちょっとづつ上がってきたピッチャー小林。センスの塊ですからね。きれいにライト前にヒット。1点先制。続く樋口も初球を右中間に2塁打。2点追加。おーすごい。逆に7番まで下がった須山はフルスイング。あっという間にレフトスタンドに突き刺さった。スリーランホームラン。一挙6点だ。エースで甲子園ピッチャーを引きずり下ろした。一気に流れを持ってきた。これが高校野球の怖さと面白さですね。

しかし、そんなに簡単に行くはずもなく、2回には先頭にホームラン。シングルでよかった。3回にもヒットで2点を奪われた。3−6。雲行きが怪しくなってきた。

いつもと違うのはここからさらに3回裏、小林、樋口、須山のヒットと小田、普入のヒットで3点をもぎ取った。八王子への流れを止めた。4回にも大石、樋口のヒットで1点追加。3−10に広げた。

小林は4回から立ち直り、八王子打線を抑えこんでいく。5回裏、ワンアウトから小田、佐藤(秀)、大石、小林のヒットで2点取ってなおも満塁。もしかしてあと1点で5回コールド?すごすぎる。おいしいチャンスに、6番樋口。何とショートゴロゲッツー。そううまくは行きません。それでも7回まで抑えて7回コールドで勝ちました。信じられない。爆発しました。珍しく。実際、そんなに力の差はないのですが怖いですね。初回の6点がすべてだったような気がします。それにしてもベスト8です。久しぶりです。でもこんなに強かったかな?勝ったから強いんでしょうね。まだ、半信半疑です。

本大会 準決勝 対 日大三

 

 
日   野
日 大 三 /

 準決勝の相手はやっぱり日大三。前の試合が早実-国士館ということもあり、超満員。トイレは長い行列だ。早めに行っておいてよかった。自分の席を確保するのがやっとだ。超苦手としている相手にどんな戦いを見せてくれるか楽しみだ。

今日は日野が先攻。あっけなく3人で終わる。エースの球は速いしスライダーがキレキレだ。やっかいです。

その裏、四球とエラーがあったが無失点で終わる。何年振りだろ、三高とやって初回0点で終わったのは。記憶にない。幸先いい。これだけでうれしくなる。

2回表、5番小林が初ヒット。しかし、樋口サードゴロでゲッツー、チェンジ。

2回裏、先頭にセンター前に打たれた。6番は初球をライト線に2塁打。やっぱ打つな。7番にはパスボールで1点献上。しかし、四球、三振の後、サードゴロをホームでアウトにし、さらにセカンド送球でアウトチェンジ。守りで助けてよく1点ですんだものです。

はっきり言って、うてません。全国レベルのピッチャーですね。プロ注目でしょう。何かきっかけをつかまないと。

4回裏、サード大石のエラーで1失点。打球が速すぎでした。逃げるな、気持ちはわかるけど。

5回裏、ショート佐藤(泰)の好返球でホームアウトにし、ツーアウト1,3塁にしたが、6番に超特大のホームランをライトに叩き込まれた。場外かも。あんなに飛んだの初めて見た。スリーランです。がっくりきたね。

6回はここまで頑張ってきた小林もこれえきれずに2失点。0−7になってしまった。

結局0−7、7回コールドで終わってしまった。力の差といえばそれまでだが、7回で10個三振を取られた。これでは勝てないね。何か考えないと。いい経験にはなったけど、このままではだめでしょう。でも、ベスト4は立派です。

夏の短さに比べたらずいぶん長い秋になりました。21世紀枠3度目の東京代表にも選ばれました。これからすべきこと、いっぱいあるけど一つずつこなしてさらにたくましくなって来年につなげてください。

ちなみに、毎年1回やっているメンタルトレーニングで、八王子に勝つ気持ちでいたのが半数以上だったのに、日大三ではゼロでした。これでは試合になりませんね。自分の殻を破らないと。がむしゃらに向かっていく気持ちが一番大事です。来年に期待します。リベンジのチャンスはあるはずです。