2007年 秋季大会・第17ブロック

1回戦 対 八王子実践

 
八王子実践
日   野

 

数年前にやはり秋の大会1回戦で当たって延長で負けた相手が八王子実践です。お互いにやな相手に当たったと思っていたはずです。台風9号の影響で日体荏原グランドが流され、第一ブロックは相当日程がずれ込みました。それにしても何でこんなに荏原グランドに当たるのでしょう。ここ10年で少なくとも4回は来ています。縁があるのでしょうね。

 先攻は八実、小室は5回までノーヒット。7回までは全く危なげなく八実打線を抑え込んでいきました。全く手も足も出ない状態でした。日野の攻撃は初回、先頭のキャプテン近藤がレフト前にヒット。2球目に走ってノーアウト2塁。しかし、菊池、小室、平林が倒れて得点できず。2回はワンアウトから1年渡辺がレフト前にヒット。神谷が送って、やはり1年小林がライト前にヒット。1点取れたかに思ったが、ライトからの好返球と渡辺の足が遅くてホームアウト。残念。先取点が取れず。

 しかし、3回裏ワンアウトから近藤がショート内野安打で出ると、菊地がレフトオーバーの2塁打を打ち先制点をもぎ取った。八実の投手もいいからかなり有利な展開になった。しかしその後、追加点がなかなか取れなかったのが響いた。試合は8回から動いた。8回表八実の攻撃。先頭の代打がきわどいところを四球を選び3番の送りバント。ダッシュよくサード菊地が突っ込んで来たが飛び込んでも届かず、あわてて1塁に投げたがベースカバーが誰もいない。セカンド神谷と走者が交錯してノーアウト1、3塁の大ピンチ。4番にしぶとく1、2塁間を抜かれ1点。変わらずノーアウト1、3塁が続く。5番を三振に取り、ようやくワンアウト。6番はおあつらえ向きのピッチャーゴロに打ち取り、小室が3塁ランナーをけん制し、ダプルプレーねらいでセカンドに投げたがわずかに左にそれ、近藤が取れずに抜けてしまった。逆転。しかし、ここから小室は後続を打ち取った。

 今度は日野の8回裏の攻撃。打順よく1番近藤が四球を選び、菊地が送りバント。これをキャッチャーがセカンドに悪送球。よっしゃー。ノーアウト1、2塁。1点差だから送ってもいい場面だが一番期待のもてる小室には「打て」。しかし、初球の狙っていたカーブをいい当たりで捕らえたが、セカンド正面。4−6−3のダブルプレー。万事休す。9回にも近藤のタイムリーエラーで1点を献上。ほとんど押していたのに負ける時はこんなものですね。しかし、このチームの弱点が浮き彫りになりました。小室が投げて味方打線が打てなかったら来年もこんな展開が予想されます。冬の間にいかに力をつけるか期待しています。小室は9回投げて被安打4、三振12でした。自分も打てなかったから仕方ないが、ちょっとかわいそうでした。

 

2007年 夏季大会

3回戦 対 狛江戦

 
日   野
狛   江

 今日はいよいよ狛江戦。これまでの流れでこの試合も一気に行きたいところだ。ところが、狛江は都立強豪校だ。そう簡単にはいかないことはお互いに分かっている。実は日野はこの試合を一つのポイントと位置付けていた。たとえ久我山に勝ったとしてもこの試合は侮れないと。そのくらい注意していたはずだった。試合前のエース大野は今までにないほど緊張していた。一体どうしたと聞くと、「この試合は絶対に勝ちたいんです。緊張してあまり眠れませんでした」なんだかチームがノリノリというよりも呪縛にかかっているようだった。2日間空いたので考える時間が出来すぎたようだ。

 試合は日野が先攻。今日もキャプテン垰野はじゃんけんで負けたようだ。この大会調子の上がらない1番大和はピッチャーゴロ。2番石田はツーストライクからセンター前のヒット。チャンスを広げたい。3番福岡は2球目をヒットエンドラン。だが、ピッチャーゴロになってゲッツー。狛江の投手の力のあるストレートに差し込まれた。残念。

 さあその裏、大野の立ち上がりが心配だ。初球、1番の左バッターにインコースストレート。思い切り振り切った打球は快音を残しあれよあれよとライトスタンドへ…。初球ホームラン。今日の風はホームからライトへ。今までと全くの逆風。信じられない。この一撃で三塁側スタンドは盛り上がった。2番は四球、3番はツーワンと追い込んでから外側カーブを左手一本で泳ぎながらレフトオーバーの2塁打。これも風に乗ってしまった。ノーアウトで2点取られた。4番はサードゴロ、5番のショートゴロを石田が判断よくサードでアウトにした。6番はめずらしくセカンド岩間がエラー。7番はサードとキャッチャーの間の小フライ。ボールだけを見ていた二人は「ガシャ」という音と共にぶつかり合った。2人とも動けない。しかし、サードの福岡はボールを放さなかった。チェンジ。よく2点でおさまったものだ。

 2回裏、先頭をヒットで出し、送りバント。1番の三遊間の当たりをまたも福岡が横っ飛びで防いだ。が、2番にセンター前に打たれて1点追加された。どうにもこうにも大野と狛江打線があっているとしかいいようがない。3、4回は何とかしのいだが、5回裏、4番にヒットを打たれ6番には真中に入ったカーブをライトに引っ張られまたしてもホームラン。しかし、この回を最後まで大野は投げきった。

 6回からは小室がランナーを出しながらも0点に抑えた。日野の攻撃はランナーを出しながらもエンドランがゲッツーになり、チャンスが広がらない。その中でも1番大和はこの大会不調に悩んでいたが、2打席目から連続3安打し、2番石田も2安打し2人とも気を吐いたが、3、4、5、6番がノーヒットではどうにもならない。完全な負けゲームになってしまった。つくづく勝ちつづけるのは難しいと感じる。3年生は本当にお疲れ様でした。日野の歴史を変えてくれました。負けて悔しいだろうけれど、自分たちの野球が出来た喜びも大きいと思う。父母やOBにいっぱい夢を見させてくれました。本当にありがとう。


 

はじめまして。こんにちは。

中三の野球少年の母親です。

 

日野高校・・・心から応援していたので残念です。

 

高校で野球するにあたって、色々な高校の試合をみました。

城東も・・・昭和も・・・

でも日野高校、本当にすばらしいチームで

すごく観ていてすがすがしかったです。

 

久我山との試合を観たのですが

野球が上手い!!!!と主人も私も息子も感激しました。

応援していた子供たちもよかった。

だから今日も勝って欲しかったですが・・・

 

負けてしまったものの、いい試合をしてきたことは

きっとこれからの子供たちの誇りですね。

あの試合を観た私たちも「野球っていいな・・」とこれからも思える試合でした。

何だか偉そうですが、「かっこよかった!!!いいチームですね!!!」・・・と

お伝えしたく、メールさせていただきました。

 

息子も中三ですがまだ大会が残っています。

一試合一試合、積み重ねていって欲しいと思います。

 

気持ちのいい野球をみせてくれてありがとうございました。

 

 

 

2回戦 対 国学院久我山戦

 
日   野
国学院久我山

 

 

連戦になった国学院久我山戦。どんな戦い方をするのか楽しみでした。なんともいえぬ緊張感の中、試合開始。先攻は日野、初球を打って大和はサードゴロ。アウトだがいつもの積極性がいい。続く、石田、福岡はフルカウントからキャッチャーフライとライトフライでチェンジ。久我山の長身投手からは昨年手も足も出ないほどやられている。そして、裏の久我山の攻撃は一番警戒していた1番をセカンドゴロに打ち取り、2番は四球ながら3番4番をセンターフライ、サードゴロに仕留めた。大野も無難な立ち上がりだ。

 2回、先頭の伊藤は初球をサード内野安打。当たっている。送らず、岩間はショートフライ。先発に戻った中村(裕)は2球目をレフト前に持っていった。7番ラッキーボーイの佐藤はショートゴロ併殺崩れだが、盗塁を決めてツーアウト2、3塁と攻め立てた。しかし、8番大野はキャチャ−フライでチェンジ。2回裏は、ツーアウトからヒットと四球で1、2塁となり危なかったが9番をファーストフライに仕留めた。

 試合が動いたのは3回表、先頭の俊足折田が見事なセーフティーバントを3塁前に決めて、処理をあせったサードが1塁悪送球で2塁へ。キター。1番に返って、大和が初球をこれまた見事な送りバントで3塁。さあ、何でもできる展開になった。石田はワンスリーから完璧なスクイズを決めて先取点を取った。歓喜に沸く応援席。練習試合でも見たことのないような完璧なバント3連発でした。

 引き分けと再試合で3試合分高野投手の速球を見てきたので、全員が良く球が見えていた。続く、4回表、四球、エラーでノーアウト1、2塁の場面で、バントの下手な中村(裕)がこれまた見事な送りバントをするが、1塁が間に合わないと判断したキャッチャーが振り向きざまにサードに投げた。これが暴投になりさらに1点を追加した。さらにさらに6回表、先頭4番伊藤の左中間を痛烈に抜く2塁打。ここで久我山はエース交代。 やっぱり昨年秋打てなかった投手が出てきた。が、岩間が初球を素晴らしいバント。処理をあせったピッチャーがまたまた暴投して1点追加。中村(裕)が送って、佐藤がガツンとあわやライトオーバーという打球を打ち、犠牲フライになってこの回2点追加した。

 大野は久我山の攻撃を6回までヒット3本に抑えた。久我山は初戦の緊張からか大野のボールに全くあっていない。ストレートも詰まるし、へなちょこスライダーにもタイミングが合わない。信じられない守りのミスからリズムを崩した格好になった。しかし、7回裏、久我山の反撃が始まった。5番にいきなりレフトオーバーの2塁打を打たれた。6番はショートフライ、7番はセフティーバント失敗でツーアウト。ここからきわどい球がボールになって、四球、四球のツーアウト満塁。そろそろ大野の限界が見えてきたが、やはり一番怖い1番にレフト前に持っていかれ1点を返された。よくここまで投げました。後は小室に任せましょう。2番をショートゴロに討ち取ってチェンジ。ここで連打を許さなかったが大きい。

 9回表にも、先頭折田が初球を右中間に3塁打を放って2番石田が初球を2回目のスクイズを決めて駄目押しの5点目を取った。完璧な加藤監督の采配でした。小室は8回に2連打を浴びたがよくおさえ、9回もヒットを打たれながらも最後三振に打ち取った。どうやら小室の球のほうが打ちやすかったようだ。歓喜の渦はホームベース上と球場全体に広がった。完璧な試合でした。

 前の試合で小平西と昭和第一学園が戦った。島田助監督は3月まで小平西の監督をしていた。そんなご縁から日野の1,2年生も小平西の応援に混じってベンチ上で必死で応援をしていた。延長10回、小平西が勝って日野も勇気付けられて試合に入った。そしてなんと小平西のブラスバンドの有志が残ってくれて応援してくれるという前代未聞の事態が起こった。日野のブラスバンドは合宿中で今日は来れない事を気づかってくれての出来事だった。ご指導していただいた先生方に感謝申し上げます。そして、試合が終った選手たちも一丸となって駆けつけてくれて、応援してくれて強敵久我山に立ち向かう事が出来た。日野と小平西の応援のコラボレーションがここに出来上がった。共に勇気を与え合い感動と歓喜が学校という垣根を越えていた。素晴らしい経験でした。2試合続けて楽器を演奏してくれたブラススバンド部員のみんなに感謝いたします。

 

大和

石田

 

福岡

 

伊藤

 

岩間

中村(裕)

 

佐藤

 

大野

大野

折田

 

小室

小室

垰野

ベンチ上(日野)

小平西野球部

ベンチ上(日野)

 

小平西ブラスバンド

 

小平西ブラスバンド(日野の帽子で)

 

 

 

 

 

1回戦 対 調布南戦(再試合)

 
日   野
調 布 南

 


 7月21日、調布南との再試合は上柚木球場で行なわれました。残念ながら仕事の関係で5回途中からしか見れませんでしたがメールで逐一報告はありました。ああいう試合の後は荒れるものですがやっぱりそうなりました。今度は日野の先攻で始まりましたが初回のワンアウト満塁のチャンスを物に出来ず、その裏4番の痛烈な2塁打で逆に1点を先制されました。

 その後、毎回のようにヒットを打たれ先発の大野は5回にも1点を取られ6回を投げきって小室に交代。小室も8回に四球、死球、四球の満塁から当たっている4番に三遊間を抜かれ2点を取られた。計4点。

 攻撃は先制されて3回まで無得点、苦しい展開だったが4回、ノーアウト1、2塁から先発スタメン起用の佐藤が起死回生の1塁線を抜く3塁打とスクイズで一挙3点を取って逆転に成功。後は怒涛の攻撃。圧巻はおとといの借りを返すとばかりに5回に福岡、伊藤、岩間の3連続二塁打でさらに追加点。7、8、9回にも得点して計8点を高野投手からもぎ取った。バントヒットを含む13安打でした。今日も審判は厳しい感じでしたがよく耐えました。うちもヒット8本打たれました。小室は1本だけ。

 お互いにライバル同士であり、少年野球でいっしょにやっていた選手が何人かいるのは知っていたので自然と仲が良くなるのは分かるが試合が終って高野投手を囲んで記念写真を撮っていたのにはビックリ。そこまで仲良かったんだ−。必ず久我山戦、リベンジする事を誓っていました。また、日野高野球部13期OBの増島先生が今年から調布南の部長を勤めていて、ますます仲が良くなりそうです。秋の練習試合で高野×小室対決がなにげに楽しみです。


1回戦 対 調布南戦

  10 11 12 13 14 15
調 布 南
日  野

 7月19日1回戦の相手は調布南です。5月の練習試合では初回に好投手と評判の高い高野君を打ち込んで勝ったのですがその試合は見ていなくてどんな投手なのかとても楽しみでした。お互い去年久我山に負けているのでどうしてもこの試合に勝って久我山にリベンジしたい気持ちでいっぱいでした。さて、ブルペンを見てみるとストレートは想像以上に速いし伸びがあり、スライダーはよく切れている。これは大変な投手、まだ2年生ですか!?お互いの立ち上がりに注目しました。

 先攻は調南、日野のエースは今年4月から急速に成長した3年生、右投げ長身の大野。先頭をフルカウントから歩かせ、初球は送りバント。3番は強烈なピッチャーライナーでしのいで、4番は三振に切り抜けた。運もあったがこれは大きかった。その裏、日野の攻撃はやはり1番大和が四球を選びすかさず盗塁を決めた。監督の強気の攻めがいい。しかし、2番石田は球速に押されてバント失敗。3番福岡はストレートを見事に1、2塁間に打ち返し1死1、3塁。押せ押せムードになってきた。ここで4番伊藤遼太。得意の一発長打といきたいところが詰まりながらもセンター前に根性で持っていった。やったー1点先攻。なおもパスボールで一死2、3塁。スクイズでも外野フライでOKというところで5番中村(裕)が2球目をサードゴロ。あーーー。続く6番岩間もキャチャ−フライで1点止まり。この後何度もチャンスはないんだぞ〜と叫んでました。

 案の定、こちらもこれまた練習試合でも見たことのないような大野のピッチングで調南打線を抑えていき8回まで打たれたヒットは4回のセンター前の一本だけ。完璧でした。ただ、7回はいい当たりをされ始めてきたのでそろそろ限界が近く感じられた。高野投手も2回から尻上がりによくなってきて9回まで岩間の2塁打一本とバントヒットだけに抑えられてしまった。6回はなんと3者三振それも3、4、5番。うちは打撃のチームなのに。

 そして、調南の8回表の攻撃。先頭にいきなり2塁打を浴びて、ここで2年生の小室に交代。春季大会ではエースだったがケガで出遅れてしまいようやく間に合った。伸びのあるストレートと角度のあるスライダーが武器だ。ところが次のバントが小フライになり取れそうで取れなかったので無死1、2塁のピンチ。しかし、9番をバントさせずに三振に取り、なお牽制球で2塁ランナーを刺しピンチを脱したかに見えたが、四球、死球でツーアウト満塁。3番の初球はこれまた8回から代わっているキャッチャーの折田がパスボールで1点献上。あっちゃーーー。ノーヒットで1点やっちゃった。この後は三振で切り抜けたが・・・。

 ついに延長に突入。ところが今日の小室は調子が悪い。審判のストライクゾーンが若干狭いのもあるが9回から12回まで先頭をことごとく四球で出してしまった。そこから抑えるから大したものだか、見ているほうの心臓に悪い。スライダーは入んないし。しかし、13〜15回は完璧でした。日野の攻撃も9回から13回まで毎回ランナーを出しながらも要所をしめられて得点できず。特に12回裏は先頭の小室が2塁打を放ちこれでバント、バントでサヨナラで決まると思いきや、バントの名手の折田がヒッティングで三球三振。センターフライ、センターライナーで万事休す。

 14、15回はこちらも完璧に抑えられてしまった。圧巻だったのは最後の打者、うちの4番伊藤が三球三振にやられた。最後の球は15回も投げてきたのを疑いたくなるほどのストレートでした。135K以上出てたそうです。15回で三振15個とられ、ヒット6本しか打てず。こちらも小室は8回で三振9個、15回を2人で4本しか打たさず、そのうち内野安打が2本でした。まあ、こんな試合は経験したくても出来ないし見てるほうも本当に疲れました。また、特に光ったプレーは7回、センター俊足の大和が左中間に打たれた打球を背走してフェンスぎりぎりでキャッチしたプレーと、延長12回、ツーアウト2塁、捕手の折田がワンバウンドの球をマスクに当てて前に落とし、サードに走ったランナーを慌てずにストライクを投げて殺したプレーは簡単そうに見えて出来ない素晴らしいプレーでした。ただ、日野にとっては限りなく負けに近い引き分けだったような気もします。一日置いて再試合です。しっかり休んで、さあ、今度こそ決着つけるぞ!


 

2007年 春季大会・本大会予選・第17ブロック

準決勝 対 明大明治戦

 
日   野
明 大 明 治

 お互いに秋季大会強豪に惜敗している同士の戦いは八王子球場で行なわれました。初回表、日野の攻撃は1番大和の初球攻撃で始まりましたがサードライナー。石田セカンドゴロのあと3番折田が四球を選び、4番伊藤が2球目をセンターオーバーの3塁打。のどから手が出るほど欲しかった先取点を奪いました。もう少し引っ張っていればホームランの打球だった。欲を言えばきりが無いが。続く中村(裕)が死球で出塁しツーアウト1、3塁。今日6番に入っているピッチャーの小室が初球をレフト線にたたいたがファール。惜しい。結局セカンドゴロで1点に終わった。しかし、貴重な1点が入った。

 2、3回は立ち直ったピッチャーに抑えられたが、4回表、ワンアウトから小室のヒットで1塁。7番日置の1、2塁間のヒット性の打球は小室の足に当たりアウト。その後8番岩間のセンター前のヒットが出たが9番福岡はライトフライでチェンジ。つきがなかった。先発の小室は5回までランナーを出しながらも明治打線をノーヒットに抑えた。迎えた6回裏、2連続三振でツーアウトになったが、3番を四球で出し、パスボールで2塁に進むと4番の打球はセンター、ライトの間をふらふらと落ち、初ヒットが1点になってしまった。

 ここから試合の流れは明治に行ってしまった。8回裏、明治1番からの攻撃は、疲れの見えてきた小室からフルカウントまで粘られセンター前にヒットを打たれた。すかさず、スチールをかけられ2塁。2番は送らずセンターフライでワンアウト。しかし、3番4番にきわどいところを投げたが連続四球で一死満塁の大ピンチ。続く5番はワンストライクから意表をつくスクイズ。ピッチャー前に転がったボールを小室が大事にトスをしたが、動転した折田がタッチにいってしまいセーフ。タイミングはアウトだっただけにしばし皆、呆然。あわよくばダブルプレーだっただけにショックは大きい。逆転されてしまった。ここで小室は交代。

 大野が出てきた。流れを変えるべく6番をストレートで三振に取り、このままで行けばと思ったが7番にライト線に合わされた打球は芝目に当たりはねて3塁打に。なんてついてない。しかし、ライトからのカットプレーで1塁ランナーはホームアウトチェンジ。4−1。日野の7、8、9回の攻撃はチャンスは作るが後一本が出ずにゲームセット。惜しい試合を落としました。またもやヒット数では多いが勝てなかった。3年生は今度の夏が最後です。自分のすべてをぶつけて頑張って欲しいものです。



写真集

大和

石田

 

折田

伊藤

 

中村(裕)

 

小室

日置

岩間

 

福岡

 

菊池

小室

大野

 

タイム



 

1回戦 対 都三田戦

 
三   田 
日   野 12

28

 

 まだまだ肌寒い3月18日、都立三田との1回戦は八王子高校が練習で使っている戸吹球場で行なわれました。三田の情報は無かったのですが、まだ野球部ができて間もないチームのようでしたこの試合から加藤先生が監督として指揮を取ります。佐藤先生は助監督として入りました。

 結果は28−0で勝ちました。長短合わせて14本のヒットが出て完勝でした。特に4番伊藤のレフトと5番中村(裕)の右中間の柵越えホームランは見事でした。投げては初先発の長谷川は初回のヒット1本に抑える好投で三田打線を5回完封しました。しかし、三田の投手はバックのエラーにも腐ることなく最後まで真剣に投げ、全員があきらめない姿勢はとても好感が持てました。いつか強くなってくるでしょう。日野も決して手を抜く事も無く戦った姿勢は監督の指導のおかげでしょう。良かったと思います。次の明大明治戦を期待します。加藤監督公式戦初勝利です!

 

福岡

伊藤(ホームランの瞬間)

 

中村(裕)

 

日置

 

長谷川

長谷川

 

池田

 

中村(祐)

川田

向井

 

西野

菅沼

佐藤

折田