世界線の上で一服:早見裕司:プランニングハウス 


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お名前: はやみ。    URL
また宣伝ですみません。
今、「夏の鬼 その他の鬼」の続編にあたる「太陽雨」という小説を出すための、キャンペーン活動を行っております。
水淵季里が、沖縄を旅する物語です。
それがどういうものか、どういうキャンペーンかは、私のサイトをご覧下さい。
よろしくお願い致します。

お名前: ひこ   
早見さん>
 早速購入して読ませていただきました。
 感想はまた追々……。
 ここに書こうと思いつつ書いていない本がいろいろたまっていまして。

お名前: 早見裕司    URL
宣伝になってしまいますが、そもそもの「夏街道」の、厳密に言うと前に当たる話を12月に、やっと出せました。「夏の鬼 その他の鬼」(エニックスEXノベルズ)です。よろしければ、どうぞ。

お名前: ひこ   
早見さん>
 早速の情報ありがとうございます。
 プランニングハウスの本は最近本屋では本当に見かけなくなりましたね。
 皆様、在庫情報が入ったことですしこれを機にどうぞ読んでみてください。

お名前: 早見裕司    URL
「世界線」ですが、インターネット上の古本屋さん、「オリジナル工房」という所が、
大量に持っています。新品です。
詳しくは、私のHPのリンク集から、たどってみて下さい。

お名前: 早見裕司    URL
「事実上の倒産」だそうです(泣)。
注文は、今からだとできない場合が多いようですので(やってみた方のお知らせによると)、何とか店頭で見つけていただければ、と思います……。

お名前: ひこ   
 えーと、作者の早見さんのホームページ情報によると、「世界線の上で一服」を出版していた
プランニングハウスはつぶれてしまったそうです。
 皆さん、この本を買うならまだ書店にある今です!

お名前: 早見裕司    URL
はい、「さん」でけっこうです(^^)。
「先生」とか言われると、私は決まり悪くて。
『世界線』は、次が動き出しました。
夏街道のほうも、押してはおりますが、どちらも、大事に書かないと、読者の方にも
小説の人物にも申し訳ないので、焦らずがんばろうと思います。

お名前: ひこ   
 ひこです。
 ふと気がつくと作者の早見さん(あえて親しみを込めてさんで呼ばせていただきます)から
レスがついてる!
 こんにちは、ひこです。
 この書評掲示板も最近手を入れていなくて申し訳ない限りです。
 そしてここを見つけて下さり、その上書き込みまでして下さって本当にありがとうございます。
 夏街道シリーズの続編が出る可能性があると知っただけで本当にうれしいです。
 『世界線』の次も楽しみにしていますね。
 ホームページの方にもぜひよらせていただきます。

東さん>
 いい雰囲気ですよね。その辺のファンタジーやSFとは一線を画していて、それがとても好きで
す。次に期待ですね。

お名前: 早見裕司    URL
こんな所に出てきて、すみません。m(__)m 作者の早見です。
ご愛読、ありがとうございます。また、旧作もお読みとのこと、ますます
恐縮です。
あのシリーズは、もう10年たちましたが、まだ続きを書くつもりで、ここ
一、二年、いろいろ動いたりしております。
『世界線』についても、次があるといいな、と思っております。
その辺、ワタクシのサイトで「エリスの第二現実記」として、エリスが作者を
離れて勝手に語っているページなどもありますので、よろしければ、一度、
ご覧下さいませ。m(__)m

あ、なお、このサイトを見つけたからと言って、作者として発言に圧力をかける
気はありません、念のため。
例えば、ひこさんのおっしゃる、亜影王に関する問題点などは、なるほど、その
通り、と思っております。なかなか未熟でありまして……。

まずは、お礼まで。

お名前: 東みやこ   
私も早見氏の『水の道』シリーズ二編をもっています。
 雰囲気にひかれて買いました。
 よくライトノベルはメカ系、とか美少女系、とか
 気号的に扱う小説が多いですが、この小説はそんなことなくて
 よかったですよ。

お名前: ひこ   
著者:早見裕司
イラスト:甲示チハヤ
発行:1999年 4月 8日
発行所:株式会社プランニングハウス
定価:本体800円
ISBN4-939073-13-0

 その昔、徳間アニメージュ文庫で「夏街道」という小説がありました。そして、
続編である「水路の夢」 この2冊は古本屋で発見したのですが、幻想的かつ地味な
雰囲気がとても気に入って、さらなる続編を期待していました。ところが、それ以
後このシリーズを見かけることはなかったのです。
 あとがきによると、この小説は前述の「水路の夢」以来9年ぶりのオリジナル長編
だそうです。ちょっとブランクがあったせいか、全体が一つの雰囲気に統一されて
いないような気がしましたが、それをさしおいても楽しく読めるお話だと思いま
す。

 香坂七夜という売れない小説家と、エリスという謎の少女。二人はひょんな事か
ら一緒に東京を旅して、亜影王という謎の人物を追うことになるのですが、この亜
影王というキャラの設定がいまいちよくわかりませんでした。わかろうとすると、
どうも矛盾をきたしてしまうような気がします。それを除けば、東京という都市の
裏側が見えてくる幻想的な雰囲気のお話だと思います。

 主人公が売れない小説家ということで、非常に共感がもてました。所々、小説家
のつらさや根本的なところで持っているべき考えなどもでてきたりします。この主
人公とエリスというキャラクターがよく書き込めていて、生き生きしていたのも魅
力の一つ。あまり見かけない出版社ですが、見かけたらぜひ一度手に取ってみて下
さい。

文章力  :7
ストーリー:7
イラスト :6