指揮者日記'99
8月15日(日) 14:40〜16:15 大謙館
先日は「傷をなめる獅子」しか出来なかったので、その他の曲を行うことを重点的に考えました。ただ、「傷をなめる獅子」もいまいち出来が悪かったので、最も長くやっており簡単と思われる「森のゴリラ」は優先順位を最も低くして行うことにしました。
最初40分はパート練習で音を確認してもらいました。40分間もパート練習を行うことに若干に危惧もあったのですが、ピアニストは同時刻に女性練習があるためあまり来てもらえないと言うことからこのような時間配分になりました。
結果としては、非常に満足のできるものになったと思います。まず、だれるかと思われたパート練習が、きちんと行われていたこと。「森のゴリラ」は時間がなくて出来なかったものの、その他の曲については一通り練習できたこと。今回の合宿では「全曲がとりあえず歌えるようになる」事を目的としていたので、ほぼ予定通りです。最後に、夜に行われるアンサンブル大会というものに「男声」として参加しようと、簡単な曲を練習しました。これは大中恩という人の「うたおう」という曲なのですが、「うたがあればなにもいらない」とか「酒もタバコもいらない」とか「可愛い娘の微笑みも、歌ってるときは問題じゃない」という事を歌う曲で、「我々の思いを歌います」と言って歌ったところ、女性からは「嘘ばっかり」という反応が返ってきました(苦笑)
指揮自体はまぁまぁだったと思いますが、やはり忙しさにかまけてあまり楽譜を観る暇がなかったことを反映して、指示の出し方などが非常に中途半端でわかりにくいものになってしまったような気がします。この辺は反省して、次回以降の練習に行かしたいと思います。