指揮者日記 millennium

 

6月25日(日) 17:45〜22:00 池袋芸術劇場

 

 お昼に女性練があり、その後に総会があったので、最初から私も含めて12人もの大人数。最近人が少なかっただけに実にうれしかったです。
 今日は「Good-bye,Fare Ye Well」と「Dry Bones」の2曲。前者はシーシャンティーの中でもゆったりとしたメロディーが特徴。後者は軽快なメロディーで骨が足の方から積み上がっていき、そしてまた上から順に崩れていく様子が半音ずつの上昇と下降で表現されています。
 まず行ったのは「Good-bye,Fare Ye Well」 混声指揮者の方がギターを弾いて下さり、曲の雰囲気がア・カペラに比べて柔らかいものになったように思いました。歌詞がちょっと込み入っていたのでどのパートもやや苦労したようですが、それでも最後にはちゃんと歌えていたあたりさすがS.P.P.の男声。全体的にやや柔らかさを出し切れなかったのと、歌詞に手一杯で他のパートをなかなか聞く余裕がなかったようなので、次回の練習ではそのあたりをもう少し徹底したいと思います。

 後半は「Dry Bones」に挑戦。これまた歌詞が込み入っているので皆さん苦労されたようですが、独特の軽快なリズムに上手く乗って楽しそうに歌えていたのが印象的でした。半音の上昇や下降も旋律のSecond Tenorがノリノリでしっかり歌ってくれたので意外にも(と言うと失礼ですが)安定。他のパートの人たちもしっかりと歌えていたのではないでしょうか。これはステージで歌うかどうかは別にして愛唱したいなぁと思ったのでした。

 次回はいよいよ今年度の曲を決めます。シーシャンティーになるのか黒人霊歌になるのかは全く分かりませんが、どちらになるにしても楽しく練習できるのではないかと思います。そういう感触を前回と今回の練習で感じました。
 次回は夏合宿を前にした総まとめとして、黒人霊歌から「Dry Bones」「Deep River」の2曲、シーシャンティーから「Whup Jamboree」「Good-bye,Fare Ye Well」の2曲を練習してステージ曲の決定を行います。どちらになるのか心配というよりは、どちらになるか楽しみ。少しでも楽しい練習になるようにしたいと思います。

 

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