いにしへの日常 00年 7月〜 9月

 

2000/ 9/28(木)
 気が付いたらもう木曜日。手に負えなくて大変だった少し前までとはやや事情が異なり、今は小さいもののやらないといけないことがたくさんあって大変です。いつか何かをやり忘れてしまうのではないかと戦々恐々とする日々。これはこれで辛いですね。最近毎日残業をしているのも気になるところです。来週か再来週にでも振り替え休暇を取ろうかな。

 最近痛感するのは睡眠時間の貴重さです。1時間の睡眠は、今の私には3時間遊ぶことよりも貴重に思えます。もちろん時と場面に応じてどちらが貴重かは異なるのですが、日常においては睡眠の方がとても貴重。
 睡眠時間が7時間以上あると、次の日はわりと普通に行動できます。残業をして家に帰ってくるのが22時を回ったとしても、まだ何かを出来る余力があるのです。もっとも、翌日のことを考えると何もできないで床についてしまうんですけどね。
 これに反して、睡眠時間が6時間程度だと翌日は非常に辛いです。朝起きるときの辛さは7時間以上寝たときと変わらない程度なのですが、昼過ぎあたりから差が出始めて夕方には眠くて仕方がありません。仕事の能率は限りなく低くなり、眠くないときなら20分で出来ることに2時間かかったりします。
 そしてもう一つ重要なのが休日の過ごし方。特に日曜日です。日曜日に早起きをしてそのまま夜は飲みに行ったりすると、月曜日に一週間が始まる段階ですでに貯金ゼロからのスタートになってしまいます。これに反して日曜日をゆっくりと過ごすと、前週の借金をしっかりと返済してほんの少しの貯金を作ることが出来るように思うのは気のせいでしょうか。

 テレホーダイが始まるのが23時からなので、テレホーダイに入っている友人達とネットで会話があまり出来ないのが残念ですが、いかんせん体力不足なので早く寝る日が続きます。1日6時間寝れば体力全快になる体が欲しいなぁ……。

 

2000/ 9/26(火)
 最近、ほんの少しではありますが仕事が面白く感じられるようになってきました。体力的に、時間的に辛いものはあるのですが、興味を持って仕事に取り組めるようになってきているように思います。仕事人間にはなりたくありませんが、もう少し仕事を楽しめると良いかな。ここのところ帰宅が遅いので、家で何もできないのは非常に困りものですが。

 書きたい欲上昇中。疲れた体を引きずって帰宅するとき、ふっと物語の断片が頭をよぎるのです。どんなお話のどんな部分なのかは自分でもよく分からないのですが、頭の中を物語が駆けめぐるのは高校入学の頃以来のことで、書きたいとか書きたくないとか考えもしなかった中学校時代を思い出して懐かしくなりました。
 とは言え書く時間がないのもまた事実。今はとにかく思いついたことを忘れないようにメモを取るように心がけ、時間を見つけて書けるようにしたいと思います。

 涼しくて過ごしやすい季節になりました。けれども朝夕は意外と冷え込んだりするので、気をつけて下さいね。かく言う私は寒暖の差に非常に弱いので、毎日気の抜けない生活を送っております。

 

2000/ 9/21(木)
 気が付いたらもう木曜日が終わろうとしています。今月は残業がやや多めだったので「今週は残業を控えよう」と思ったのが月曜日。結果は、月火水と帰宅時間が22時半を過ぎるというさんざんなものでした。今日は残業をせずに帰ってきたのですが、人間休養が必要だなぁとつくづく痛感しました。家でぐったりすることがどんなにすばらしいことか。

 今日は夕方から頭痛がひどくて大変でした。どうも目の疲れから来ているらしいと経験から分かったのですが、それにしてもいつもと違う気がしたので原因をいろいろと考えました。その結果、右目と左目の疲れ具合が違うために疲れているらしい事が判明。片方の目の視力が悪いともう片方もつられて悪くなるのと原理は同じだと思いますが、なぜ片方だけ疲れたのかはよく分かりません。パソコンのディスプレイが右斜め前にあるからかもしれません。

 最近、自分には会社勤めは合っていないのではないかと自問自答する日々。それに付随して考えるのが、小説を書きたいなぁということです。学生時代は「どうせ小説家なんて夢なんだし」と変な割り切り方をしてなかなか書かなかったのですが、今は「どうしてあの頃自分の可能性を切り開こうと努力しなかったのだろう」と反省することしきりです。今から夢を追おうとすると、ただですら少ない休みがさらに削られることになります。ゆっくりと休みたいところでも頑張らなければならないのです。けれど、逆に言えばそれくらいのことが出来ないと小説家としてはやっていけないのだろうなとも思います。とにかく「会社勤めが嫌なら、自分の時間を削って夢を追え!」というところでしょうか。

 まだまだ先のことなど想像も出来ないのですが、「夢だけは追いたい」と切に思っています。

 

2000/ 9/17(日)
 早いもので3連休ももうおしまい。この3日間はS.P.P.の練習とフォイエルの練習見学&飲み参加と部屋の片づけで過ぎ去ってしまいました。

 S.P.P.の練習は混声指揮者が出られないとのことで「水のいのち」を指揮したのですが、ピアニストも欠席していたせいもあってかどうも低調な練習になってしまったように思います。自分の内面から音楽が出てこない、という事を自分で自覚するだけにややピンチかもしれません。もう少し音楽と触れあわないといけないと思いました。

 フォイエルの練習見学は同期の人と2人で行い、副学生指揮者の練習を見せてもらいました。自分も通ってきた道だけに欠点がよく分かる反面、当時の自分のことが思い出されてあまり強くはアドヴァイスできなかったです。それにしてもやはり意識の有無に関わらず、伝統というものはあるのだなぁと思いました。自分が練習を指導していた頃と、団の音があまり変わらないのです。今すぐ練習を指導することになっても十分対応出来るなぁ、と感じてなんだか懐かしく思いました。

 そして今日は部屋の片づけを行いながら、クラシックのCDをいろいろと聞きました。つい一ヶ月ほど前に急にクラシック音楽が聴きたくなって古本屋で見かけたものを購入していたのですが聞く機会に恵まれなかったためにお蔵入りになっていました。これを出してきて聴いたのです。ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」やラヴェルのボレロ等有名どころばかりだったのですが、やっぱり音楽は良いなぁと思うことしきり。合唱だけでなくオーケストラの曲も聴くと自分の中の音楽に広がりが出るように感じました。
 自分の活力の源は音楽、あるいは音楽をも内包した芸術であることを再確認した一日でした。
 片づけもまぁ納得できる程度には達成できました。何と言っても、机の上で作業が出来るようになったのが最大の成果です。今まではモノの山と化していたので……。

 そうそう、そういえば最近我が家のパソコンがなにやら怪しい挙動を見せていました。症状その一は、「フォントがなくなる」 ちゃんとフォントのディレクトリ(あ、今はフォルダ、って言うのかな)にファイルがあるのにも関わらず、あらゆるソフト上で認識してくれないという手痛いものでした。幸いにして基本的なフォント3つほどはなぜか認識していたので何とかなっていましたが。
 そして今日、ウィンドウの右上にある「最小化」「最大化・元のサイズに戻す」「閉じる」のボタンがなにやら文字化けしたような変な表示になっていました。
 さすがにまずいと思ったのでウィンドウズを上書きする形でインストールし直したら正常に戻ったのですが、いつまた再発するかと思うと気が気でなりません。でも、もしかしたらウィンドウズ特有の「再インストールすれば直る」症状なのかもしれません。うむむ、ユーザーをここまで悩ませるとはOS失格なのでは……。でもアップルのマッキントッシュだって「爆弾は出て当たり前」だったから(今は知りません)、OSってそういうものなのかなぁ。もっと安定するOSを開発して欲しいものです。ここはLinuxに乗り換えるか? サーバーとしては全く使わないけれど……。

 

2000/ 9/12(火)
 早いものでもう火曜日。今週は金曜日が休みですから、ちょうど半分が終わったことになります。山を越えた後というのは気が楽な反面、ちょっと油断すると眠くて仕方ないのが難点です。ちゃんと7時間くらいは寝ているんだけどなぁ。やっぱり途中で何度か目が覚めるのが良くないのでしょうね。何とか朝までぐっすり眠りたいものです。

 何をするにもまず環境から、と思いつつ部屋の片づけに手がつかないこと数ヶ月。今度の連休中には何とか片づけたいと思っています。そうしたら、あれやこれやとやりたいものが後につかえていますので一つずつ処理していくつもりです。HPに新コンテンツを導入する計画もあり、頭の中ではいろいろなことがどんどん充実していくのですが現実はどうなる事やら。
 何はともあれ、後2日頑張ります。

 

2000/ 9/11(月)
 今日でようやく一山越えたように思います。明日からももちろん仕事はあるわけですが、とりあえずほっと一息つけるかな。そう思うとなんだか気が楽になりました。今週は木曜日までしかないし。

 週末は家族で岐阜へ行って来ました。特に何をしたというわけではないのですが、古い町並みの残る飛騨高山を散策していると不思議と心が落ち着きました。もう少し秋が深まったら、一人でふらっと旅に出るのもいいな。
 各駅停車でゆったりと行き、そこで何をするでもなくゆったりと過ごす。
 私は絵心はないので、風景を言葉で手帳につなぎ止めるのも悪くありません。
 そんなことを考えていると、なんだかこの先もやっていけるような気がするから不思議ですね。これから先何度もくじけると思いますが、そういうときこそ静かに過ごす時間を大切にしたいと思いました。

 

2000/ 9/ 8(木)
 今週は仕事が山場。来週になれば少しは落ち着きが取り戻せるでしょうか。
 なんだか失敗をしないようにあれこれするのが裏目に出て、それを取り戻すためにした行動が裏目に出て、という様子で万事裏目に出ているような気がします。先輩も私が落ち込んでいるように感じたのか、「今の時期に遠回りするのは仕方がない」と励ましの言葉をかけて下さいました。今行っている作業を来週行うわけにはいかないので、何とか明日中に終わらせたいと思っています。その思いがまた新たな失敗を招きそうで怖いのですが……。

 

2000/ 9/ 4(月)
 また新たな一週間が始まりました。社会人になるとこの「一週間」というのがある種の決まったサイクルのように思えてきます。思考能力が麻痺しているのでしょうか。もっともっと1日1日が充実していると良いのですが、仕事に疲れた身ではなかなか難しいですね。他の社会人の方々も苦労しているとは思うのですが、会社ってもう少し楽は出来ないのでしょうか。利益を重視するとそんなことを言っていられないのも分かるのですが……。

 土曜日の朝日新聞の夕刊に、雇用問題と職場の精神保健に関するお話が載っていました。それによると、雇用情勢の夜明けは見えてきているとのこと。
 しかし平成11年度に自殺した人は過去最悪の3万3048人。この不景気を背景に自殺する人が増えているというのです。自分も社会人の一因となった今、こういう記事を思わず見てしまいますが、やはり学生時代では分からなかったことが切実なものとして感じられるようになりました。とは言っても、まだまだなんでしょうけどね。
 そして一番どきっとしたのが『「自殺前症候群」として知られているのは孤立感、絶望感、前途の閉塞感である』という部分でした。うーん、正直言って全部当てはまるような気がするんですが……(苦笑) もちろん私の感じているものは何年、何十年と社会の荒波にもまれている人に比べれば大したことはないのでしょうが、それでもやっぱり「苦しいなぁ」とか「学生時代に戻りたいなぁ」とか、そういう事は毎日のように思います。「自分はもっとやりたいことがあったはず」とか、「このままでは終わりたくない」という思いも新たにします。でも、そこからどうするのかがなかなか思いつきません。自分のやりたいことのためにバイトをしながら頑張るという生活は比較的安定を求める私にはなかなか取れない道ですので、目的を持って努力している人に対しては限りない尊敬の念を抱きます。

 なんだか愚痴になってしまいました。お耳汚しで申し訳ありません。いつか仕事が「楽しい!」と思える日が来るのでしょうか。来るとすれば、どれくらい先のことなのかなぁ……。

 

2000/ 9/ 2(土)
 9月!

いつの間 もう秋! 昨日は
夏だつた……おだやかな陽気な
陽ざしが 林のなかに ざわめいてゐる
ひとところ 草の葉のゆれるあたりに

 上記は、立原道造の「優しき歌 二」という一連の詩の中の「五 また落葉林で」という詩の冒頭部分です。9月というと本当にもう秋がすぐそこです。昨日まで暑い夏だったように思うのに、今日はなぜか秋を感じる。そんな日に出会うのもそう遠くないことでしょう。今日はあまりに暑すぎましたが……。

 今日は休日出勤。お昼過ぎに仕事を終えて、帰りは古本屋でクラシックCDをどっさり(と言っても4枚ですが)買い込んで帰ってきました。するとその直後から雨が降り、いいタイミングで帰ってきたものだとほっと一息。雨の降る直前に鳴っていた雷を聞いて、「この夏の終わりを告げる雷かな」と思いました。きっとこれから、季節は一気に秋に向かうことでしょう。

 ひこ's Homepage ! のi-mode対応ヴァージョンを暫定的に作成。なぜかというと、自作携帯着信音を自分の携帯電話でダウンロードするためです。作ってみたのは、高校の校歌と学友歌(応援歌みたいなものです)、それにフォイエルの団歌です。ア・カペラの4部合唱で、なおかつ途中1パートの中で音が分かれたりしないので作成はただ打ち込むだけでした。何しろパソコンを使わないことにはせっかくの4和音が活かされない機種ですので、これを機に合唱曲などをいっぱい入れたいと思っています。
 また、i-modeからでも「日常のきれはし」などの比較的短い周期で更新されるものを見ることが出来るように、今後もi-mode対応ページは手を入れていくつもりです。
 明日は合宿以来久しぶりのS.P.P.の練習です。そういえば、合宿の指揮者日記を書いていないなぁ……。

 

2000/ 8/31(木)
 早いものでもう8月も終わりです。世の中の学生が休みの間もせっせと働いている社会人ですが、これで高校生までは休みが終わるわけでなにやら変な満足感を感じてしまいます。

 先日、パソコンで携帯電話の着信音が作成できるソフトを物色していました。携帯電話本体で普通に作曲できるなら良いのですが、私の持っているDocomoのN502iという機種は、4和音を演奏できるにもかかわらず作曲は単音のみ。せっかく合唱曲をいっぱい打ち込んで楽しもうと思っていた私にとっては実に残念な機種でした。しかしパソコンで作曲できるソフトを発見してみたり、MIDIデータからコンバート出来るソフトを発見したりして最近は心躍る日々が続いています。最大の難点は、最近家に帰ってくるのがあまり早くないために作業時間が少ないことでしょうか。いろいろとうまくいかない部分もありますので、自作ハモメロが鳴り響くのはまだ先のようです。

 

2000/ 8/29(火)
 もう8月も終わろうとしています。暑さの中にも着実に秋の足音は近づいているようですね。夜は虫の音が活発に聞こえてきますし、朝晩は冷房が必要ないほど涼しく感じます。そう考えると、秋の背後にはもう冬がすぐそこに待ちかまえているのかもしれません。

 昨日はフォイエル・コールが7泊8日の夏合宿から帰ってくる日でした。定時ちょっと過ぎくらいに仕事を終えた私は、大学までちょっと出かけてみました。懐かしい顔が、みな何かをやり遂げた満足感で輝いていたのが印象的。何かに全力を注ぐってすばらしいですね。最近はお仕事もしないといけないのでなかなか何かに全力を尽くすというのが難しいので、特にそう感じました。あ、お仕事に全力を注ぐというのはちょっと避けたいところです。一応私の中でお仕事は最も優先するものではないので……。

 今日思ったこと。すごい先輩の前で、私は常に萎縮しっぱなし。重圧を感じますし、ちょっと怖いです。でも、ふと思いました。私がそうやっておそれているからこそ、先輩の方でもやりにくさを感じているのではないかなぁ、と。尊敬と畏敬の念がどうも壁を作っているような気がしたのです。とは言っても、そう簡単に壁を壊せるほど自分は強くないのですが。どうも私は防衛本能が強すぎるようで。

 学校を卒業する直前、身分は当然学生で授業も受けているのにもうすぐ卒業してしまう。今の日常はほんの少し後には非日常になってしまう。そんな、日常のはかなさをふと感じました。
 そして今日、なんだか会社にいる自分にふとはかなさを覚えたのです。私は転職もしないでずっと一つの会社に勤めたい人です。にもかかわらず、ずっとこの会社に勤めることはないのではないか、そのうちサラリーマンは辞めてしまうのではないかという、はかなさを感じました。新人としてあくせくしているこの日常を、ふと第三者の目で見てしまったのがなんだか不思議。でも、心のどこかでそれを望んでいる自分がいたりするから複雑です。私という人間は、この先何処へ向かっていくのでしょうか。

 一人で自由に世の中を渡って行けるほど強くないんですけどねぇ……。

 

2000/ 8/27(日)
 不思議。
 この週末を一言で表すとそんな感じでした。
 土曜日の朝、なぜだかとても爽快な目覚め。正直言って4時間くらいゲームをしていてかなりもったいなかった感じもするのですが、いつものように後で後悔することなく今を迎えています。日曜日も10時頃には目が覚めていたものの布団の中でごろごろ。活動を開始したのはもう正午を回った頃からで、しかも散歩をかねて徒歩30分くらいかかるところにある古本屋に行って帰ってくるのになんと4時間もかけたにもかかわらず、そんなに「もったいない」という感じはしませんでした。でも、週の半ばになるとやっぱり後悔するのでしょうか。

 そうそう、先日ご紹介した「富士見二丁目交響楽団」シリーズですが、今日古本屋で第1部を全巻立ち読みしてきました。もちろん、からみの部分は全てカットしての読破でしたが。いやもう、たまたま目にしてしまったときなどは寒気がしました。
 そして感じたのは、私も指揮者をメインに据えた小説を書きたいということです。このシリーズはオーケストラがメインにいるので当然いろいろな楽器の話が出てきます。バイオリンやチェロくらいならまだ私でも何とか分かりますが、その他の楽器に関しては正直言ってよく分かりません。けれど、指揮者についてならオーケストラと合唱団という違いこそあってもだいたい分かります。
 指揮者に注目しながら読んでみると、実はこの作者さんは指揮者のことが結構分かっているように感じました。練習に臨むにあたっての指揮者の内面、練習中の言動、そして指揮者の悩み。舞台となっているオーケストラがプロではなくて市民オーケストラであることもあって、とても身近に感じました。すると、「自分のこの体験もぜひ人に知って欲しい。指揮者とはどんな人なのかとか、合唱の楽しさをぜひ知って欲しい」という思いが奥底からわき上がってくるのです。残念ながら私は思ったことを実行に移さない傾向にあるので今後どうなるか分かりませんが、出来れば時間を見つけて少しずつでも書けたらなぁと思いました。

 何はともあれ、後悔しない週末で良かったです。

 

2000/ 8/24(木)
 ようやく木曜日。明日頑張れば、待ちに待った週末です。一週間の流れを考えるに、体力は後半になるにつれて低下の一途をたどります。気力は中盤に低くなるものの、十分に休んだ後の前半や、休みの近い後半は若干高くなるのを感じます。明日は金曜日。体力は一週間で最も低いのですが、最終日ということで気力充分です。……本当かな?

 火曜日に、会社になにやら知らない会社の知らない人から電話。なんだかよく分からなかったのですが、どうやらセミナーか何かの勧誘だったようです。これがまたしつこくてたまらない。「興味ありませんので」とか言っても効果なし。結局15分も話すハメに陥ってしまったのでした。最後の方は見かねた隣の先輩が「切りたいなら協力するけど?」と言って下さったり、切った瞬間に向かいの先輩が「長かったねぇ」とおっしゃったり。ちょうど仕事が手についてきたところだったのに水を差されてしまいました。ぐったり。

 最近必要に迫られて、というか興味があったので角川ルビー文庫を読みました。「富士見二丁目交響楽団シリーズ第2部 サンセット・サンライズ」という本です。いきなりシリーズものの途中を読んだのは、単にそれが古本屋で入手できたからです。何で読んでみたかったかというと、題名から分かるとおりオーケストラが題材として取り上げられているからです。ちょっと聞いた話で、本当に音楽的なことが本筋に絡んでいるらしいことが分かったからでもあります。
 で、結論から言いますと……。
男のからみは見たくないんだよぉ!
 うーむ、さすが角川ルビー文庫。あまりに思ったとおりだったので衝撃を通り越してぼんやりしてしまいましたよ。何はともあれ、その印象が強すぎました。
 けれど音楽面はわりと良かったと思います。少なくとも、音楽に関してある程度の知識がある人が書いたのだと感じます。けれど、やっぱり指揮者の描写は微妙にイメージが先行していたようです。どことなく格好良すぎるような気がしました。もちろん、その辺の人が適当に書いたものよりはよっぽど現実的なんですけどね。
 色恋沙汰をもう少し押さえて、音楽面をさらに表に出してもらえればぜひとも読みたい作品になるのですが、そうすると読者はきっと減るのでしょうね。今の路線だからこそここまでのシリーズになっているのだと思いますから。ちなみに全部で10冊以上は出ているようです。全部読んでみたい気はあるのですが、男性同士のからみを見たくないので、古本屋で見かけたら手に取る程度でしょう。

 

2000/ 8/21(月)
 お仕事はじめの一日。昨日は今日に備えて23時に就寝。しかし目が覚める。朝かと思ったら0時半。世の中こんなものなのでしょうか。せっかく早く寝たのに……。でもそのおかげもあってか、あるいは夏休み中に体力が回復したのか、今日はすこぶる順調に仕事をこなしました。
 今日は夏休み前と少し世界が違って見えました。
 一つは、背伸びしなくてすむようになったこと。以前は「出来ない」ことにプレッシャーを感じていたのですが、今日は不思議と「1年目なんだから最初は出来なくても仕方がない」と思えるようになりました。そう思うと先輩への質問もスムーズに出来たり、分からないことをきちんと分からないと言えたり、何より疲れなくてすんだように思います。もちろん一度聞いたことをまた聞くのは良くないことなのですが、今までは1度目の質問すら良くないことなのではないかと躊躇していた部分がありました。先輩のお仕事を邪魔しない程度に、でも1回目なのだからと開き直って質問できて本当に良かったと思います。でも、夏休み明けにいきなり机の上に新しいお仕事が置いてあるのは勘弁……(苦笑)
 もう一つは、姿勢正しく歩くのがとても良いことに気がついたのです。私は自他共に認める姿勢の悪い人間です。とっても猫背なのです。そのせいで腰に負担がかかるのか慢性的に足腰が痛く、おまけに息の流れがどうも悪くて良い声で歌えません。最近、正しい姿勢で歩くことが実は気持ちいいことにふと気づき、ちょっと疲れるのですが一生懸命いい姿勢でいるように心がけています。あと、のてのてと下を見て「ああ、駅に着いた」「ああ、会社に着いた」「ああ、家に着いた」と歩くのはとてもつまらないことにも気がつきました。ウォーキングをしているのだと思って、目的地をしっかりと見据えて歩くとなんだか心も軽くなります。気のせいかもしれませんが、少し目が良くなったような気もしました。遠くを見ているのが良いのかもしれません。なんだか頭にもいつも以上に血が回っているような気もするし、良い姿勢は百利あって一害なしといったろころでしょうか。ちょっと疲れますが……。
 そんなこんなで、予想していたよりもすがすがしい一日を過ごすことが出来ました。ちょっとだけですが、お仕事をしながらの生活も何とかやっていけるような気がしました。でも疲労が蓄積してくるとそんなことも言っていられないんだろうな……。くれぐれも体には気をつけたいと思います。皆様も、健康にはお気をつけ下さい。

 

2000/ 8/20(日)
 そして夏休み最終日。いよいよ明日からはお仕事です。やっぱりこの日を迎えると「もう終わりか」とか「会社に行きたくないなぁ」と思ってしまいます。学生時代は良かったなぁと思うことしきり。でも、学生時代は家に帰ってきてもばったりと寝るわけにはいかなかったので、そう考えると会社も悪くないかなぁなんて思います。でも、プレッシャーがやっぱり違いますね。精神的には学生の方がやっぱり健康です。
 今度の長期休暇は年末年始。およそ4ヶ月後です。入社してから4ヶ月で夏休みだった事を考えると、意外と近いのかもしれません。一日一日を無駄にしないように心がけて生活しようと思います。

 

2000/ 8/19(土)
 いよいよ週末。夏休みもほんのひとときの夢と消えそうです。思えばいろいろなことがあった一週間でした。最初の3日間はS.P.P.の合宿。1日休んで16日は2ヶ月ぶりのTRPGセッション。次の日は本をいっぱい読んで、18日にはまたもTRPGセッション。ぐったりすることもほとんどなく、本当に充実した日々でした。
 今日はその反動からかお昼まで起きられず、しかも夕方に部屋でぐったりと寝てしまう始末。体を動かさないといけないなぁと思ったので、夕食後に散歩をかねて近くの古本屋をはしご。さらにゲームセンターでダンスダンスレボリューションをしてから帰ってきました。今は休み中ということで余裕があるのですが、また仕事が始まると散歩をするような余裕もあんまりないのでしょうね。どんなときでも心に一筋の余裕を持つことを心がけていきたいと思います。今日はちょっともったいない時間の使い方をした一日でした。

 そういえば今度の月曜日からはフォイエル・コールの夏合宿。学生の特権とも言うべき7泊8日の長期合宿です。思えば4年前に私が初めて夏合宿に行ったときはまだ8泊9日でした。それが2年の時に資金面と体力面の関係から1泊減って定着したわけです。学生は時間がある割になかなかまとまらないので、いかに少ない時間で効率よく練習をするかに頭を悩ませたことが昨日のことのように思い出されます。
 合宿2日目に3時間連続私の練習で飛ばしまくったあげく、合宿後半に喉をつぶす人が続出したのは2年目のこと。その年は一ヶ月前になって合宿の日程が変更になるという異例ずくめの年でした。
 3年の時には練習面を統括することに疲れて、打ち上げでは部屋の隅でひっそりと9月以降の練習予定の確認を行ったり、東京の友人がフォイエル・コール代表代理としてコンクールの抽選に行ってくれた報告を受けて、コンクールの下準備をしていたりしました。いろいろなことを気にしないといけなくて、とても打ち上げで馬鹿騒ぎをする気分じゃなかったのを覚えています。
 4年の時は仕事もなくてゆっくりしていました。でもついつい後輩の練習に口を出したくなってみたり、4年が中心になって机の移動をしていることに理不尽さを感じてみたり(そういうことは下級生のする事でしょうと、同級生は憤っていました)、夜に最高学年の特権として先生のところにご挨拶に行ってお酒をいっぱい飲んだり、酔っぱらった先生が女性部屋へ乱入して指揮を振ってみたり、東京に帰るときになって「ああ、これでフォイエル・コールの合宿はもう最後なんだ」としんみりしてみたり。
 不思議なもので、フォイエル・コールで過ごした4年間というのはかなり細かいところまでしっかりと覚えています。何年の何月は何をしていただろう、と思うだけでよみがえってくる古き日の思い出。この思い出をいつまでも忘れないでいたいな、と思います。
 今年はどんな合宿になるのでしょう。そして、現役の人たちはどんな思い出をその胸に刻むのでしょうか。

 

2000/ 8/17(木)
 早くも夏休みが残り3日になってしまいました。早いものですね。友人がHPで言っていたのですが、夏休みを取ってしまうと会社に行きたくなくなりますね。来週の頭とかは相当辛いだろうなぁ。でも、結構目前に迫ったお仕事があるから頑張らないわけには行かないし。むむぅ、辛いです。

 昨日今日で本を6冊ほど読みました。暇がなかったり、暇があってもゆっくり休みたい気になることが多い今日この頃ですが、やっぱり本を読むことは自分にとって精神衛生上とても重要であるということを実感しました。2冊ほど悪くない作品と出会ったので、今度書評掲示板に書き込もうと思います。

 今日は朝6時に起きてネットゲームで友人と対戦。友人たちはその後寝るという話でしたが、私は一日を長く有意義に過ごすべくそのまま起き続けていました。でもさすがに睡眠時間4時間くらいだと辛いですね。夕飯後に1時間ほど寝てしまいました。時間的にはいつもそこそこ寝ているはずなので、もっと深く眠れると良いのですが。そのためにはもう少し運動した方がいいんだろうなぁ。
 皆さんは、何か安眠するコツみたいなものをご存じでしょうか?

 

2000/ 8/15(火)
 一週間ぶりの「日常のきれはし」ですね。慣れない仕事でぐったりしていたり、合宿に備えて早寝をしていたり、合宿があったりと、この一週間は本当に怒濤のように過ぎていったように思います。そして今度の日曜までの夏休みも、怒濤のように過ぎていくことでしょう。

 金曜日は夏休み前と言うことで、仕事を一段落させるべく働いておりました。定時ちょっと前に先輩から「進み具合はどう?」と聞かれたので、進捗状況の報告と疑問点の質問を行ったのですが、自分が疑問に感じていることをなかなか先輩に伝えられない。先輩がちょっと系統の違う仕事をしている人ということもあったのですが、何と20分近くを説明に割いてしまいました。しかもよくよく突き詰めていくと、私の疑問というのはそのお仕事の基本を押さえていれば疑問でも何でもなかった事が判明。先輩を30分近くも拘束したあげくにそういう結果だったので、なんだか後味の悪い夏休み前でした。

 合唱団の合宿については、後日「指揮者日記」に載せたいと思います。精神的負担から解放された一面と、逆にちょっと精神的負担を背負い込んでしまった一面とがあった合宿でしたが、自分を見つめるきっかけになったように思います。そして、やっぱりなんだかんだ言っても私は合唱が好きなんだろうなぁ、と思いました。

 今日はなんと文庫本を4冊も読みました。中学、高校くらいの私ならこれくらい日常茶飯事だったのですが、最近の私にしてみれば快挙です。古本屋巡りが趣味の私は、家にどれくらい未読の本がたまっているかなど考えずに本を購入します。でもなかなか読む機会はありません。かくして家には未読の本がどんどんと増えていくのですが、4冊も一気に消化したのは久しぶりなのでなんだかうれしくなってしまいました。明日も同じくらい読みたいと思っています。そして、早くいらない本を処分しなければ。いらない本だけで100冊近くたまっているため、部屋が狭くてたまりません。
 夜に本を読んでいるとき、かけているCDとは違う音が聞こえたような気がしたので音楽を消してみたところ、虫の音が聞こえました。私の部屋は中庭に面しているために虫はずっと遠くにいるはずなのですが、それでもしっかりと聞こえてきました。いつもは音楽をかけてかき消していた虫の音をしばし鑑賞して、ちょっとだけ落ち着いた気分になりました。こういうちょっとしたことを、もっともっと大切にしていきたいと思います。

 やりたいことは目白押し。でも、休みたい気持ちもたくさんある。この折り合いをつけるのはとても難しいのですが、今度の日曜日にこの夏休み期間を振り返って後悔することのないように、充実した夏休みにしたいと思います。

 

2000/ 8/ 8(火)
 昨日は暦の上で秋になる立秋。昨晩は久しぶりに熱帯夜を脱し、ぐっすりと眠ることが出来ました。もっとも、それは月曜日にあった飲み会の影響かもしれませんが……。今朝家を出ると、相変わらずの日差しかと思いきやちょっと様子が違うように感じました。どことなく「秋」を感じさせるように思ったのは私だけでしょうか。まだまだ8月の上旬ですが、季節は着実に歩みを進めているのだなぁと実感しました。

 

2000/ 8/ 6(日)
 今日は初めての休日出勤。休日なので私服で出勤しましたが、やはりスーツとは違って疲れませんでした。どうせなら毎日私服なら良いのにと思いつつも、毎日私服だと逆にだれてしまって私服の意味がなくなるかなぁとも感じました。スーツはスーツでわりと好きなので、平日と休日の緩急を上手くつけられればいいかなぁと思います。

 休日出勤だったのでいつもより早く帰社。新宿に寄って、久しぶりに買い物を楽しみました。とは言っても、具体的に何かを購入したわけではないのですが。それでもヨドバシカメラでパソコンコーナーをうろうろしたり、ソフマップの中古ソフトを眺めてみたり、イエローサブマリンでTRPG関連書籍を見たりしていると、なんだかほっとしました。いつもはとても新宿に行くような元気がないのですが、やっぱりいろいろと見て回ることも元気回復のためには必要かなぁと思うことしきり。

 そういえば昨日は夕方前に床屋に行って、そのまま古本屋を4つほどはしごしました。荷物がないのを良いことに遠くまでとことこと歩いて行き、何となく町並みを眺めてみたり、以前来たときのことを思い出したりしたのですが、やっぱりそういう時間はほっとします。時がゆったりと流れ、夏の暑さも気になりませんでした。

 

2000/ 8/ 3(木)
 もっくようびー☆ 明日働いたら明後日は休みー。もう少し、もう少しなのです。でも日曜日はお仕事……。くすん。

 「中国情報局」というところからメールが来ました。ネットにあふれる中国関連情報を統括するサイトを目指しているようです。行ってみましたが、確かに中国情報を集めたいと思ったときには重宝すると思いました。
 ではなぜそこからメールが来たのか。
 そう、このHPをその検索エンジンに登録したいというのです。いや、もうびっくり。何しろ中国文学のコーナーはすでに閉鎖してしまいましたし、今ある中国関係のものと言ったら卒論と掲示板くらいのものです。しかも、掲示板はもう長いこと止まったままですし……。
 せっかくですので「中国情報局」は「リンク・リンク☆」に追加させていただきましたが、今後中国関係を今一度充実させる方向で何か考えた方がいいかなぁと思いました。だって、そこには訪れた人がそのHPを評価するコーナーがあったんだもん。「削除した方がよい」なんて選択肢を目にしたら、さすがに怖くなりました。

 せっかくなので中国関連のお話を。
 4大文明についての番組がNHK総合テレビで放送されていますが、前回はちょうど中国でした。が、私はBS2で「敦煌」を見ていたので見られず、ビデオも撮りませんでした。すると地震のせいで番組が中断したらしく、今度もう一度放送されるそうです。今度は見られると良いな。
 ちなみに4大文明展が開かれていますが、中国は横浜で開催。遠くて行けませんって。くすん。

 

2000/ 8/ 2(水)
 ようやく週も半分が終了。なんだか、水曜日を過ぎるたびにそればかり言っているような気がしますが、残り2日というのは月曜日から考えると本当にすばらしいことなのです。
 最近の悩み事は、自分の仕事の進捗具合ははたしてどうなのかということです。与えられた仕事があって、業務時間内は当然それに対して一生懸命取り組んでいます。そして定時後、社会人には「残業」というシステムがあるわけですが、これをはたしてどのくらい使うべきなのか。これがなかなか難しい。さっさと帰れば良さそうなものですが、そのせいで締め切り(という言い方も何ですが)間際にあくせくしたくはありません。万が一遅れてしまってはお話になりません。今現在、自分の仕事の進み具合はどうなのか。残業をした方がいいのか、しなくても余裕を持って作業を行えるのか。上司が残業をなるべくしないように言う方なので出来るだけ残業をしないで帰るようにしているのですが、帰宅途中の電車の中などでふと不安に駆られてしまうのでした。
 あるいは考えすぎかもしれませんが、ついつい考えてしまうあたりが私らしいなぁ。と客観的に見るのもなんだかおかしいですね。

 

2000/ 8/ 1(火)
 8月になりました。いよいよ夏本番といった感じですが、あの長い夏休みは遠く手の届かないところへ行ってしまいました。取り戻すのはきっと40年近くたって定年を迎えてからだろうと思うと、妙に感慨深いです。あるいは、すぐそこにあったりして……。
 でも、来週末まで頑張れば短いながら夏休みです。9日間というのは大学時代の10分の1にも満たないわずかな休みですが、正直言って心待ちにしています。夏バテしない程度にゆっくり休む、というのはすでに年寄り臭いのでしょうか。

 

2000/ 7/30(日)
 早くも7月が終わろうとしています。実務に入ってから一ヶ月。本当に辛く苦しい日々だったように思います。精神的にかなり圧迫されたのが何より辛かったですね。どうも根がまじめすぎるらしく、些細なことをいちいち気にしてみたり、失敗することに極端に臆病になってみたり。この調子では早々に会社を辞めざるを得ない状況になるのではないかと心配です。まぁ、結局どこの会社であろうとも社会人である限り多かれ少なかれこういうことはあるでしょうから、会社を辞めることは根本的な解決にはならないんですけどね。普通に働くくらいしかお金を稼ぐ手段もありませんし。後2週間頑張れば夏休みなので、そこまで何とか頑張ろうと思います。

 初経験したすごいこと。
 夢の中で「これは夢だ!」と気づき、以後やりたい放題行動する。
 具体的に何をしたかまでは覚えていないのですが、「なーんだ、夢ならやりたい放題じゃん」と思った記憶はあります。こういう事って初体験なんですけれど、みなさんはどうですか?

 新聞の日曜版に通信講座の広告が載っていました。そこに「ジュニア小説通信講座」というのがありまして、「あらゆるジャンルが自由自在に描ける!」と書いてありました。小説を「描く」と表現している時点ですでに駄目だと思うのですが、ここで言う「あらゆるジャンル」の具体例として「ホラー」「ゲーム」「ファンタジー」「恋愛」「SF」と並んで「中国史」とあったのが感慨深かったです。どうせなら「歴史物」とか書けば良いところ、あえて「中国」ですか。中国っぽい雰囲気の異世界ファンタジーがここのところはやりのようですからね。一応中国文学を学んだ身としては、興味を持ってくれる人が増えることはうれしいのですが間違った知識ばかり身につけられるのは困りものです。どうせ取り入れるなら、もっとしっかりと勉強してから小説に取り入れて欲しいですね。

 三宅島でまたも強い地震が。BS2で「敦煌」を見ていたところだったので、臨時ニュースになってしまってがっかり。でもこういうときに正しい情報がしっかり国民に告げられることは正しいことなので、あきらめるしかありません。そもそも、最初の30分くらいは見逃していますし。一日も早く地震が一段落することを切望してやみません。

 

2000/ 7/26(水)
 今日は朝から何となく体調がすぐれませんでした。まず感じたのは腰の痛み。会社に着く頃には同じ姿勢をずっととり続けるのが辛いくらいになっていました。そして胃の痛み。胃がきりきりと締め付けられるようで、このまま胃液を吐き出すのではないかと思うくらいでした。おかげで仕事が手につかなくて困りました。
 そして今日は健康診断の日。近くの病院へ出かけて検査してもらいました。○年ぶりに心電図を取ってみたり、病院で何よりも嫌いな採血をされてみたりとなかなか興味深かったです。私は注射や採血といった針を刺されることに抵抗があって、騒ぐほど痛くないと分かっていてもつい身構えてしまうのです。小学校6年の時まで注射で泣いていた私でしたが、ようやく何食わぬ顔ですませるようになったのが確認できてほっとしました。
 ちなみに低いと思っていた血圧は60-120くらいでごく普通(?) 他にも特にこれということもなく、とりあえず健康体のようでほっとしました。
 仕事に差し支えるので、体調不良は早くなおしたいと思います。おそらく何より必要なのは睡眠でしょうが、せっかく早く寝ても夜中に目が覚めるんですよね……。

 

2000/ 7/23(日)
 今日は友人と合唱の演奏会へ行って来ました。私が指揮者としてコンクールに出場した98年に一般の部Aで金賞を取った団体ということで、やっぱり上手だったです。そこで思ったのは、技術的なうまさももちろんなのですが、それにも増して全体の呼吸が一つであるということです。合唱団全体が一つの呼吸をしているように感じたのです。そういえば大学合唱団ではこれに苦労したような気がしますし、逆に高校の合唱部ではこれにはあまり苦労しなかったような記憶があります。全体で一つの呼吸。これが合唱の一つの極意なのかも知れません。
 最近お疲れぎみ。どうも、肉体というよりは精神的に疲れているようです。やっぱり余裕が持てていないのでしょうね。ひどいときには周囲の皆が自分に敵意を持っているのではないかと疑いそうになるから困りものです。まぁ、困りものと自分で言っているうちはきっと大丈夫でしょう。

 

2000/ 7/22(土)
 今日は友人とTRPGをすることになっていたのですが、どうにも気乗りしないのでキャンセルして家でぐったりしていました。最近暇さえあれば遊んでいたので、ここらでゆっくりしたかったのです。おかげさまで多少楽になったように思います。

 せっかく家にいるのだからということで、「TRPGだーいすき」の「T市遠征記」を完成させようと思ったのですが、重大な事実が発覚。
内容を覚えていない!
 自分のシナリオがどのように進展したのかを全然覚えていませんでした。私のシナリオメモはかなりおおざっぱで、必要な材料が書き記されているに過ぎません。つまり、流れが分からないのです。さすがに5ヶ月もたてば忘れてしまうのは当然といえば当然なのですが、もっと早く書いておけば良かったと後悔することしきりです。

 明日は友人と久しぶりに合唱の演奏会へ行く予定。音楽に身を浸して来週以降を乗り切る活力が得られると良いのですが。

 

2000/ 7/20(木)
 今日は海の日。社会人になって初めて、週の半ばがお休みです。ゴールデンウィークは長い休みが関わっているので除きますが。
 週の真ん中がお休みだと、その週は本当に気楽ですね。3日会社に行けばお休みになりますし、その後も1日会社に行ったらまたお休みなのですから。土日の連続したお休みもなかなか良いですが、週の真ん中に休みがあることも良いものだと実感しました。

 今日はお昼頃のそのそと起き出して、友人たちと1時間ちょっとキャッチボール。その後友人宅で麻雀などをしながら何をするでもなくゆったり。そこで一回解散しましたが、友人と2人で食事をしてからゲームセンターへ。ダンスダンスレボリューションに興じてきました。何はともあれ、私の弱い足腰には良い運動になって良かったです。どのくらい弱いかというと、スクワットを30回くらいやると筋肉よりも膝に痛みが走るくらいです。これからも運動はこまめに行っていきたいですね。

 そうそう、火曜日には生まれて初めて「残業」をしました。ドキドキはしましたが、やっぱりわくわくはしませんね。これからも可能な限り早く帰るようにしようと決意したのでした。

 

2000/ 7/15(土)
 何週間ぶり、あるいは何カ月ぶりかの何もない一日。朝は10時頃のたのたと起き、朝食を取ってメールの確認。先日購入した「深淵」のサプリメントをつらつらと読むうちに何となく眠くなったので12時頃床に横になったのがいけなかったようです。途中何度か目覚めながら18時までごろごろ。夕食を食べてからちょこっとパソコンでゲームをして、お風呂に入って、「TRPGだーいすき」の「リスト一覧」を手直ししていたら既に23時を回っています。
 なんだかもったいないような気がするのですが、でもやっぱりたまにはこういう日が必要かなぁと自己正当化してみます。先日夕食を共にした友人が言っていたのですが、社会人になりたての頃は「自分が自分でなくなる漠然とした不安」を感じたそうです。そして今私も同じような不安を感じています。会社にいるときは仕事、終わったら日によっては友人と遊び、家に帰ってきたら夕飯を食べてお風呂に入ってちょこっとチャットなどをして就寝。自分が自分のために何かをする時間というのが、以前に比べて圧倒的に減っているような気がするのです。
 このまま行くと、流されて自分が自分でなくなるのではないかという不安。
 全く形にはならない漠然としたものなのですが、心のどこかでこれが引っかかっています。自分を自分につなぎ止めるためにも、今日のようなゆったりとした日が必要だと感じた今日でした。

 

2000/ 7/12(水)
 ようやく週の半ばまで終わりました。ほっと一息。
 参考資料として郵送してもらったメイルゲームの申込書が届いているのを発見。多分2週間くらい放っておいたような気がします。しかし電子メールの発展した今、あえて一般郵便でゲームをしようという気にはあまりならないかなぁ。とりあえず参考にさせてもらおうと思っています。
 会社で昼休みにゲームのネタを考えていたら、多くの人から「何やってるの?」「何それ?」というお言葉を頂きました。これからはカバーを掛けた本を読む、程度に留めようと思います。とほほ。でも家に帰ってくると「気力」「時間」がなかなか両立しないんですよね。
 お仕事はとりあえず順調、かな。実力本位なので緊張しっぱなしですが。

 

2000/ 7/10(月)
 最近更新が滞りがちなのが気になる日々。家に帰ってくるとどうもぐったりしていて、ついつい更新をさぼってしまう傾向にあるようです。あるいは、既に日付が変わっているのでやめてしまうとか……。せっかくおいで下さった方々をがっかりさせないためにも、もう少しこまめに更新したいと思います。っていうことは前から言っているような気も……。
 会社は実務に入りましたが、何とかこなせています。研修期間に比べてやはり責任が大きくて時にはめげそうにもなるのですが、先輩方のさりげないフォローや同期の励ましに助けられています。本当にありがたい限り。体力的にちょっとばてぎみですが、よく寝るようにして乗り越えたいと思います。そうそう、水分の取りすぎにも注意しなければ。
 最近梅雨のせいで鬱陶しい天気が続いていますね。夕方にはとんでもない雨が降って痛い目を見たりもします。皆様、お出かけの際はお天気に関わりなく傘を持って行くことをおすすめします。そして、寒暖の差が激しいので風邪には気をつけましょう。

 

2000/ 7/ 4(火)
 昨日、今日と夕方に集中豪雨。昨日は定時頃にはすっかりやんでいたので特に困らなかったのですが、今日はちょうど定時の頃が最盛期。おかげで1時間近く会社に足止めされてしまいました。昨日はサークルの同期と飲みに行っただけに早く帰りたかったのですが。

 とても残念な出来事。それはパソコン通信のPC-VANがサービスを終了するということです。今のようにモデムやパソコンの性能が発達していなかった頃、テキストのみのパソコン通信こそが今で言うインターネットの役割を果たしていました。私は小学校6年の頃から少しずつ触れるようになり、中学校の頃はパソコン通信からTRPGを知り、高校ではTRPGのセッションをパソコン通信で行い、大学ではレポートのためにリサーチをお願いしたり合唱コンクールへの参加方法などを聞いたりと、まさに私のライフワークだったのです。しかしモデムやパソコンの性能が向上するに従って画像などの大容量データもやりとりできるようになり、さらに別サービスのパソコン通信にはアクセスできないというある種の排他性がネックになってかパソコン通信は次第に下火になっていきました。
 最近はTVのCMでおなじみのbiglobeの前身が実はPC-VANであることを、はたしてどれくらいの人が知っているのでしょう。biglobeの会員にでさえ、パソコン通信サービスも受けられることは知られていません。そしてこの7月1日以降の入会者はパソコン通信サービスを受けられなくなってしまいました。PC-VAN自体も来年の2月には閉鎖されてしまうようです。一つの時代の流れとは言え、悲しい限り。
 しかし。しかしです。biglobeのアクセスポイントからアクセスすれば、Web上から書き込んだりする事は可能なようです。今までのようにテキストオンリー故に快適な環境は臨むべくもありませんが、それでも全てがなくなるわけではないと思うと少しは慰められます。
 私も最近はインターネットに移行しつつありますが、古き良きパソコン通信のことは忘れないようにこの胸に刻み込みたいと思います。

 

2000/ 7/ 2(日)
 7月! いよいよ明日から部署に本配属。今までは研修期間ということで研修課題をやって定時に帰る日々だったのですが、これからは責任ある仕事をこなして必要なら残業もするぞ、という日々になります。何はともあれ、体力勝負なんだろうなぁと思う今日この頃。自分の時間を単なる体力回復の時間にしないで自分のやりたいことをやるためにも、ある程度の体力はつけないといけないなぁと痛感しています。

 そういえば、今朝の新聞で「今春の新入社員は人並み以上に仕事をしたがる人が多い」という記事を見かけました。「人並みでよい」と思う人は意外に少ないようです。確かに私も「そこそこ出来ればいいじゃん」とはなかなか思えないですね。私が妙なところで完璧主義だからなのかもしれませんが。今の心配は、どこかで失敗したときに立ち直れるかどうかと、燃え尽きてしまわないかどうかという点です。一人で暴走しないようにしないといけないなぁ、と自分で思っていればある程度は大丈夫でしょうか。

 今日は友人宅でTRPG。最近はなかなかTRPGをする時間がなくなりつつあるのですが、TRPGにこだわらない幅の広いつきあいかたが出来ている(ように思われる)ので私としてはわりと満足しています。なかなか時間が合わなくなるでしょうから、今後とも友人とのつきあいは大切にしたいと思います。

 

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